2005年からここでブログを書き始め、2013年に閉じようか一度迷った。
思春期の子どものことを、ここでネタにするのは、それを読んだ娘たちはどうなんだろうと思ったからだ。
それでも10年は続けてみたいと思って、2015年まで続けて、いちど閉じることにした。長女(お姉ちゃん)は15歳、次女(まるちゃん)、13歳、三女(あーちゃん)8歳でした。
きっかけは、あった。
本当に、本当の意味で、これはまずいと思ったのはブログではなくInstagramだった。
次女のお友達が私のインスタを発見して、載せていた次女の小さかった頃の写真を見て、からかったのだ。
そのお友達は、単にかわいいと言っただけかもしれないし、もしかしたら辛辣にからかったのかもしれない、真相はわからないが、次女は、はっきりと私に、「もう勝手にアップしないで」と言った。
それは、もちろん写真の事だったわけなんだけれども、本当に可愛らしい写真だったのに、そんなふうに思ったりするって、受け取り方って人それぞれなんだよな、と思い改まった。
これから、思春期を迎える子どもたちが嫌な思いをしないように、考える時が来たなと思ったのだ。
実は、私は、ここ(ブログ)で、ものすごく嬉しい経験と、悲しい経験をした。
嬉しかったことは見ず知らずの方達が、私に個人的に励ましメール?や、ありがとうメールをくださったこと。
悲しかった事は、見ず知らずのサークルの中で、私のことがネタにされていて、とても辛辣な言葉でアップされていた。
それ以来、何かを、ここに書くってことはそういう事態も全て受け止めて、心を乱されないよう気をつけるってことだと、「肝に銘じて」「覚悟して」続けていたのだが、思春期になり始めた娘たちは、日常の自分達のことを勝手に書かれてる、それをどう受け止めるんだろうと思ったら怖くなった。
それ以降は、自分の想いは日記に綴ったり、生徒さんに話したり、別の場所で誰かと共有したりして過ごしていたのだが、数年前に家を出た次女が、私のブログを読み返して、そこでのエピソードに笑ったり、思い出したりしてると聞いて、また書いてもいいの?と聞いてみたのだ。
いいよ。書きなよ。
と。
でもまだ、私は考えあぐねていた。
ここ数年で一気にSNSは日常化し、当たり前になったんだけど、その世界とリアルな世界と私自身、平衡を保つ自信がまだなかった。
それから、2年ほど経つが、やっと最近、自分にスペースができた。
余裕がなければ、SNSの世界は難しいと思ってる。ここではその10年でいろいろな経験をさせてもらったと思っていて、一旦やめて、そしてまた、時代が進んで、私も進んだ。
そんなことから、またちょっとここに綴ってみようかなと思って戻ってきました。
どこまで書けるかな。続けられるかな?
まぁ、ゆるゆると書いてみます。