それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「プロ野球でAI審判を導入すべき100の理由からの一部抜粋」なのだ。

2022-04-24 17:59:04 | Weblog
 2022年4月24日、プロ野球のオリックス-ロッテの試合で、審判が投手に詰め寄るという事件が発生した。原因は、審判の判定に投手が不服な態度を示して、それが審判の気に障ったからから・・・らしいけど、それは周囲の人が状況から読み取った可能性の話でしかなく、本当の所は誰にもわからない。
 この審判、どうもプロ野球ファンからは目を付けられている人らしく、過去にも問題判定(誤審)や言動を何度も繰り返しているらしい。で、また審判らしからぬ行動をやらかしたという事で、ファンの間ではこの人の批判だけにとどまらず、審判のあり方についての議論が湧き上がり、その中に「AI審判の導入を急いで欲しい」という意見もあった。
 野球のAI審判は、技術的にはもう可能らしいけど、過去にアメリカで実証実験した所、ルール通りに判定するとストライクがなかなか入らず、その結果導入はしばらく見送りになったとか。・・・って状況があるんだけど、筆者的にはこれに納得ができないのだ。
 というのも、まず、AI審判でストライクが入らないのは、投手の問題だ。今までの人間の不確か判定に甘えていたからそんな体たらくになったわけだから、ただただ投手が頑張りなさいというだけの事だ。
 また、ルール通りに判定したらストライクが入らないというなら、ルールを改訂してストライクゾーンを規定し直せば良いだけだと思う。現状、暗黙の枠広ルールでまかり通っているのだから、そっちに合わせれば良いと思う。
 さらにアイデアを出すなら、『日によってストライクゾーンが変わる』ようにしても良いと思うのだ。ゴルフの、グリーンのカップの位置のように。で、試合前、ないし試合前日に、関係チームにも解説者やテレビスタッフとかにもきちんとそれを示すのだ。「この試合はこれで行きますよ」と。どんなにゾーンが変わろうが、AI審判は正確に判定するので、人間側がそれに合わせる。それでも十分に成立するだろう。大体、昔から現在まで球場毎に球場の形が違ってフェンスの高さが違って、ホームランが出やすい・出にくいとかってのが厳然とあるのに、「不公平だ!」「統一すべきだ!」声がろくに上がってないんだから、こっちのアイデアだって別に構わないんじゃないだろうか?ま、そもそもストライクゾーンが変わる事の意味、価値は、野球に詳しくないからわからないけど。
 「AIにより人間の職が失われる!」みたいな声はあちこちの分野であるけど、原初、ヒトをヒトたらしめたのは道具を利用しだしたからであり、過去、何らかの道具の登場によりその分野に関係していたために職を失った人は少なくないだろうけど、分野的には精度・効率が上がり生産性は向上し、他の分野や一般世間にも新たな時代が到来した例は沢山ある。なので、プロ野球のAI審判もプロ野球の向上に繋がるだろうから、早々に導入すれば良いと思うのだ。
 というわけで、筆者の投げた“ボール”が、はたしてどういう判定に繋がるのか、・・・というか一人で壁に向かってボールを投げているだけかもしれないけど、何がどうなるのか考えていたら今日はなかなか寝付けないかもしれない。

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