Wouter Weylandt
1984.9.27~2011.5.10
何と哀しい事だろう、Giroの第3ステージ終盤のボッコ峠の下りで落車したワウテル・ウェイラント(ベルギー、レオパード・トレック)が命を落としてしまったのだ。
まだ26才である、昨年のGiro第3ステージで優勝し今年はやっと怪我から復帰との事だったようだ。
以前からそれ程知った名前ではなかったが、1995年ツールで、ファビオ・カサルッテリが落車し顔と頭を強打してから、グランツールでは死亡者が出ていなかったので、画面から目を離す事が出来ず。
この時にはヘルメットは義務化されておらず。
事故原因はメイン集団から遅れ、単独で走っていたウェイラントが後続を待つか迷っている時に壁もしくは高いガードレール代わりの縁石にハンドルとペダルを取られてそのまま縁石に顔を強打したとか?
華やかなGiroの舞台が最悪のシナリオになってしまった。
それに輪を掛けるように報道されたのは、彼には9月に第一子が生まれる予定だったと言う事である。
第4ステージは、ワウテル・ウェイラント(ベルギー、レオパード・トレック)の追悼レースとして行われ、ゴールの着順を含むすべてのリザルトを争わないニュートラルステージになり、皆思いを込めて彼を送り出したのだ。
ガーミン・サーベロのタイラー・ファラーは、ウェイラントの大親友だった事もあり哀しみが癒えずこのステージでGiroを撤収。
レオパード・トレックはチーム全員で撤収を決めたようだ。
哀しみに溢れたGiroであるが、残されたチームは今日は過酷なストラーデ・ビアンキのダート区間を激走している。
Giroは止まらない。
ヘルメットを冠っていたのに、と思ったのですが、顔面を縁石に強打してしまいそれが致命傷となってしまったようです。
パンターニが走っていた時に、彼のヘルメット姿を見た事がなかった気がしたので、
ローラン・フィニョンが亡くなった時にブログの返信で書いたかと思うのですが、2003年のマントのマヨはヘルメット冠っていなかった。
2004年辺りは平地と下りが義務化されていたようで、山頂ゴール時はヘルメットを外しているシーンがありましたね。
多分2005年から完全義務化になっているのでは?と思います。
自転車乗りが格好悪いとか?面倒とか?重いとか言って、颯爽と冠らない方が多く見られますが、自転車と言うものを甘く見ている気がします。
聞いたりすると、自分は平気だからとかお前に迷惑掛ける訳じゃないからとか?いろいろ言ってますが、やはり私は冠るべきだと思います。
もし冠られていないあなたが車に乗って、自転車を引っ掛けてしまったとします。
冠っていて怪我だけで命には別状なく助かったのと、冠っていなくて即死だったら?もしくは寝たきりになってしまったら?
そうなってからでは遅いんです、それだけでも周りに迷惑を掛けているんですよ。
自分が加害者になった事を考えてから、自転車に乗り走って下さい。
自転車はファッションではありません、ましてロード系のバイクをかっ飛ばしている方は特にです。
そう言う訳でウェイラントの追悼だけではなくなってしまいましたが、考えさせられた次第です。
ワウテル・ウェイラントの御冥福をお祈り申し上げます。
1984.9.27~2011.5.10
何と哀しい事だろう、Giroの第3ステージ終盤のボッコ峠の下りで落車したワウテル・ウェイラント(ベルギー、レオパード・トレック)が命を落としてしまったのだ。
まだ26才である、昨年のGiro第3ステージで優勝し今年はやっと怪我から復帰との事だったようだ。
以前からそれ程知った名前ではなかったが、1995年ツールで、ファビオ・カサルッテリが落車し顔と頭を強打してから、グランツールでは死亡者が出ていなかったので、画面から目を離す事が出来ず。
この時にはヘルメットは義務化されておらず。
事故原因はメイン集団から遅れ、単独で走っていたウェイラントが後続を待つか迷っている時に壁もしくは高いガードレール代わりの縁石にハンドルとペダルを取られてそのまま縁石に顔を強打したとか?
華やかなGiroの舞台が最悪のシナリオになってしまった。
それに輪を掛けるように報道されたのは、彼には9月に第一子が生まれる予定だったと言う事である。
第4ステージは、ワウテル・ウェイラント(ベルギー、レオパード・トレック)の追悼レースとして行われ、ゴールの着順を含むすべてのリザルトを争わないニュートラルステージになり、皆思いを込めて彼を送り出したのだ。
ガーミン・サーベロのタイラー・ファラーは、ウェイラントの大親友だった事もあり哀しみが癒えずこのステージでGiroを撤収。
レオパード・トレックはチーム全員で撤収を決めたようだ。
哀しみに溢れたGiroであるが、残されたチームは今日は過酷なストラーデ・ビアンキのダート区間を激走している。
Giroは止まらない。
ヘルメットを冠っていたのに、と思ったのですが、顔面を縁石に強打してしまいそれが致命傷となってしまったようです。
パンターニが走っていた時に、彼のヘルメット姿を見た事がなかった気がしたので、
ローラン・フィニョンが亡くなった時にブログの返信で書いたかと思うのですが、2003年のマントのマヨはヘルメット冠っていなかった。
2004年辺りは平地と下りが義務化されていたようで、山頂ゴール時はヘルメットを外しているシーンがありましたね。
多分2005年から完全義務化になっているのでは?と思います。
自転車乗りが格好悪いとか?面倒とか?重いとか言って、颯爽と冠らない方が多く見られますが、自転車と言うものを甘く見ている気がします。
聞いたりすると、自分は平気だからとかお前に迷惑掛ける訳じゃないからとか?いろいろ言ってますが、やはり私は冠るべきだと思います。
もし冠られていないあなたが車に乗って、自転車を引っ掛けてしまったとします。
冠っていて怪我だけで命には別状なく助かったのと、冠っていなくて即死だったら?もしくは寝たきりになってしまったら?
そうなってからでは遅いんです、それだけでも周りに迷惑を掛けているんですよ。
自分が加害者になった事を考えてから、自転車に乗り走って下さい。
自転車はファッションではありません、ましてロード系のバイクをかっ飛ばしている方は特にです。
そう言う訳でウェイラントの追悼だけではなくなってしまいましたが、考えさせられた次第です。
ワウテル・ウェイラントの御冥福をお祈り申し上げます。