昨年染めましたショールを今年ふたたび元気に育ったローズマリーで重ねて染めてみました。
ハーブ染めでしょうか。
煮出しだしてから、染めている間中に、ローズマリーの香りに包まれて、とてもリラックスするような目が覚めるような気持ちよい香りでした。
何度も、加熱しながらの染液と、媒染液につけてまんべんなくしみこませてゆく、ゆっくりと時間が過ぎます。
なんどもそれを繰り返し、最後に水分を脱水をして、きれいに伸ばしながら干す。
陰干しで乾いた、少し暑さで温かい生地に顔を近づけるとほんのりとローズマリーの香りが広がり、それがまた心地よく^^
少しづつ香りは消えてゆくと思いますが。
インド綿のコットンガーゼショールになり、インド製っぽいといいますと(とてもひとくくりにしてはいけないし)抽象的すぎますが、 かなりさっくりとしました、インドのコットンガーゼのショールになります。
地植えにて力強く育ちましたローズマリーを利用したのが、色にも表れるようなどしっとした雰囲気も感じました。
今回は、ショールの横左右で、2つの媒染にてグラデーション(濃淡)が入っており、
鶸茶(ひわちゃ)色をベースに、海松茶(みるちゃ)色が片側にかぶさっているような感じです。
こうやって、色を重ねて深くしてゆくことができるのがまた魅力の一つです^^
ハーブ染め*コットンガーゼショール*ローズマリー染め