クレッシェンド最終公演

ハンドベルグループのクレッシェンドの最終公演を聴いてきました。

指揮は太田和男先生。関東学院中高の音楽教師で、私も中学1年から教えていただいた恩師です。太田先生はテノール歌手として活躍されていましたが、就職してからハンドベルに出会い、日本ではまだ知られていないこの楽器を手探りでどんな音楽が作れるのかと模索しながら50年。今では世界を代表する指導者です。このクレッシェンドは旭区民文化センター「サンハート」主催のワークショップの卒業生の皆さんで、関東学院のハンドベル部の卒業生だけでなく、地域の方々も一緒に20年歩みを続けてきました。太田先生は今日の20回目の演奏会で引退、クレッシェンドも解散です。アンコールの一つに中田喜直の「夏の思い出」を演奏したのですが、先生が誰よりも大きな声で指揮をしながら歌っていらっしゃって、胸が熱くなりました。太田先生は私の教育実習の指導教官でもあったのですが、夏の思い出も授業で使った曲の一つです。もちろん中学1年生の時に先生から授業していただいた曲です。いろんなことを思い出します。
いつまでもお元気で。またお会いできますように。