アルギエバ・３１

何もできないくせに
偉そうに言うやつが
すべてをだめにするのだ

馬鹿は
勉強をして高くなったやつが
うらやましくてならず
自分も勉強して高くなればいいものを
それをせず
元から自分の方がいいのだにしたくて
すべてを捻じ曲げる

いいことをしたやつを
いやなやつだにするために
そいつとそいつのやったことを
ばらばらにして
けなしつくして
いやなものにして
いずれは馬鹿なことになるのだから
あんなことをしても無駄なのだと
まじめに勉強したやつを
しこたま馬鹿にするのだ

人のためのふりをして
人がつらい思いをするようなことを
平気で言うのも
人のためではない
自分だけが偉いということにするために
幻の理屈を作って
人を馬鹿にし続けているのだ
そんなことばかりして
あらゆるものに嫌われているというのに
馬鹿の権力を過信して
未だにやめられない

科というものを
無数の角のように
自分の体から生やして
人を傷つけ続けていることに
気付かない
そういうものは
生きているだけで迷惑だ

改める気がないのなら
別の国へ行け
いやなことをするやつは
違うところに行け
もう
神の国に来てはならない

我が名はアルギエバ
獅子の星である