クッキーのブログ

我家のマスコット犬周辺のできごとを徒然なるままに

皇居 と 三の丸尚蔵館

2024年06月12日 | Weblog

昨日、

皇居三の丸尚蔵館へ行きました。

事前にオンラインでの日時指定の予約しました。

皇居は

東京方面へ出かけても、いつも通過点で足を運ぶことがなかったので、

早めに着いて、まずは皇居の見学です。

 

東京駅の丸の内側改札から大手町~皇居・二重橋へと15分程歩きます。

 

二重橋は他には類を見ないような重厚な造りでした。

道路沿いには観光バスが何台も止まっていました。

 

二重橋から、広ーい砂利がひかれた広場を

遠くにビル群を見ながら東御苑へ歩きます。

子供が結婚式を挙げたホテルも見えます。

 

右手にはビル群、左手にはお濠とお城の石垣を見ながら東御苑へ。

大手門を入るときには手荷物検査があります。

 

入ってすぐに 『三の丸尚蔵館』今回の目的です。

 

尚蔵館で伊藤若冲や横山大観の名品を鑑賞後、

天守閣跡へ。

天守閣跡から見ると

今は、何もない広場ですが、

当時の本丸御殿の説明がありました。

「なるほど~ 大奥ってここにあったのか~」

 

竹橋門から北の丸へ抜けるコースがありましたが、北の丸はパス。

昼食をとりたかったので皇居を後にして神保町へ。

鰻を食べたかったのですが、お目当てのお店は12時半には売り切れ・閉店で食べられず。

そのまま、地下鉄で帰えることも考えたのですが、

また来ることはないかな?二の丸を見学したいなと、

再び歩いて平川門から、皇居へ。

竹橋門も平川門も入る時には手荷物検査があります。

 

二の丸は菖蒲がきれいでした。

木漏れ日の道を歩いて大手門へ。

大手町~東京駅と、

高層ビル群を見上げながら来た道を歩き帰路につきました。

 

・・・・・・・・・・・

 

『皇居三の丸尚蔵館』

 

         

 

 

 

 

 

伊藤若冲 4幅 (写真撮影が許可されている作品のみを撮影)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横山大観<朝陽霊峰>

 

 

 

狩野永徳<唐獅子図屏風>

展示数は少ないのですが、

記憶に残る名品ばかりでした。

『本物』を鑑賞ことも大切ですね。

 

日時指定で、さらに入館人数の制限もあったので、

ゆったり鑑賞することができました。

足を運んで良かったです!

 

〈やまざくら(夫のペンネーム)の談〉

特に、この大観の大作は、

大観がどこから描写したのかと詮索するよりも、

富士と向き合っている大観の心象風景を窺える気がして、

暫し見入ってしまいました。

 

若冲は、言うまでもなく、

鶏をモチーフにした一連の作品で特に有名です。

若冲は家の庭に鶏を何羽も放し飼いにして、

その動きを綿密に観察しデッサンを重ねていたそうです。

このデッサン力に、他の追随を許さない鶏冠の赤を加え、

今にも動き出そうかという、その迫力は圧巻です。

 

今回の展示会のポスターにも採用されている若冲の動植綵絵の孔雀は、

高級な絹地を用いて裏側から彩色し、独特な孔雀の羽の透明感を描き出しています。

細かい描写だけではない、圧倒的な技量に魅了されます。

 

また、訪れたいと思いました。

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