「いってきまスカンク」は思いもよらなかった。
ぎゃふん!やられた~!
ようやく「冷たい熱帯魚」を観に行きました。
新宿まで行ったのだが、山手線は間引き運転していると思いきや、祝日なのに短い時間間隔で運行していましたよ。しかも、行きも帰りも空席率40%ほど。おいおい、いいいのかよ、JRさんよお?
この映画のベースは1993年の埼玉愛犬家連続殺人事件がベースになっている。この事件の主犯のアフリカンケンネルの店主・関根元ちゃんはそのダイナミックな犯行ぶりで当時は我々好事家のアイドルなりました。アタシの尊敬する特殊漫画家の根本敬氏なぞは元ちゃんをモデルにしたオ漫画「魔性の母乳」を「ガロ」誌上に連載していたもんな。そう言えばこの映画の監督の園子温は同時期に「ガロ」で自分のゲリラ的路上パフォーマンスの「東京ガ・ガ・ガ」を紹介していたな。
案外「魔性の母乳」にインスパイアされていたりして。
ストーリーは冴えない熱帯魚屋の店主・社本があることがきっかけで同じ町の大型熱帯魚屋の社長・村田と知り合い、その村田の「話術」と「押しの強さ」に負けて殺人の共犯者になり破滅の道を辿るというもの。
社本には吹越満(元・ロボコップ演芸。)
村田にはでんでん(お笑いスター誕生。俺だよ、でんでんだよ。)
が演じるのだが、主演の吹越満も良かったが、でんでんの存在感が抜群!
まるでリアル・吉田佐吉。わかり易いたとえならリアル・ジャイアン!
村田の豪放磊落さを見事に演じました。
アタシの中では今年度の日本アカデミー賞の助演男優賞はでんでんに決定!
スノードームはオサレとなどと勘違いしてる輩はこういう死と暴力に満ち溢れた映画などは観ないとは思うが、そろそろ公開が終わってしまうので急いで観るべし。
俺に逆らった奴は、みんなこうなっちまうんだよ!
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