思えば構想3年、製作期間は‥5カ月くらいかな？(笑)
アタシが根本さんの漫画を見たのが10代の終わりの頃、既に中学生の時の第2次つげ義春ブームの頃につげ義春の漫画を見ていたので「ガロ」系には馴染んでいたのだが、そのカタルシスさえ感じる下品さと汚ッたない絵にノックアウトされ特に好んで見るようになり、20代の終わりの頃に根本さんの語り下ろしの「因果鉄道の旅」を読み、神の啓示を受けたような気がして自分の方向性を定め「根本敬原理主義者」に。
ちなみに「因果鉄道の旅」とその後に出た「人生解毒波止場」はアタシにとってバイブルで今でもナニかにつけ行き詰った時は読み返して方向性を再確認し、「でも、やるんだよ！」はアタシの座右の銘である。
その後、30代の最初の頃にひょんな事から根本さんの本やビデオに登場する「亀一郎」と友達になり、彼から根本さんがあの奥崎謙三を題材にして撮った「神様の愛い奴」のプレミア上映会に誘われ根本さんと初遭遇！でも当時のアタシはまだまだウブで憧れの人に話しかける事は出来なかったが、奥崎謙三には握手をしてもらった。
そして時は流れ50代になり、東陽片岡センセのおスナック「秋田ぶるうす」での世界最高齢のラッパー(笑)坂上弘さんのおライブで根本さんの隣に偶然座り、何かご挨拶をしようと思ったが当時は「ゲルニカ計画」の時で忙しかったらしく根本さんはライブ終了後にそそくさと席を立ってしまった。
その後、次にスノードームを製作する時は根本さんのスノードームを作りたいと漠然と思い続け、2020年の1月に美学校の根本さんの展示の際に居合わせた根本さんに初めてご挨拶してスノードームを作りたいことを伝えたら‥すぐにコロナ騒ぎに‥。
しかしコロナ禍の中でも根本さんの展示には駆けつけ、昔アタシが作った村田藤吉フィギュアと友人が作った亀一郎を根本さんにプレゼントしたりして。(笑)
そしてコロナが落ち着きだした昨年の10月頃からウットリ刀でスノードーム製作をスタートさせ、根本さんに正式にイラストをお願いして、なんだかんだで一昨日やっと販売に至る。
元々は「村田」を立体化したガラス製のスノードームを作ろうと思ったが、それだと根本さん独特の「世界観」が出ないと考え、安直だが描き下ろしのイラストを今はあまり見かけない昔ながらのオーバル型のプラスチック製のスノードームの中に収めたのであります。昔ながらのオーバル型を選んだのは「初心に戻る」意味で、アタシが最初に手作りで作ったスノードームがオーバル型だったからなのであります。
そして拙クールラッシュのトーキョースノードームのコンセプトは「自分が欲しくなるスノードーム」が元々のコンセプトなのであります。
なんてったって1番最初に製作したのが「銭湯」のスノードームなんですから、アナタ。
そうです、根本敬さんのスノードームを1番欲しいのはアタシなのであります。
世界中のスノードームコレクターやこのおブログを読んで喜んでるアナタじゃなくて、アタシ。
しかしながら、いつもの事だが販路を考えずに製作するのでこのスノードームは今のトコロ拙クールラッシュのHPスノードームのクールラッシュ！と中野ブロードウェイのサブカルショップのタコシェタコシェオンラインショップと今週末辺りからAmazon（根本敬スノードームで検索してね！）と代官山蔦屋のイベントのサブカル市【フェア・イベント】サブカル市 | 代官山T-SITEのTake UMEのブースでのみでの販売であります。
もし「根本敬画業40周年突破！」スノードームや「吉岡里奈イラスト」スノードームを取り扱いたいと思ってらっしゃるお店がありましたらお気軽に snowdome@coolrash.com 迄ご連絡お願いします。
