ただ日常をダラダラと‥

年末の町中華のお伽話

少し前、谷中の町中華の「珍々亭」の入り口にこの様な貼り紙が。





「花泥棒は罪にならない」と古人は言うが、人んチの鉢植えをカッパらうのはリッパな泥棒だよな。
それをかなりの達筆な文字と絵で優しく諭す、店主。
しかし、カッパらった鉢植えを飾って楽しいのかな?カキ泥棒は。
まあ楽しいからカッパらうんだろうな、世の中には色んな人がいるよ。
そんな奴が優しく返すように諭されてもカキの鉢植えを返す訳がない。

そして一昨日、件の珍々亭の入り口に新たな貼り紙が。



軒先からカッパわれたカキの鉢植えが善意の人によって新しくなって返って来たよ。
しかも軒先にソッと置いて去る奥ゆかしさ‥善意の人は大事な鉢植えをカッパわれた店主を自分の事の様にココロ痛めたのだろうね。
栗良平の「一杯のかけそば」の何十倍何百倍も心温まる年末のエエ話だよ。
まるで現代のお伽話の様だ。
カキ泥棒には大きな罰が当たります様に。
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