コメント
 
 
 
なるほど (空猫)
2010-01-13 05:34:11
こう言われてみれば、数え年の方が確かにわかりやすいですね。
厄年など、数えで考えなければならない場合は、すぐに頭がこんがらがってしまっていたのですが、この説明を読んでみて、意味がわかってきました。

「江戸時代の気分」という言葉、いい味ですね。

いつも引用メインで本の世界観を見せつつ、ナビゲーターとして現実との橋渡しをしてくださる手法に、ほっと温かいものを感じます。
本の紹介といえば、あらすじや要約を書くものだと思っていましたが、こちらのやり方の方が、世界観が味わえて楽しめますね。作者の語り口調や言葉の選び方に、人柄が滲み出る感じがします。
 
 
 
本の紹介 (小川)
2010-01-13 13:25:16
空猫さん、こんにちは。

このような文章を読むと、この本を紹介して本当に良かったと思います。

「本の紹介といえば、あらすじや要約を書くものだ」と私も思っていたのですが、あるとき朝日新聞の書評欄を読んで気づきました。私はお気に入りの書評家を選んで書評を読み、感心して切り抜きまでし、結局その本自体を読んでいないと。

ここでは、あくまで「この本を手にとって読んでもらいたい」ということで紹介しています。私の要約や感想を書いたところで、その本の魅力は伝わらないでしょう。私個人には、人に読ませるチカラもありません。そういうわけで、引用に毛が生えたような紹介の仕方になっています。邪道かもしれませんが、私にとっては今のところ最良の方法なのです。
 
 
 
わかったような気がしました。 (空猫)
2010-01-14 04:57:35
小川さん、おはようございます。

私が上記コメントのように「温かいものを感じる」のは、きっとその出過ぎない配慮というか、思いやりのような部分に反応しているのでしょうね。

確かに私も、好きな書評家という方は存在しますし、そういうのを読んでしまうと、その本のことを知ったような気持ちになって満足してしまいます。
でも、「評」というもの自体、どこか上から目線で尊大な感じが抜けませんし、実際に読んでみて裏切られることもある。思えば「評」自体が、自分の考えを読ませるために書かれているのだし、対象本の読書を後押しする気なんてないのかもしれませんね。

ほんと言うと、最初に小川さんのお薦めを見た時は、「回りくどいことをしている」と感じる部分もありました。それほど「赤の他人の読書感想文」を読むことに慣らされている自分というものを知り、今少し驚いています。

私はこちらの紹介の仕方の方が好き(性に合っている)かもしれません。
これからも楽しみにしています。
 
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