第76期文演（21/3/27～21/5/29）アンケートからです。
きょうは、大学生のＸさん。
2021-04-27「1日を非常に短く感じるようになった」のＸさんです。
Ｘさんの文演アンケート
Ｑ．1 当講座をどんな目的で受講しましたか？
Ａ．1 速読の訓練によって、集中力や処理能力の向上は見られるようになったが、文章の読み方や書き方などの構造に関わることは理解がまだ浅かった。受講を決めたのは、その理解を深めたいと思ったため。構造に関わる理解を深めることにより、普段の読書にも好影響を及ぼすだろうという算段もあった。それに、松田さんに受講を勧められたことも大きい。
Ｑ．2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか？
Ａ．2 主なものとして2つある。1つは、文章の構造に関するものだ。予想通り、文章には構造的に理想とされる形があり、読者の視点に立って漢字の使用基準などが考慮される必要がある。良いと思っていた文章でも、構造として全く不十分であると指摘されることが多々あり、非常に参考になった。もう1つは、内容に関するものだ。内容に関しても、構成や段落、タイトルまで練られていなければならない。内容に関しては盲点だった。というのも、内容に関しては、論理や表現さえ整っていれば十分であると思っていたからだ。自分が最初に読んで違和感を全く感じなかった文章でさえ、松田さんの指摘を聞くと、「なるほど確かにそうだ」と思わされた。
Ｑ．3 宿題の「要約」はどうでしたか？
Ａ．3－1「授業前」 授業で教えられた部分に関しては、できる限り忠実に従うように努めた。要約であるから、自分で表現しなおすことは全くしないようにした。
Ａ．3－2「授業後」結果、自分の要約は全く不十分であったように思われる。表現という意味では、多少自由度を上げても良かったのかもしれない。
Ｑ．4 全体的な感想をお聞かせください。
Ａ．４ 文章演習講座と言われても皆目検討もつかなかったが、受講するごとに文章について正面から向き合えるようになった。良い文章と悪い文章とをわかつものは一体何であるのか、多少なりとも理解できたように思う。これは、受講したからといってすぐに素晴らしい文章が書けるようになる類のものではない。受講し終えて、やっとスタート地点に立つ、と言ったほうが近いだろう。文章は書かねば磨かれまい。
1回提出時（一発勝負）は、みなさん似たような内容です。
そこで勝負をかけたＸさんは見上げたものです
以下は、Ｘさんの受講100回目アンケートと最新スコアです。
「Ｘさんの受講100回目の主なスコア21/7/28」
マイナス・困っていることは特にない。いくつか伸び悩みはあるが、脳の最適化を待つことと試行錯誤によっていずれ超えられると思っている。これは今までそうだった。スピードチェックに関しては、先日講師の方からスコアをもっと伸ばしていけるはずと言われたので、意識的に負荷をかけながら試行錯誤を行いながら進めていく。ロジカルテストに関しては、時間を気にしてロジックを省略してしまうパターン（特定ミスパターン）がある。2回のうち1回は正答率重視で取り組んでみても良いのかもしれない。というのも、特定パターンに対するこの癖を矯正しない限り、正答率が向上しないように思われるからだ。
プラス・読字に関しては、日常生活では他者に比してほぼ優位性を築くところまでは到達したように思う。しかしながら、自分としてはまだまだ不十分だと思っており、より高速で読み込んで処理することで、思考に及ぼす好影響と時間対効果の両方をもっと追求できるはずである。2010年代以降、インターネットやサービス等、外部環境の変化で個々の持ちうる時間の希少価値がかなり高くなったと思っているので、こうした能力の獲得は大変ありがたい。
「Ｘさんの受講100回目の主なスコア21/7/28」たてサッケイド大32 数字ランダム107・99 数字ＢＰ57－5（2分）漢数字一行五→540、六→450、七→100 たて一行ユニット268・220 スピードチェック22/40（42秒）・40（50秒）ロジカルテストFタイプ26/30（2分50秒）・26/30（2分57秒）スピードボード5×528/30（2分55秒）・28/30（2分58秒）イメージ記憶11/40（15秒）21/40（15秒）イメージ読み77個（30秒）倍速読書『星落ちて、なお』6,400字/分・理解度Ａ※数字ＢＰ・スピードボードは、前回のスコアです。
Ｘさんの「10回ごとアンケート」は骨太です。
受講50回未満の生徒さんには参考になります。やる気になります。
Ｘさんの妹Ｃさんが頑張って通っています。
いま、第77期文演を受けています。 
真
※クリエイト速読スクールＨＰ
