goo

どれだけ上乗せできるかは受講者にかかっている

  第73期文演19/9/7~11/16アンケートからです。

   きょうは、司法書士試験に合格したTさん

 
209-10-09松田さんの葛藤が見ていてわかった」のTさんです。  



    Tさんの文演アンケート


Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 
普段目にする文章に、スッと頭に入ってくるものとそうでないものがある。そうでないものが、頭に入ってこない理由が明確になるのではないかと思い受講した。


Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?    
A.2 
様々な文章を読み、良いところ、悪いところを言語化することにより、どのような文章が自分の好みに合うのか整理ができた。・悪い文章には明確な理由があることが分かった。自分の文章が悪い文章にならないよう、気を遣うようになり、文章を書くのが怖くなった。できることなら、このアンケートも書かずにいたかった(笑)・避けるべき表現を意識するようになった。今まで流していたが、読んでいる途中に引っかかりが多くなった。


Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?    
A.3-1「授業前」
修正しては元に戻す作業を何度も繰り返した。要約から少し離れようと思い、時間を空けてみようとしたが、気になってしまい結局離れられなかった。・考えれば考えるほど、正解から離れていく気がしてならなかったが、気になり修正を繰り返してしまう。蟻地獄にはまった気分だった。・課題以外の文章中、松田さんが重要な点として線を引いた箇所と、自分が重要と思い線を引いた箇所の違いを見比べ、自分が要点と思う箇所の傾向が認識できたことは新たな気付きだった。また、松田さんが、なぜ重要としているかを考える時間が一番楽しかった。

A.3-2「授業後」全ては最終回のためにあるとまで言われたにもかかわらず、最終回に参加できずとても残念だった。仕方がないとはいえ、悔いが残る。・送って頂いたコメント付きの要約を読み、提出前の要約の方が良い評価をもらえたのではないかと思う。迷った結果、削った言葉がキーワドであったり、不要な点を膨らませすぎていたりと、反省する点ばかりである。最も反省すべき点は意訳しようとして失敗した箇所があったことである。素直に要約する道を模索すべきだった。最終回に出席していたら、酷評されたと思うと、尚更出席できなかったことが残念である。・他の受講者の要約は、自分が悩んだところや、うまく表現できていないところがきれいにまとめられており感心した。あぁ、と声が漏れた。自室で読んでいてよかった。 ・自分の要約の得点が気になる。


Q.4 全体的な感想をお聞かせください。    
A.4 文章の悪い点を見つける課題があり、常にどこが悪いのかを探していたため、文章を読む際、性格が悪くなっていたと思う。ただ、松田さんに文章の悪いところだけではなく、いいところも見るよう指導いただき、言われたことしかできていなかったことにハッとした。視野が狭くなり、文章を楽しむということを忘れていた。表面的な理解しかできていなかったことは恥ずべきだが、ハッと思うことは快感でもある。自分の至らなさを思い知ることも講義の醍醐味だと思う。 ・アンケートの記載に際し、改めて配布資料を読み返した。段階を踏む構成になっており、基礎から始まり応用に至る学生の頃の問題集を思い出した。今、改めて見返すと、とても価値のある講座だったと再認識できた。 ・まだスタートラインに立つ前だと感じている。時に資料を見直し、自分の常識となるまで本講座を染み込ませたい。

 ・受講前、松田さんが心配と繰り返していた理由が2回目の授業で理解できた。教室の運営は様々なところに気を遣わなければいけないので大変だなと思った。ただ、受講料を支払い、時間を使っているのにもかかわらず、課題を読んできていない人がいるからという理由で読み合わせをするということには驚いた。資料を持ってきていない中学生や、課題提出日にどの文章を要約するのか聞いてくる若者もいた。平日朝トレの方々との意識の差が大きいと感じた。 ・松田さんの講座のクオリティは、どの「期」も一定水準以上である。松田さんの提供してくれるベースにどれだけ上乗せできるかは受講者にかかっていると思う。鋭い指摘が多く、聞いていて刺激を受け、楽しかったが、発言者がある程度固定されていたのは残念だった。もう少し様々な意見がでれば、より充実した講座になったのではないかと思う。
 以上

 最終回欠席者に、「コメント付きの要約」を送ることなどはありません(誤読される危険もあります)

 今回は、1回延長したり、Tさん自身の帰阪があったため送らせてもらいました。

 また、通常、欠席者の宿題を最終回に取りあげることはありません。本人不在で言われっぱなしでは立つ瀬がありません。今回は、Tさんの要約を少しだけ取りあげました。『このような書き出しはしないように。詰め込みすぎてわかりにくくなっている』と。

 他は、さすがに、司法試験を諦めて司法書士試験にチャレンジしたら一発合格したという正確な読みでした(長くこの仕事をしてきて、このケースは初でした。それだけ難関ということです)



 これからは、どんなに忙しくても、作家の文章をたくさん読んで目を養っていってほしいです。                                       

 




              ※クリエイト速読スクールHP     

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 仕事以外にも... C3ターム終了... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。