12月24日、『図解でわかる 速読のすごいコツ』(以下、『図解/速読』)が出版されました。
2004年出版の『速読らくらくエクササイズ』・2008年の『キャリアが高まる 速読勉強法』同様、教室で実施しているトレーニングの基本形をほぼそのまま掲載しています。ふだんの生活で取り組みやすいよう、すべてのメニューをこなしたときの時間を60分に設定しています。さらにトレーニング回数が少ないという「声」を参考に、WEBで追加教材(問題)をダウンロードできるようにしました。
『図解/速読』は、「なぜ試験勉強にクリエイトのプログラムが役に立つのか」という疑問に答えるかたちの講義パートと、実際のトレーニングを盛り込んだ実技パートの2つに分かれています。
「教室でBTRメソッドを提供しているクリエイト速読スクールでは、比較的小規模ながらも難関試験への合格者を次々輩出しています。最難関の司法試験では、1993年以降29年連続75名の最終合格者が出ています」(p26)
なぜ多忙な司法試験受験生が、試験に直接関係のない目と脳のトレーニングをするのか? 講義パートでは、その理由を図解を交えながら解説しています。読んでいただければ、クリエイトのプログラムを信頼に価するものとご判断いただけるはずです。また、教室に通っている生徒さんにも、それぞれのトレーニングがどのように繋がっているのかを理解する一助になるはずです(さっそく「1冊購入して納得し、友達にしました」という生徒さんを見つけました)。
実技パートでは、教室同様のトレーニングをたくさんのコツとともに紹介しています。
初めて取り組む方のためへのアドヴァイスから、より高みを目指す方のためまでアドヴァイスが満載です。
こちらからのお願いは、ただ通読して終わりではなく、各教材に「とりあえず、まず1回トライ!」してみてほしいです(ただの読み物では、何も解決しない! 進まない! が、このプログラムの大前提としてあります)。
トレーニングを行ううえでイチバン大切なのは、集中できる環境を整えること。
自宅で集中できる方は自宅で、外のほうがよい方はカフェなど人目のつく場所で。
広めの机と、落ちついた環境が用意されたら、ストップウォッチ片手に用意スタート! です(書き込んでもコピーしても、どちらでも)。
「1回トライ!」が終わってから、前半の説明部分を読み通していただければ納得感が増すはずです。
いまの限界が限界ではありません。
自分の情報処理の限界拡張を目指すのが、本書です。
本気になったら、当ブログに登場する生徒さんのコメントやスコアをご覧ください 真
※クリエイト速読スクールHP