モラハラ状況下にいる人が、そこから脱出した後、
被害に遭っている状況を振り返ると、
「自分の思考が止まって、頭が働かなかった」
と感じる、というのは、よく聞くことです。
それは、当然の事だと思います。
では、どうしてそうなるのでしょうか。
モラハラ状況下にいる人の多くは、
自分が置かれている状況、息苦しさの原因が
分からないのです。
しかし、その原因を探して、いつも頭は働いているのです。
でも、堂々巡りで、一向に回答が出ない。そのうちに、
施行が麻痺してしまうのです。
つまり、頭がものすごく消耗して、
だんだんとまともに考えられなくなるわけです。
残念なことに、加害者にとっては、被害者のこの状況は、
更なる攻撃の絶好のチャンスなのです。
では、どうしたらよいのでしょうか?
まずは、自分の状況を正しく理解する、これに尽きます。
それができたら、相手がどんな目的で、自分を攻撃し、コントロール
しようとしているのか、考えます。
相手の「思考回路」を想像するんです。
もう一つ、少しの時間でも構わないので、加害者がいない時間を
捻出し、影響を受けずに、冷静に考える時間を持つことです。
加害者を相手にしながらですと、
どうしても冷静になれず、精神的に病んでいきます。
でも、一人で考えると、頭が思いのほか整理されます。
これは、あくまでも、加害者から離れられない、
理由がある場合です。
やってみてください。
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