一般的に、シンガポールの弁護士は、時給ベースで依頼料を計算します。
経験豊富なPartnerクラスの弁護士は、時給$500~$1000、ジュニアレベルでも$200~$400が相場です。
それ以外に、裁判所への手続き費用、弁護士が法廷へ出向く交通費なども、クライアント負担となります。
法律事務所といっても、初回のコンサルテーションを無料で行っている事務所、日本法の弁護士のいる所、日本人のお世話役のような方がいる事務所等、それぞれに、特色があります。依頼の内容が具体的で、見積もりがしやすい場合は、パッケージ料金を提示してくれる良心的な事務所もあります。
離婚の意思が硬い場合は、相手も離婚に同意しているかどうか、離婚の理由について双方で合意が取られているか、そして、財産分与や生活費、お子さんの親権、及び監護権について合意がなされているか、等明確化してください。
そして相手とどこまで合意できているか、そして、どんな点で決裂しているかを明らかにした上で、何を弁護士に依頼したいのかをご自身でまとめてみてください。
勿論、個別の状況によって、弁護士のアドバイスは異なります。とは言え、まずは、自分と配偶者の状況、自分の希望を明確にすることが基本です。それが法的に可能かどうか、可能であれば、どのように進めればよいのか、不可能であればどういった代替案があるのかを検討することになります。
依頼する内容が明確で、弁護士が費やす時間が少なければそれだけ費用も少なくて済みます。
夫婦で話し合いが可能であれば、合意できる点は合意することが賢明な方法です。
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