ニューコスモセンター

青森でコスモスというバンドで歌ったり詩書いてる人の痛々しい日々の挙動

偽タカヤマツリ

2013-09-01 23:53:10 | インポート
8月17日土曜日 

がっぽ公演ステージ前広場で行われたイベントです。

今回は基本コスモスがずっと出演している中にゲスト登場して
頂き、音楽演奏などといった流れにしたのですが、思ったよりも大変でした。

離陸して安定飛行に入る頃に素晴らしいゲストが傷跡を残し
その間また、緊張感と共に離陸して、安定してきたらまたまた
素晴らしいゲストが恐ろしい表現を投下して、、と言ったテンションの
保ち方が中々難しいライブになりました。

それでも、新鮮な刺激に挑むことは今後の経験と
何らかの実績解除に繋がればと思いました。

オープニングふすま職人林幸雄

マイレボリューションが流れる中、障子の張替えを淡々と
行うレボリューション職人。これがどくんごさんからお借りした
テント小屋の怪しい雰囲気と絶妙に合い、雰囲気を作る。
絶望と闇の空間に一つだけ照らされたテント小屋の明かりに
集まった人間達の、小さなユートピアに立ち会っているような
痛々しいのに柔らかい始まりの狼煙。

コスモス、障子の裏側から光が発し、人影が映りコスモス。
なんだか、イカ天チックな妄想も無いことはないが、それも
含めてノスタルジーが何かを緩和し、ステージへ。

1曲目、宇宙空間。
少しずつお客さんとのセックスをしようとするが
強烈な自慰の渇望から始めるべきであったかと精神の
乗せるパレット選択を思案。
それでも体力もまだあり、良い流れ

2曲目、ジョック。
完全に詩集をどこかに置き忘れ、完全アドリブで朗読を。
それでも精神力もまだあり、楽しく。
思念サーフィン、おぼつかなさもニヤニヤと。

3孤独なふりをする。
5人で生ギター生音演奏。完全アンプラグドで。
こういったちょっと変わった事を、要所要所に置いて
お客さんをあきさせないようにと思っていたのだが
完成した作品が多少微妙。んでも後から映像で観たら
そうでもなかった。

ここで青森最後の詩人ヒロヤー登場。
4年ぶりくらいのヒロヤーでしたが、安定のセックス!
子どもらの幾人か居る前でも安定の死体と性交渉。
スカッとしていて重苦しい重なりとで、ゆっくり
ヒロヤー式次元移送装置が作動している。
なんかよく分からないけどそんな感じ。

ヒロヤー終わりでコスモス再登場。
4ビューティフルダイ。

ここで、14歳中学生詩人ギャラクティカイリ登場。
制服姿で、コスモスの曲「君は貝殻を耳にあてた」の朗読と
マイマイとナイナイという、宇野亜吉良さんの絵本の
朗読。A2の紙芝居をステージ上で僕がめくりながら。

その読み聞かせ最後の部分と、コスモスの5ラッパはギラリと光るのさの
前奏が重なり、そのまま始まる。

6再構成
速めの曲なのですが、気持ちよく。

7フーアーユー!
頭の部分を、工藤さんが歌い、次中畑氏(何故だかすごい盛り上がり)
サビを僕が歌って、その後ステージ後方から、ペニス部分が光った花田氏と
ふきた氏が登場し、仁王立ち、一緒にサビの部分を、決めのポーズで
踊りながら歌う。ちょっと動き決めて歌うだけでも、雰囲気に拍車をかけて
何か溢れる感じ。

そのまま、ふきたさんが歌う、鯵ヶ沢ラプソティー、切ないいい曲。工藤さんの
コーラスも合わさって心地よく悲しめる。
全身タイツに着替えた花田さんが、せつなく痛く歌う真後ろに、
影のように立つ。僕は仮面をつけて、野外で読み聞かせで使用した絵を
立てかけていく演出。

8ドゥーディンバーディ
流れ的にもよく後で映像で確認したら、全然かっこよかったんだけど
実際演奏しているときは、どうにも空気が掴めていない様な
そもそも空気を掴むなんて思いを頭回るのが変な感じで、疲労なのか
知らないが、自分だけ空回りしている気がしてあせる。
コスモスなんてそもそも空回りデフォですよと、映像確認した未来の自分がそう言っていた。

9三部作 
やっと詩の朗読、この曲のリフとかテンポとかの相関が好きなのだけど
詩が切り裂く印象のもので、その接合がライブによって可、不可が出やすい
のだけど、上手い感じでいけた。

にいまや
男女のパンクデュオ?!、ノンポリ最強な、異質な独特の空気を作る飛び道具な感じ
なのにまさかの1曲目、普通の良い曲やって逆にビビル。テント小屋の雰囲気に推されたか
これから楽しみなカッコいい好きなバンド。彼らの最後の曲「縄文家族」
コスモスと一緒に演奏。ボーカルの女の子が、アグレッシブに観客席内部まで
走りこんで絶唱するので、僕も目が覚めて観客席へ走りこむ。
こんな言い方年寄じみてるんだけど、若いってだけで、カッコいい才能の一旦だと思う。
なんでも、挙動の全てが、命の兆しに見えてまぶしい。

10ペルメイ
安定の、ていうか安定ってコスモスで要らないと思うんだけど、ペルメイ。
こうしてコスモスのやった曲見ると、なんか痛々しい曲とか少なかったかなと。
11クルックドゥー糞尿死まで飛びたて!
長い詩の朗読、ちょっと長すぎたかなとかも思ったけど、そんなの気にするのも
なんか変なテンションだったんだべかなと。お客さん飽きるとかなんかどうでも
良いんじゃないかと、好きなことやってんだから、それで良いのじゃないかと。
ラスト、裸になって褌になり、目が光る鳥の被り物。そのまま。夜の公園を飛び立つ。
木に登り観客席を除きみる感じで。ライブ始まる前から、ゴミ袋で作ったエルビスみたいな黒い翼
を肌に装着していて、気持ち悪い熱い状態で歌っていたんだけど、結局汗で、シャツ脱いだときに
全部取れちゃった。

12君は貝殻を耳にあてた
これもいいきょくで、なんか。でもこの曲がっぽ公園での思い出の曲だから
さすがにやりたいなと、一応今回のライブ最後の曲。

13ミッドナイトラン
ライブ終わり、なんとかウダウダしていたら、なんとなくアンコールの雰囲気になって
アンコールが始まったのですぐにステージに戻り、やりますよ!と言った感じで。
本番前のリハで、なんか今一だったので結局没にしたミッドナイトランという新曲を。
色々失敗もあったけど、一番開放感気持ちよくやれた。

照明の人いなくて、どくんごのどいのさんにお願いしてしまい、申し訳なかったのだが
ガッツり、滅茶苦茶かっこよくやっていただき、素晴らしいタイミングでミラーボールや
スモーク、野外の照明等等、大変ありがたく感謝しています。

打ち上げのときに、ミッドナイトラン良かったね。
なんか、どくんごが移動して芝居して回る雰囲気と
重なっちゃってちょっとウルッとしたと言って頂き、
少しでも過酷な天国めぐり旅回りの癒しになればと。

今回のライブの総評は年取った!
それは悪いことじゃなく、だからこそ
くだらなくても、自分らでやりたいと思ったことは
積極的に行動しないとね。
客受けの前に自分受けを第一にしないと本末転倒だと。

でも楽しかったです。
また次のイベントの時の糧になります!

コスモスは死ぬまでやるよ。
おじいちゃんになって、お客ドン引き無視の方向でお願いします!

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hot-rats)
2013-10-25 08:43:28
ひろやーとにいまやは水増し的トホホ感が漂っていた。下手だし。ゲストは音楽ジャンル以外のほうがいいかも。
返信する
Unknown (waka/jawaka)
2013-11-08 13:21:50
コスモス死ぬまでやる宣言は心強い!
返信する
Unknown (コスモスチバ)
2013-11-12 00:22:30
hot-rats>
いやいやヒロヤーとにいまやも、良かったですよ。トホホ感は僕の構成、演出の下手さです。反省します!
相対的にみて一番ヘタなの僕ですし!
障子の張替えショーとか、そんな人ら募集です。

waka/jawaka>
まだ、体力的には大丈夫なんですが、頭髪がやばくなってきているので、ハゲ散らかすなら早くそうなれ。と思っています。ハゲ状態でチェックのネルシャツとか来て、汚い格好して朗読したいですわ。
返信する

コメントを投稿