ディストピア/眼の誕生
目の誕生の初めては、黒い蠅の祖先
赤いデストピアが映り混む黒い瞳
破裂してステンドグラスに黒点を付着する蠅と蠅の透明な羽を見た少年は
それを銃弾だと思い、次の日戦争ゲームをする場所に決めた
光源が制限無く柔らかに輝く裏道の教会の庭での決め事だ
大概の見えない追憶 または夢想の沈殿物 無意識に眠る迷路の回帰線だ
崇敬のアイドルのまわりを
ハエが飛び回り
全てのビールの注がれたグラスにとまり黒煙を現す
何かと共鳴し、途端グラスのビールを肌色を強ばった安息のように晒す
テキトウに叫びながらそれでいて両瞳が義眼のように真作らしい瞳を
迂闊に見せる人間が手当たり次第、人々にぶつかり、度に黒煙のビールがこぼれる
笑う人間ははしゃぎ美味しい肉を美味しいと言って囓る
自殺したがる人間が、明後日発売される購読中の少年漫画の事を忘れるきっかけは
親が人間だった事実を、堆積する日常で快活に焼き印されたから
彼は地獄にも天国にも辿り着かない
宗教は強烈な安堵(それはドラッグの美醜の改変と同じ全能感を所持し)
を打ち付けるのと引き替えに 彼にとって輪郭のない華奢の頭部を
格好良く蹴り抜く崇高も所持できた
死の最後は無と
グラスから零れる少しだけの泡のような
思い出が隣人の電気信号の配列にこびり付く
マリファナを育てている職業を持たない男は
CDの所持数と様々な境遇の女に入れた話を病的に喋り続ける
額にはラブアンドピースの入れ墨が
彼の内部のつじつま合わせのように彫られていた
蠅の瞳はすでに諸々を映し込んでいなく
見ていないし見えていても何も思わない
高慢な芸術家は肉体のヒエラルギーの設計図を信じている
表現は命の全てであると疑いもなく もしくは720日疑心した後そう話す
彼らは返り血を浴びるが意味がわからない もしくは気が付かない
唯一無二のテリトリーを見つけるがその場所が始まりである事を知らない
そして殺し合いの報道や弱者を蹴り殺す報道を見 心を痛めるが
楽しく処理して いつかやさしく喋る区分けを悩みながら見つけ押し込む
滑り止めに紙幣を使い背骨を麻酔無しで抜き取られる人間は
それでも痛みで悲鳴をあげずに苦しいとだけ死ぬまで喋る
ヒロインを探し求めて明け方の繁華街で心臓を押さえて喘ぐ
例え見つけたとしても、早朝のアスファルトは致命的に冷たく
頭蓋骨が砕かれるには 丁度良すぎる洒落たハプニングアートのように感じる
懐かしい暖かな美しい日々を連想するが それが全能の神に許される代弁になりきれていないず
発狂のラインで叫びたくなるが、
ただ全てが恐怖で
ため息と同じ小ささで理屈を吐き出すだけだった
早朝、凍った鍵穴をヤカンの湯を注いで溶かす作業を日課にする人間は
少しずつ親を殺したい衝動を自分の現存の意味を見いだす作業にしたがっていた。
それは本当に少しずつであったのが 潤滑油として機能した
誰も精神の氷柱を溶かすことは出来なかったのは
その存在を誰も知り合えていないからだった
トマソンにさえ完全になり得ていない配列と運命を
鍵穴だけが知っていたか持っていた
山林で冬 素麺を食べる男は過去を忘れずに筋肉の挙動に変換していたが
記憶の老衰で覚束なくなりドラマティックな新しい過去を創造したい願望にかられて
何か考える配列のすぐ隣には「破壊無くしては創造無し」という
テレビで見たプロレスラーの言葉が整然と並んでいた
山林は時折 雪原と交わりふくよかで暖かい包括を
風に舞う粉雪の破裂と消滅や
木々の枝葉を伝い垂れ落ちる水源が遠い彼方の光源と激突し
彼の瞳から脳に実存感の認証と生命のうなずきを表出させるが
すぐ闇で凍り 額を両手の平で抑えた
どこの国道も、過ぎ去る肉体の思念は
糞尿のことを9秒考え 蠅の回帰線を作り出していた
全ての国道の車輪はセックスと紙幣と愛の肉塊を乗せ
バターの匂いで充満していた
国家に人間が明滅と共にくっつき
黒煙が地図を象った
そこには血管が無く気の抜けたビールの
絶望的な滑らかさだけで土壌が繋がっていた
火星に住む生物が「命ってどういう意味?」って
同じ生物に喋った
そこは何もなかったが1000分の1ミリの生物が
新しいスポーツを考えている会議の途中だった
仮にその生物の名前を精子とするならば
精子は子宮に触れるゲームのルールを考えていた
一位以外は消える決まりでごとに誰も難色を示さなかった
星々が描く奇跡的な形のみを収拾した人間のデータを
2兆年後別の宇宙の生命活動家が見つけ見たが
画像の意味がわからずに神の穴に入れた
彼はその2兆年後創造主のような形に出会い
記憶を所持したまま過去の地球に置かれた
産まれた嬰児はその後人生を過ごし死んだ
6兆年後何もない世界が6兆年過ぎ
無が全てだった
それが暗闇のように見えたのが切っ掛けで
黒い球体が現れ吹き上がる蒸気の発狂の全てのように
赤い花びらが熱く震える花が世界を一瞬でみたし快活に周り始めた
その無限の花弁と花弁の間には緑色の頭骨が必ず滲み美しいドットを作った
極大の音速がAmで振動し全ての世界が光り出した
その白輪は全宇宙をひとくくりにしていて
光りと闇との輪郭が曖昧に蹂躙され
快楽の意味を作り 暖かい毛糸が無限に暗闇を周回していた
その世界までの容量は
鈍黒と命を映りだしていた
蛍光灯に張り付いた蠅の瞳
から落ちた目に見えない一粒の粉
声がかれて、肉体は疲労を重ねる
精神性や筋肉の衰えだけではない
何もが何かのためではないと
何者でもない眼が話す
蠅の眼と蛍光灯の光りと
意味のない縞模様でステンドグラスが完成する
黒い縁取りの配列と飴の溶けた色想
わくらばに屈折に意味づけ眼の誕生の契機を触発する
点滅が反応をつくり
蠅の眼がディストピアをつくりだした
蹴り殺し合うべきだ
そしてその全てを
観察しあうべきだ
太陽をまぶしがる君を
剥き出しの粉で見つめ続ける日々に
涙を流すべきだ
目の誕生の初めては、黒い蠅の祖先
赤いデストピアが映り混む黒い瞳
破裂してステンドグラスに黒点を付着する蠅と蠅の透明な羽を見た少年は
それを銃弾だと思い、次の日戦争ゲームをする場所に決めた
光源が制限無く柔らかに輝く裏道の教会の庭での決め事だ
大概の見えない追憶 または夢想の沈殿物 無意識に眠る迷路の回帰線だ
崇敬のアイドルのまわりを
ハエが飛び回り
全てのビールの注がれたグラスにとまり黒煙を現す
何かと共鳴し、途端グラスのビールを肌色を強ばった安息のように晒す
テキトウに叫びながらそれでいて両瞳が義眼のように真作らしい瞳を
迂闊に見せる人間が手当たり次第、人々にぶつかり、度に黒煙のビールがこぼれる
笑う人間ははしゃぎ美味しい肉を美味しいと言って囓る
自殺したがる人間が、明後日発売される購読中の少年漫画の事を忘れるきっかけは
親が人間だった事実を、堆積する日常で快活に焼き印されたから
彼は地獄にも天国にも辿り着かない
宗教は強烈な安堵(それはドラッグの美醜の改変と同じ全能感を所持し)
を打ち付けるのと引き替えに 彼にとって輪郭のない華奢の頭部を
格好良く蹴り抜く崇高も所持できた
死の最後は無と
グラスから零れる少しだけの泡のような
思い出が隣人の電気信号の配列にこびり付く
マリファナを育てている職業を持たない男は
CDの所持数と様々な境遇の女に入れた話を病的に喋り続ける
額にはラブアンドピースの入れ墨が
彼の内部のつじつま合わせのように彫られていた
蠅の瞳はすでに諸々を映し込んでいなく
見ていないし見えていても何も思わない
高慢な芸術家は肉体のヒエラルギーの設計図を信じている
表現は命の全てであると疑いもなく もしくは720日疑心した後そう話す
彼らは返り血を浴びるが意味がわからない もしくは気が付かない
唯一無二のテリトリーを見つけるがその場所が始まりである事を知らない
そして殺し合いの報道や弱者を蹴り殺す報道を見 心を痛めるが
楽しく処理して いつかやさしく喋る区分けを悩みながら見つけ押し込む
滑り止めに紙幣を使い背骨を麻酔無しで抜き取られる人間は
それでも痛みで悲鳴をあげずに苦しいとだけ死ぬまで喋る
ヒロインを探し求めて明け方の繁華街で心臓を押さえて喘ぐ
例え見つけたとしても、早朝のアスファルトは致命的に冷たく
頭蓋骨が砕かれるには 丁度良すぎる洒落たハプニングアートのように感じる
懐かしい暖かな美しい日々を連想するが それが全能の神に許される代弁になりきれていないず
発狂のラインで叫びたくなるが、
ただ全てが恐怖で
ため息と同じ小ささで理屈を吐き出すだけだった
早朝、凍った鍵穴をヤカンの湯を注いで溶かす作業を日課にする人間は
少しずつ親を殺したい衝動を自分の現存の意味を見いだす作業にしたがっていた。
それは本当に少しずつであったのが 潤滑油として機能した
誰も精神の氷柱を溶かすことは出来なかったのは
その存在を誰も知り合えていないからだった
トマソンにさえ完全になり得ていない配列と運命を
鍵穴だけが知っていたか持っていた
山林で冬 素麺を食べる男は過去を忘れずに筋肉の挙動に変換していたが
記憶の老衰で覚束なくなりドラマティックな新しい過去を創造したい願望にかられて
何か考える配列のすぐ隣には「破壊無くしては創造無し」という
テレビで見たプロレスラーの言葉が整然と並んでいた
山林は時折 雪原と交わりふくよかで暖かい包括を
風に舞う粉雪の破裂と消滅や
木々の枝葉を伝い垂れ落ちる水源が遠い彼方の光源と激突し
彼の瞳から脳に実存感の認証と生命のうなずきを表出させるが
すぐ闇で凍り 額を両手の平で抑えた
どこの国道も、過ぎ去る肉体の思念は
糞尿のことを9秒考え 蠅の回帰線を作り出していた
全ての国道の車輪はセックスと紙幣と愛の肉塊を乗せ
バターの匂いで充満していた
国家に人間が明滅と共にくっつき
黒煙が地図を象った
そこには血管が無く気の抜けたビールの
絶望的な滑らかさだけで土壌が繋がっていた
火星に住む生物が「命ってどういう意味?」って
同じ生物に喋った
そこは何もなかったが1000分の1ミリの生物が
新しいスポーツを考えている会議の途中だった
仮にその生物の名前を精子とするならば
精子は子宮に触れるゲームのルールを考えていた
一位以外は消える決まりでごとに誰も難色を示さなかった
星々が描く奇跡的な形のみを収拾した人間のデータを
2兆年後別の宇宙の生命活動家が見つけ見たが
画像の意味がわからずに神の穴に入れた
彼はその2兆年後創造主のような形に出会い
記憶を所持したまま過去の地球に置かれた
産まれた嬰児はその後人生を過ごし死んだ
6兆年後何もない世界が6兆年過ぎ
無が全てだった
それが暗闇のように見えたのが切っ掛けで
黒い球体が現れ吹き上がる蒸気の発狂の全てのように
赤い花びらが熱く震える花が世界を一瞬でみたし快活に周り始めた
その無限の花弁と花弁の間には緑色の頭骨が必ず滲み美しいドットを作った
極大の音速がAmで振動し全ての世界が光り出した
その白輪は全宇宙をひとくくりにしていて
光りと闇との輪郭が曖昧に蹂躙され
快楽の意味を作り 暖かい毛糸が無限に暗闇を周回していた
その世界までの容量は
鈍黒と命を映りだしていた
蛍光灯に張り付いた蠅の瞳
から落ちた目に見えない一粒の粉
声がかれて、肉体は疲労を重ねる
精神性や筋肉の衰えだけではない
何もが何かのためではないと
何者でもない眼が話す
蠅の眼と蛍光灯の光りと
意味のない縞模様でステンドグラスが完成する
黒い縁取りの配列と飴の溶けた色想
わくらばに屈折に意味づけ眼の誕生の契機を触発する
点滅が反応をつくり
蠅の眼がディストピアをつくりだした
蹴り殺し合うべきだ
そしてその全てを
観察しあうべきだ
太陽をまぶしがる君を
剥き出しの粉で見つめ続ける日々に
涙を流すべきだ
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