映画を観て来ました!
『レディ加賀』
東京でタップダンサーを目指すも、挫折して故郷に戻り老舗旅館で女将修行を始める旅館の一人娘・由香。
「おかみゼミナール」に通いながら仲間と切磋琢磨し、加賀温泉を盛り上げるためのプロジェクトとして女将候補生たちとタップダンスイベントを開催する。
石川県加賀温泉が舞台。
これから観に行く予定の方はここまでで!
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こういうタイトル物に弱いんですよね〜(;^_^A
以前「舞妓はレディ」もタイトルに惹かれて観に行ったし。
町おこしをダンスで盛り上げようと奮闘する様は「フラガール」のよう。
ただ「フラガール」に比べれば、だいぶ軽いかな〜(;◔ᴗ◔;)
決してつまらないわけではないんです。
でも、イベント開催に向けて起きる様々なピンチがなんともお粗末。
あのレベルのピンチなら、いっそ音響もセットも小道具も用意出来ず、それでも女将候補生たちの身ひとつでタップダンスを魅せるくらいの方が良かったな。
全体的に中途半端で惜しいのです。
女将になるために頑張ってる外人女性や元キャバ嬢の描かれ方も浅くて、むしろこのイベント後の彼女達がどうなったのか見たかった。
家族の中で唯一の落ちこぼれだけど見返したいって言ってた元キャバ嬢の両親は、イベント情報をSNSで拡散しただけで観に来てくれちゃうし。
だったら、立派に女将になった時に、内緒でその旅館に両親が宿泊に来てくれるって方が胸を打ちそう。
彼氏のお母さんに若女将として認めてもらえない外人女性も、その外人ならではのガッツとオタク気質で、旅館を繁盛させちゃうくらいの後日談がほしかった。
女将になるためにみんな頑張ってるのに、イベントを成功させたところで終わっちゃったのがなぁ。
ホント、いろいろ惜しいんですよ。
笑顔が可愛い小芝風花ちゃんも浮かない表情が多いし。
タップダンスはみんな練習頑張ったんだなぁ!っていうのは伝わりました。
オール石川県ロケのこの映画が公開されたのが元日の能登半島地震後というタイミング…
配給収入の5%が石川県に義援金として寄付されるそうです。
作品の中で「加賀温泉は今までに3度危機に晒された。1度目は能登半島地震(2007年)2度目は東日本大震災、3度目はコロナ禍、私たちはその度に乗り越えてきた」というようなセリフがありました。
まさかまた能登半島地震が起きるとは夢にも思わなかったでしょう。
この作品が石川県復興のための応援となり、鑑賞した私たちも後方支援的に応援出来るのなら観た甲斐があったなと思います。
こちらは映画館に展示されていた、出演者たちが実際に着た衣装。
牛首紬や加賀小紋など、衣装もちゃんと石川県の生産なんですね。
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衣装も魅力的です♪
タイトル大事!(単純に好みですけど)
タイミング的にも内容的にも、石川県の応援として励みになる作品だと思います。