久しぶりの雨

多少気温が上がったのか、寒さではなく自然に目が覚めた。
腰痛もかなり薄くなっている。
しかし、心持ちはあまり良くない朝だった。

何があったというより、
今朝の雨模様のように、ただどんよりしていた。
古い器械仕掛け人形のように、
カタカタと歯車が噛み合って朝が過ぎて行った。

意識の焦点は目の前の今にはなく、
いつもの電車の発車時刻へ向けられていた。
先を急ぐ人々の表情を見て、
私もこの種類の表情をしているのかと思った。

自分好みに近い女性を見つけることで、
少し隙間を作って風を通した。
激しく乱高下していないので、
とりあえずは良し、とした。

千本ノック

次なるミッションを無事完了。
午前中でなんとかメドが立ち、
久しぶりに昼休みに昼食がとれた。

午後からはひたすら出荷作業。
外注商品の引き取りに向かい、
それをまた一部梱包し直して出荷作業。
その途中で、従業員の一人が機械で火傷をした。
幸い大事には至っていないとの事だけれど、
明日以降、怪我の経過が心配だ。

夕方５時前に一本の電話。
２０日に頭だしした残商品を月曜に入れて欲しいとの依頼。
まだ仕掛中で仕上げ作業には掛かれていない。
これまた急がねばならない。
先程火傷をした従業員が取り掛かり中の仕事だ。

という事で、見積りを一件した後に作業に取り掛かった。
なんだかうまく進まなかった。
キリの良いところまでやるのに１０時までかかってしまった。

舌左側中ごろに軽い違和感

テレビをつけたまま寝落ちしてた。
夜中に一度目覚めた時に気づいた。
冷え込みも弱く、目覚まし時間通りに起床できた。
昨日出張帰りに作業が出来なかった分を取り戻そう、
という気持ちが後押ししてくれた。

朝食を用意してくれていた妻にも
予定していた品数を減らすことで協力してもらった。

バタバタとしながら
いつもの時間より３０分早く家を出る事ができた。
昨夜ては違い、交通事情も良好。
さて、午前中が勝負の分かれ目か。

久しぶりの出張

日中寒さが緩み、大阪周辺では二桁まで気温が上がった。
そこでしばらく行けていなかった京都工場へ出張した。
あちらで加工生産した商品の引き取りと、新たに加工生産する部材の引渡しがメインの出張だった。

けっしてよくない条件にも関わらず、
工場長として活躍し続けてくれている姿には手を合わせたくなる思いだ。
二時間程の滞在だったが、あれこれ会社の事を考えての提案ももらった。

帰りの高速道路では事故渋滞に巻き込まれた。
高速道路に乗る前は渋滞距離表示がなかったのが、途中で7㎞の表示。
実際６時半前に捕まってみれば、解放されたのは７時半過ぎだった。

このまま会社に戻っても時間を無駄にするだけのように考え、
予定の作業を断念して直帰した。

またひとつくぐっていた、御年頃の門

いつの頃からだろう。
寒さがきつくなると、じっと眠っていられなくなってきた。
惰眠を貪るという言葉があるけれど、
あの素晴しさを忘れてしまったようだ。

健康面からも、もう少し眠っていた方が・・・
と感じた朝だった。
とは言うものの、朝の時間は他の時間帯より一層貴重なもの。
今朝はいつもより少しだけ丁寧に新聞に目を通した。

出かけてみると、思いの外寒さは厳しく感じなかった。
アスファルトがまだ濡れていた。
水溜まりはなかった。
３分程早く駅に着いていた。