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海賊の末裔が乗るチビ山賊号 bandit150

イタ車の欠陥設計第二弾(笑)

当たり前ですが、ウォーターポンプのスクリュー?は回転して使うパーツです。
でも、イタ車のこの部品は

シャフトにスプライン等が無い!!
どうやって回すか?

この凹みが有るパーツを圧入して使って居ました!
ウォーターポンプのシール系はセラミックス系?で硬質なので、割れる可能性が有るので、圧入は避けたい筈なのに〜
┐(´д`)┌ヤレヤレ
気を遣いながらの組み立て〜

更に悩んだのは〜
国産や台湾製品はウォーターポンプのセラミックス系パーツはスクリュー?ペラ?の内側に有りますが、
このイタ車は逆さま〜
♯分解するのに、圧入組み立てだったので、破壊してしか外せ無い上に、錆や破損でバラバラだったので元の形が分からなかった〜
(^_^;)

調べてみたら vespaの正規代理店はカバーごとポンプを交換しているようです。
確かにそちらの方が、簡単で良いですね〜
部品代は上がりますが、バラして組み立てる時間工賃を(外車は国産の2倍が多い)換算した場合そちらの方が安いかもしれません〜

更に更に面倒くさいのは、このウォーターポンプのシャフトのベアリングのサイズが特殊サイズで日本では規格品として売っていない!
ヽ(`Д´)ノプンプン
Amazon で調べて買いましたが、中国製なんですよね〜

ベアリングが縦に2つ入っていて、ウォーターポンプのスクリューを差し込みますがこのシャフトとベアリングの内径も結構キツキツで軽く圧入〜
キツく作る必要が有る??
さらにこの上に先ほどのパーツ

これを軽く圧入します。
スクリューク?ペラ?は、真ん中以外はプラスチックなので力は掛けたく無いのに〜
┐(´д`)┌ヤレヤレ

これの内側にオイルシールを付けて、とりあえずポンプ周りの組み立ては終了です。
ステーターコイルの組み付け等、まだこれからですが〜

アプリリアがどうしようもないのは、ここら辺が2004年から2006年の間に3回,マイナーチェンジしていて、
メーカーすら設計変更はいつからなされているか?把握していないといういい加減さ〜

バラして、サイズを確認して、パーツを発注しないといけないという〜
アプリリア正規代理店潰れるわ〜

しかもマイナーチェンジしているのに、潰れるのは何も変わらない〜
何の為に??

整備性が悪い上に、外車なので時間工賃が高く、更に故障頻度が国産の2〜3倍、
乗ると面白いのは認めますが、工業製品として考えた場合は日本車の足元に及ばないと思いましたね。

イタ車を久々に整備した感想でした♪
┐(´д`)┌ヤレヤレ







コメント一覧

senamick
こんばんは
第一弾、第二弾とありますが、こちらにコメントを
凄い整備ですね
腕が試される作業の様です。
昔、イタリアに旅行に行った時
街のバイク屋さんが
見る場所、見る場所で繁盛していたのが
へぇ〜バイクが盛んな国なんだと
思ってましたが、その時の意味がわかりました(笑)
こんな感じだったら、客入りますよね!(笑)
ドカティよりBMWの車両の方がよく目についたのは
自然な流れなのかも知れません(笑)

ただ、コージーさん
職人のにおいがプンプンします!
スキルの高い技術者ですね
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