コメント
 
 
 
私は (かっちゃん)
2005-11-18 09:27:24
初めまして。



是正処置ですが、一般の社員の方に研修する際は「いわゆる再発防止対策ですね。」と大体言いますね。

そうすると、皆さんの顔が「なるほど」という顔になるのが分かります。



では。
 
 
 
一言 (discus05)
2005-11-18 15:37:52
ISO9000:2000(というかJISQ9000:2000)の3.6.5でcorrective actionを「是正処置」とまた3.6.6.でcorrectionを「修正」と定義しております。両者の違いは、不適合の原因を除去するかしないかの違いになります。もちろん製品だけではなく、QMSの不適合も含まれます。ISO9001:2000、8.2.3項の「プロセスの監視・測定」にも「計画どおりの結果が達成できない場合には、製品の適合性の保証のために、適宜、修正及び是正処置をとること」と並んで両者correctionとcorrective actionが要求されています。



 また3.6.7にrework「手直し」、3.6.9にrepair「修理」が定義されています。日本語でが、余り違いなく使っていますが、「手直し」は、要求事項に合致するように修正すること、「修理」は使えるように修正することとして区別されています。



 なお日本語としての是正ですが、是は、匙(さじ)に由来するようで神事に関して用いられたスプーンのようなものを指すようです。正(直)しく見ることを表現するのに用いられてきたようです。一方、修は、攸(ゆう)+彡(さん)で、攸は人の背後に水をかけて洗う形で、みそぎをすること。彡は清められたことを示すようで、神道の祭事に先立って、神職が行う清めの儀礼を指すようであります。どちらも語源的に再発防止の意味は無いように思われます。



世間一般にQMSにおいて「不適合の原因の除去」(再発防止策)が実施されずに単に訂正で終わってしまう問題が多く指摘されている状況からして、言葉を分かり易くされるのには、基本的には、賛成ですが、ISO9001:2000規格が「3.定義」において、ISO9000:2000規格を引用していますので、JISQ9000:2000の定義を考慮すると無難には、マニュアル、規定類などへの記述には、「是正処置」(当社QMSにおいて「再発防止」と定める)、「修正」(同:是正と定める)の文言を残しておかれることをお奨めします。

以上、蛇足、釈迦に説法のようなことで恐縮です。



 
 
 
ありがとう ございます。 (磯野及泉)
2005-11-19 23:56:16
お二人様に ご支持頂戴いたしました。

私どもを審査いただいた審査員の先生と 私を含めて、世の中に4名以上は この点について同じ考え ですネ。
 
 
 
品質保証課を (せいちゃん)
2006-04-27 10:57:50
磯野様



品質保証課の英語標記はどうなりますか?
 
 
 
品質保証課の英語標記ですか (磯野及泉)
2006-04-28 01:47:53
単純に字面だけからですと

QUALITY ASSURANCE SECTION

が 一般的だと 思いますが・・・・
 
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