クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

今年もお世話になりました。

2011年12月31日 | 美容について

今年もお世話になりました

昨日で今年最後の仕事を終えました。

今年もたくさんのお客様にお越しいただきまして、大変嬉しく思っています。

来年は更に髪の健康を追求し、よりクリニック性を高めたサロンにしたいと思います。

また新商品の発売についても多くの方々から期待のお声を掛けて頂き、誠にありがたく思っています。

できるだけ早くに良い報告ができるよう新年早々から精力的に動いていこうと思っております。

それでは2012年が皆様にとって良い年でありますように。

また来年も宜しくお願い申し上げます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンセプトは揺るがない!!

2011年12月03日 | 美容について

ヘアケア商品の研究開発を続けて、もう十年あまりになります。

きっかけは「女性の脱毛症の悩みを少しでも助けたい」と願う気持ちからでした。

当時は女性の脱毛症も、今ほど深刻化していませんでした。

しかし私の友人の美容師さんが「このままでは女性の髪が危ない」と、今のヘアエステの前身とも言える「水圧育毛」を開発しました。

その後、そのシステムをマニュアル化した私に「女性の脱毛症を改善できる美容師を一緒に育てよう」と研究所を開設されたのです(現在この研究所では多数の美容師さんが学んでいます)

研究所を始めたころは、カリスマ美容師のブームで、ほとんどの美容師さんは「女性の脱毛症」などに関心をよせる人はいませんでした。

しかし、時の移り変わりは早く、カリスマ美容師のブームも無免許事件をきっかけに終止符が打たれ、美容室は不況に追い込まれディスカウント競争へと姿を変えて行くのです。

そんな時、ヘッドスパと称して空前のヘアエステブームがやってきました。

しかし、どのヘアエステ技術が女性の髪にとって本当に有効かを見極めることが困難です。

そんな中、私は長年続けてきた研究所の講師を辞め、ヘアケア商品の開発に力を注ぐことにしました。

その理由には、多くの美容師さんや消費者がご存知のように、現代の女性の脱毛症のほとんどが粗悪なヘアケア商品にあるためです。

最近も小麦アレルギーが発覚しましたが、事故が起きてからでないとニュースにならないのがとても残念です。

私はヘアケア商品の開発を始めたのは、それらの商品の安全性を見直すことで「次世代の子供たちの明るい未来を守りたい」と思ったからです。

私の友人が女性の脱毛研究を始めたきっかけは、小さな女の子の全髪脱毛症の治療からでした。

私の商品開発の最初のコンセプトは「次世代の子供のために」でしたが、最近はそのために現代の若者(次世代ママ)も喜んで使って頂けるようなヘアケア商品の開発をする事で、少しでも世の中に貢献できればと思っています。

「次世代の子供」から「現代の女性」へと表現は違っても、そこに繋がる開発コンセプトが揺るぎないものに変わりはありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボディーメイクトレーナーを見て!!

2011年08月09日 | 美容について

先日、情熱大陸でボディーメイクトレーナーのKさんの特集を見ました。

この人も『ダイエット』や『ウエストのくびれ』の話題が先行し、また一時的なブームに終わるのかな?と思っていました。

以前も健康ブームに乗って、ウォーキングドクターと言ってシュンシュンと歩いていた人や、アメリカからやって来た、ダンスのDVDを売り出していた人など、数多くのブームがありましたが、今はTVでその姿を見る事すらなくなりましたね。

だからこそ、またこのボディーメークトレーナーなるものも、単なるブームで終わってしまうのかな?と思ってみていました。

でも、今回はKさんの最後のコメントで、その思いは払拭されました。

それは、その方が自身の「3サイズを公表しないで」と番組制作側に申し出をしていたからす。

人の体は、それぞれ皆違うのに理想の数字を追いかけて、自分を近づけようとする事には無理があり、そのために健康を失うことは返ってマイナスだと言う事をKさんは言いたかったのだと思います。

育毛も、全く同じことが言えるわけで、毛量や髪質は生まれつき人と違うのに、育毛剤で『髪が太くなる』『髪が増える』などと本来の遺伝子情報を超えてる事がありえない事をCMなどでも謳っています。

約15年前に友人の美容師さんが「女性のための育毛」の研究所を始めた頃、私はそのシステムをプログラム化し、二人で講習会を始めましたが、当時はカリスマ美容師のブームであり、髪を大切にすることよりも、カッコよくハサミを振り回して切る事の方がもてはやされました。

何時しかそれも衰退し、今ではヘッドスパやシリコンオフなどの髪の健康ブームがやって来たようで、女性のための育毛専用サロンや、皮膚科でも育毛の専門医までが現れ、今月もある雑誌で特集を組んでいました。

でも、どれほどのサロンや専門医が女性の髪のトラブルを根本的に治すようなカウンセリングが出来るのかな?と感じてしまいます。

そんな意味では数あるボディートレーナーやヘッドスパの中からも「本物の技術」だけが残り、その他大勢の単なるブームに乗っかるものではない物を見つけ出してほしいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

微妙なアンケート結果?

2011年06月05日 | 美容について

今日は、とても興味深いアンケート結果を見ました

それは美容室と理容室での居心地の悪い店の1位は「技術者のしゃべり過ぎ」なのだそうです

その理由は「話の内容がつまらない」「高価だから自分では買わない雑誌をゆっくり読みたい」「ドライヤーで聞こえていないのに適当に返事をするのがめんどくさい」など様々でした

確かに美容室での接客の難しさは一人のお客様に接する時間が長いと言う事もあり、話もしないでいることの難しさも逆にあるので、この結果はとても微妙ですね

しかし、これが病院になると話しは別です

クレールでもよく聞くことですが病院に対する不平不満の1位は「ドクターが適当に聞いて説明をしてくれない」「長い事待たされても話が短い」と逆に話が短いことが一番の不満のようです

その事を考えると、美容室での話の内容にも問題があるのでは無いのでしょうか?

クレールは、お陰さまでオープン以来20年間とても会話の多いサロンです

それは、お客様からのご質問がとても多いからです

ヘアケア商品・食生活・睡眠などの生活習慣病に関わる多くの質問を頂き、わかる範囲でお答えしています

それには脱毛症やアレルギーなど髪と体の健康に関わる事がたくさんあるからです

その事もあり、店内はいつも何らかの会話で持ちきりです

今日のアンケートの結果からは一番嫌われる美容室なんでしょうね。きっと・・・(笑)

それでも長~いお付き合いのお客様がたくさん来てくださることや、その方々がご自分の大切なお友達をご紹介してくださる事には何時もながら感謝の気持ちで一杯です

だからアンケート結果はともかく、これからも同じ営業スタイルでにぎやかに続けていこうと思っています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信用は一日にしてならぬ!

2010年12月27日 | 美容について

2010年。今年も、あと僅かで終わります。

皆さんにとって2010は良い年でありましたでしょうか?

さて、今年もクレールでは、たくさんの新しい出会いがありました。

でも、それよりも長く続けてきた事で、あらためて私たちの目指してきた美容が正しかったと思える出来事がありましたので、ご紹介させて頂きます。

まずは、先日お客様より「最近、髪が元気になり友達に若くなったねと言われるようになりました」と喜びの声を頂きました。

この方とは、5年ぐらいのお付き合いですが、ご来店のきっかけはお友達のご紹介でした。

初めてご来店頂いた時の状態は前頭部の髪が細く、間隔も広い、いわゆる薄毛の状態でした。

そしてクレールでの育毛システムを説明し、商品を試して頂くことになりました。

その時にお約束した事は「育毛剤を一切止めて頂く事と、すぐには結果がでないので、まずは3ヶ月ぐらい様子を見て、何も変化が無ければお止めいただいても構いません」とお話させて頂きました。

なぜなら、女性の毛髪改善(育毛は)最低でも5年くらいはかかるからです。

その理由には、女性の毛周期が4~6年と言われていて、現在発毛している新生毛を含め、全てが生え変わるのに約4~5年はかかります。その間に頭皮の状態を上手くコントロールすることが改善への道なのです。

もちろん、それまでにも段階的に良くはなって行きますが・・・・

その私の言葉を信じて頂く事で改善されたお客様には「本当にありがとうございます。これからも宜しくお願いします」と言って頂きました。

そして、もう一例。

そのお客様とは、もう20年以上もお付き合いがありますが「最近、シャンプーが無くなり娘のシャンプーを使ったら、頭皮がピリピリしたり、髪がペッタンこにボリュームダウンして、薄くなったように感じます」と言われました。実はこれがシリコンコーティングの仕業なのです。

もちろん、改善を施し、喜んでお帰りになりましたが、毎日そのような状態でいる方々には自分の頭皮・頭髪に忍び寄る危険性が見えていないのでしょうね。

これは、ほんの一例ですが、この様な出来事が今年もたくさんありましたが、多くのお客様をお助けする事が出来た反面、残念ながらせっかくのご縁がありながらも信頼関係が築けず、ご縁を失う事もあるのです。

そんな時には「信用は一日にしてならぬ」と残念な気持ちと「自分の力不足かな?」と反省をしてしまいます。

それでも、クレールを支えてくださるお客様との信頼は絶大な物だと確信できたのは、年末の押し迫った時のデビューにも関わらず、新商品のマーシーをたくさんの方々がお買い求めにご来店くださった事です。

中にはお電話にて「〇〇日に伺いますのでお取り置きをお願いします」などとお問い合わせまで頂く事です。

2010もこんな暖かい、たくさんのお客様に支えられ応援いただいた事に本当に感謝申し上げます。

そして2011年もより質の高い美容技術と商品開発に精進して行きたいと思います。

来年も本年同様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

そして皆様にとっても良い年でありますようにお祈り申し上げます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シリコン除去が有料なんておかしくない?

2010年11月24日 | 美容について

最近、シリコンでの被害報告が広がりはじめ、今では「ノンシリコン」と商品に書き始めているメーカーも少なくありません。

今ごろ何の自慢?って思いますけどね~(かつて無添加の表記が流行ったように・・・)

私達は25年以上も前に枝毛コートなどの商品が世に出た時から、シリコンの使用については、パーマやカラーの施術だけではなく、発毛環境にも悪影響を与えると警告し続けてきました(当時は、ほとんど耳をかさない方が多かったです・・・)

その後も大手の化粧品メーカーさんは低コストで、それなりの質感が求められると言う理由だけでコーティング剤を配合し続けてきました。

今でも「二週間で修復」とか「乾いた後はトゥルン、トゥルン」なんて言うCMを見ると本当に残念です(サロンで受けるトリートメントやヘッドスパにも使われている事が多いですよ)

でも、それよりも酷い話は最近の美容室でブームになりつつある「シリコン除去」がメニュー化されている事です。

さらに、それらの除去剤やメニュー化を売り出しているのも化粧品メーカーであり、それらの除去剤や除去システムの導入のためのセールストークに「プラスαのメニューで単価アップ」などと書かれています(どこまで消費者を馬鹿にするのだろうか・・・)

こんなのを見ていると、多くの化粧品メーカーはシリコン被害を自分達で広めておきながら、今度はそれを無くすために、それようのシステムを作り、料金の二重取りを美容師に勧めているのかと思うと本当に酷い話しだし、残念でなりません。

いま化粧品メーカーが「ノンシリコンが良い」と言うのなら、そのメーカーさんの販売商品の原料から全てのコーティング剤を排除すべきだと思うし、シリコンによるコーティング剤での被害者の方々には除去する事を無償提供しても良いくらいだと思います。

でも、それはとても難しい事なので、消費者の方々には「コーティング剤配合の商品を使わないで欲しい」と願うしかありません。

自分の髪は自分で守れる事に早く気づき、本当に適切なアドバイスをしてくれる美容室を早く見つけてくださいね。

その事で自分の髪の将来は変わってしまいますからね。

そのためにも、より安全で健康を守る商品の開発も続けていかなければと思ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開発の陰に犠牲有り?

2010年11月16日 | 美容について

今回は、化粧品の原料について書いてみたいと思います。

一般に皆さんが使っている化粧品(ヘアケア商品・フェイスケア商品)には様々な原料が複雑に混ぜ合わされています。

それは使用感や香りなど、様々なメーカーの思想が盛り込まれているようです。

しかし、ほとんどの化粧品は植物性(水溶性)と石油系(油性)動物性(脂溶性)の物で作られています。

そこで、問題になるのが水と油を混ぜるための界面活性剤です(可溶化剤と言われるものです)

先日、偶然にも現在開発中のローションのサンプルテストの時の事にAパターン(自分の処方)とBパターン(メーカー推奨可溶化剤配合の処方)をテストしました。

自分は全て水溶性の原料を配合する事で安全性を主張しましたが、メーカーさんは「今回の可溶化剤は医療用にも使われているし、口紅やマスカラには良く使われているから大丈夫」主張してきました。

そこで、実際にテストをしたのですが、モデルは自分と家族です(いつもですが)

実験方法は顔を左右に分けAローションとBローションを塗り分けます。

結果は見事にBローション(可溶化剤入り)を塗ったところはかぶれてしまいました。

メーカーの担当者の方も愕然とされていましたが、それは動かぬ事実です(私の予想通り)

それもたった0.3%の配合でです。

でも、この配合量は実は原料も1種類だけなので他の製品よりもはるかに少ないのです(通常の化粧品は最低でも2~3種類は安全と言われている可溶化剤を入れています)

確かに私の家族の中で明確に被れたのは敏感肌の1名ですが、自分も使った瞬間に刺激性を感じるものでした。

そのぐらい可溶化剤(界面活性剤)は危険性が高いものなのです。

なぜなら水と油を溶かして混ぜると言う物だからです。

人の皮膚(肌)も水と脂により守られている以上、溶解性の高いものを付ける事は、本当に危険な事なのですよ。

今回の、実験のお陰で、あらためて全成分水溶性の安全なローションの開発が出来ました(デビューはもう少し先ですが・・・)

それにしても、実験結果が良くも悪くも家族で良かったと、何時も思います。

自分達の、大切なお客様(消費者の方々)に使っていただいて、もしもの事があったならと思うので、家族が身をもって危険性を知らせる事で、本当の安全性を発見できた事は良かったと思います。

家族は不満げですが、私はそんな家族に「尊い犠牲の素に、安全は守られるのです」と言いました。

それでも、顔の半分だけが「かゆい~」って怒ってますけどね・・・・

でも、そのお陰でそんな症状を改善する新たな処方のローションも同時に見つけてしまったので、ちょっとラッキーです。

これだから、研究開発は止められない!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洗い流さないトリートメントについて・・・・・

2010年11月11日 | 美容について

今日は『洗い流さないトリートメント』についてお話して見ましょう。

最近は質問が多く、また使用している方々も少なくないようなので色々なメーカーの商品を調べてみる事にしました(実は結果が分かっているので興味は無いのですが・・・・)

ここに、ある人気商品の全成分を書いてみます。

水添ポリイソブテン、ジメチコン、ベヘントリモニウムメトサルフェート、パルミチン酸、オレイン酸、スクワラン、アーモンド油、オリーブ油、ククイナッツ油、ゴマ油、ユチャ油、サフラワー油、トコフェロール、パーシック油、ダイズ油、カロットエキス、ヒマワリ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、メドウフォーム油、ローズヒップ油、ローズヒップ油、トリオクタノイン、イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート、セタノール )

この商品は最近では人気があるそうですが、商品の名前の通りに十六種類の油性成分が配合されています。

しかし、問題なのは、この商品が十六種類の天然の油剤が毛髪の質感を良くしているように思われますが、実は表示の初め二種類(水添ポリイソブテン、ジメチコン)により、既に質感の向上と艶を出しているのです(言いかれれば、この二種類だけでもツヤツヤ・サラサラの髪になります)

さらに、問題なのは多くの油剤を混ぜ合わせるために可溶化剤を数種類使っている事です。

これらの可溶化剤(界面活性剤)が複数使われるのは2つの理由があり、一つは油剤の原料を混ぜ合わせる事。

もう一つは毛髪への浸透力を上げ、いかにも自然に浸透したようにするためです(これにより毛髪内のタンパク質は破壊され変わりに配合されている油剤などが入ります)

ただ、現在人気の『洗い流さないトリートメント』を調べていくと、ほとんどの商品がコーティング剤と可溶化剤(界面活性剤)を配合しています。

その理由はジメチコンや、その他の油剤が基材である水には混ざらないので商品が上手く出来ないからですね。

何よりも、これらを毎日使い続けると毛髪にコーティングが強くなったり、可溶化剤によりタンパク質が溶解され、流失し、パーマやカラーが上手く操作されなくなります。

その状態を美容師さんが見極めらずパーマ剤やカラー剤の美容施術を行うと、オーバータイムにより、より毛髪の損傷が酷くなり事が多々あります。

つまり頭皮・頭髪にとっては、より損傷を招くため悪循環と言えるでしょう。

もしも、それらの『洗い流さないトリートメント』の購入を考えている方は、必ず表示成分を見て、コーティング剤や可溶化剤(界面活性剤)が多量に配合されてない物をお選びくださいね。

本当に現在の美容業界では安全な物が少なくなりました。

でも逆に言えば、それほど毛髪の損傷度が激しくなり、化粧品メーカーさんにとっては良い市場になってしまっているのですね。

だから消費者の方々を守るためにも、自分で開発するしかないんですね。

次回は、安全と言われている化粧品の原料の秘密についても書いてみようかな~


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今時は高校生にも・・・・

2010年11月09日 | 美容について

先日、我が家の娘が「今日、友達が○○シャンプーって良いんかな~」て聞いてきたよ。と話してくれました。

そしたら、そこに別の友達が加わり「シリコン入ってないやつが良いやんね~」と言う話になったそうです。

お陰様で、特に誇れる物は無いですが、我が家の娘は小さい頃から「凄い綺麗な髪」とか「触らせて~」とか友達のお母さん方の憧れの髪だったようで「何を使っているの?」とか「トリートメントを毎日しているの?」とか聞かれていたそうです。

ところが、我が家のお風呂場にはシャンプー以外は無く、娘もトリートメントはおろか、リンスすら見た事も無ければ、当然使った事もありません。

そのため質問の意味すらわからず、いつも「シャンプーしかしたことないです」と答えていたそうです。

その事がお母様方には新鮮と言うか、驚きと言うか、そのため同じシャンプーを使いたいと言ってくださった方が結構いらっしゃいました(私が言うのもなんですが、本当に綺麗です)

でも、生まれた頃から無添加シャンプーがあたり前のように身の回りにあり、しかもここ数年は商品開発のモニターに家族を参加させているため、現時点では市場に出ていない、素晴らしい原料をいち早く使う事もあり、高校になった今でも人間の毛髪の持つ特性(艶やかな髪)が現れているため、学校でもそんな話になったのでしょう。

でも、それよりも大切な事は「髪に良い物を使う」ではなく「髪に悪いものを付けない」と言う事なのです。

その意味では、ようやくアンチ・シリコンが定着しつつありそうですね。

そのためか、市場の反響に敏感な大手メーカーはわざわざ「ノンシリコン」と明記している商品も増えてきました。

でも、残念ながら市場にでているシリコンは非常に種類が多く、また表示にシリコンと明記されていないので一般の人には見分けがつきにくいのも事実です(原料名が明記されるから)

初めは撥水タイプ(鉱物系)が多かったのですが、世の中のバッシングにより、最近は親水性(合成植物系)の物までたくさん出ています。

さらに、今ではシリコン系から、より強いコーティング剤も出てきています。

いずれにせよ、これらのコーティング剤が市販の化粧品に配合される理由は原料価格が非常に安価なため、コスト削減と見た目の艶や感触向上を目的としています。

でも、そのために大きな被害が女性の発毛環境に影響を与えている事は間違いありません。

そのためにも、ノンシリコンはもちろん、天然成分由来の原料で、出来るだけ安全で安心な商品開発を今後も続けていこうと思います。

それにしても、今時の高校生が毛髪の健康にも注目してくれるようになった事は何より嬉しいニュースでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天使の輪

2010年08月29日 | 美容について

「天使の輪」なんだか懐かしい響きですね。

これは、今日お越しになったお客様との何気ない会話です。

そのお客様とは、もう15年ぐらいのお付き合いになりますが、遠方に引越しされた後も毎月一度、必ずご来店くださいます。

ご本人さ曰く「4週間目にこんにちはのダスキンみたいですね」と言われます。

実はこの方はご高齢なのですが、とにかくお元気です!

そして何と言っても驚くのは、その髪の美しさで「孫に何時もおばあちゃん天使の輪がめちゃくちゃ綺麗」と言って撫でられるし、お友達にも何時も髪が綺麗と褒められるそうです。

確かに、この方の髪質は直毛でボブスタイルだから、面の構成が綺麗に出来るので『天使の輪』は出来やすいとは思いますが・・・・・

それでも長年、毎月カラーリングを施しながらも、そのレベルの健康毛を保つ事はとても難しいのです。なぜなら髪も年齢と共に変化するからです。

残念ながら人は歳を取り老化する。だからこそ、一定のクオリティーを保つためには、化学毒を出来るだけ解毒し、その人の髪質や状態に合わせて、その時々で添加剤を使い分けるなどの必要があるのです。

100人いれば100通り、季節が変わればそれも変える、と言うように実は毎回のご来店時の毛髪や頭皮のコンディションは微妙に違うので、それに合わせて、薬剤や施術方法をコントロールすることが本来は必要なのです。

そして、髪や頭皮が加齢や過度の美容施術により、老化する事を少しでも遅らせるのが、本来のアンチエイジングではないでしょうか?

そのためには徹底したアンチケミカル(化学毒を排除)を行う事が大切なのです。

今日、たまたま同席されていたお客様からも「凄く綺麗な髪ですね」と言われ「もう歳なのにね~」と照れくさそうに、お応えになっていました。「実は83歳なんですよ」とも・・・・・

クレールの仕事は、もしかすると5年、10年、15年と長くお付き合い頂けなけれ理解されないかも知れません。

でも何時までも「自分の髪」でおしゃれを楽しんで頂くための「安全な美容」を提供し続ける事こそが、多くの美容室の中からクレールを選んで下さるお客様への恩返しになると思っています。

何時の日か「クレールで良かった」と言われるその日まで。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする