メーカーの対応に感じる誠意

最近、急に増えている食品の不良品回収
先日のカップ麺(焼きそば)に続き、今朝は大手冷凍食品メーカーさんの冷凍パスタにも異物の混入が見られ、何万食もの回収に迫られていますそれでも、それらの素早い対応に誠意を感じます

私も現在のニッシン化研さんと出会う前に経験しました。それは某化粧品メーカーさんのシャンプーを設計させて頂いた時のお話です。
その商品も、とても人気の商品となりましたが、しばらくして原因不明の不良が見つかり回収と廃棄処分をお願いしました。
すると、社長さんに「従業員が暑い中、一生懸命に作っているのに廃棄しろとは」って怒られました・・・
私としては回収した商品を間違えて再出荷しないために会社の信頼を守るために必要な事だと思い、アドバイスをしたのですが、それを「社員が頑張っているのに」と怒られても何だか納得ができず、むしろ消費者への思いは？って言いたくなりました
その後は、品質改良のアドバイスも聞き入れられず結果的には、その会社とは決別する事になりました
でも、いまでも不思議なのはあの時回収した大量の商品を破棄しなければどうするつもりだったんだろう？と言う思いがします
今となってはどうでも良いことですが、そのお陰でニッシン化研さんと出会い、今では安心して商品を開発提供できるようになりました
それは薬事法・商品のチャレンジテスト（抗菌テスト）・品質管理の全てにおいて正しく行われているからです

今回の食品メーカーさんの全面回収については、その素早い対応にメーカーさんの誠意を感じると共に、これからも品質管理の徹底を行う事の大切さを改めて感じました