さて何の弦にするか?
作品が出来上がって一番初めに張るのがGDA:ドミナントとE:レンツナーのゴールドブラカット0.26のオーソドックスな組み合わせです。
これが毎回作品のキャラクターを知る指針になります。
もう少し華やかな音にしたかったので
次にエバピラッツィにしました。(E線:ゴールドスティール0.26)
GDAは華やかでよかったのですが、E線に音の伸びの物足りなさを感じたので、E線を色々と換えてみることにしました。
その中で非常に良かったのがこれです。ワーチャーから新発売されたものです。
弦はやわらかいのに、温かくきらびやかな音で、伸びもいいです。
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袋を開けてびっくり!!!下の方がクルクル巻きになっています。
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調弦すると伸びていきます。
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このクルクル巻きによりE線の音の裏返りを防止する働きがあるそうです。他にも弦の縦方向への弾力性も増すそうです。(私の英語読解力???によると)
E線がとってもいい響きになり、心地いいです。またE線に張る弦によりA線にも影響がでますが、エバとの相性もgood。
次に同じ楽器にヴィジョン・ソロを張ってみましたが、E線はエバより鳴るものの物足りず、こちらにも張ったところ合います。
では他のヴァイオリンではどうなるのか?と私の作品でないもので試してみたところ同じ結果になりました。
「こんなE線を待っていたの!!!」と思わせるほど新しい発想と技術力を感じます。
E線をお探しの方は是非お試しあれ!