日本テレビの24時間テレビって、始まってから何年になるんだろう。
確か、始まったのは俺が中学1年生か2年生の時だったと思うから、もう35~6年経つのかなぁ。
一番最初に黄色いTシャツの集団が募金箱を首から下げて街角に立っているのを見掛けたとき、俺は彼らを避けて10円の募金もしなかった。
その時の俺は、中学生の子供だったから100円程度の金額は大金とまではいかないまでも貴重な小遣いだったし、かといって10円程度の少額な募金をするのは恥ずかしいという気持ちや、照れくさいような気持ちもあって、募金を呼びかけていた集団に近づかないように避けてしまった。
しかし、それから数日後だったのか数週間後だったのか忘れてしまったが24時間テレビが放送され、はじめて黄色いTシャツの集団が、この番組の募金活動をしているボランティアだったことを知り、集まった募金で寝たきり老人をお風呂へ入れる「お風呂カー」を送ったり、身体の不自由な人達の支援に役立てることを知った。
そして何よりも、
世の中には身体の不自由な人達がどんなに大変な思いをしているのか
それなのに、なぜか健常者よりも前向きな姿勢で生きている姿
生きたいのに、難病に冒されて志し半ばで無念の死を遂げている人達など
自分の知らない世界を知り衝撃を受けると同時に、募金活動をしていた人達を避けて、たった100円の募金も出来なかった自分を強く恥じた。
その罪滅ぼしというわけではないが、高校生になった俺は自ら黄色いTシャツの集団となり、高校生活の夏休みは毎年ボランティア活動をやらせてもらっていた。
しかし、朝から夕方まで街角に立ち募金を呼びかけても、募金箱の底が見える程度にしか募金は集まらず、心の中で
「俺の目の前を歩いていく人達1人1人が、たったの10円で良いから全員募金をしていってくれたら、どれだけの募金が集まるだろう」
と思ったことを忘れられない。
そして、最近になってインターネット上で次のような内容の書き込みを目にした。
その内容というのは、
24時間テレビに出演している芸能人はボランティアではなくギャラをもらっている
ギャラや制作費などを合わせると集まった募金以上の費用が発生している
そんなテレビ番組を制作するなら、その分の費用を企業が寄付すればいいじゃないか
などというものだった。
確かにそれも1つの意見だと思うが、俺の意見はチョット違っていた。
あくまでも俺の考えだけれども、大企業が大金を寄付しただけでは、本当の目的は半分も達成されないって思うんだ。
どうしても目に見える部分で番組の制作費や募金額などの数字の方に目がいってしまうんだろうけど、本当に大切なことはテレビの前にいる人達の内面的な部分に変化を与えること・・・。
つまり、一人ひとりの心の中に眠っていた
「思いやりの心」を目覚めさせること
が最大の目的なんじゃないかと思うんだよね。
「思いやりの心」って「愛」だよね。
多くの人達の心に化学反応と連鎖反応を起こして世の中を愛で満たす・・・つまり愛は地球を救うってことじゃないのかなぁ。
そういった意味では、制作費や集まった募金の金額では計り知れない価値がある番組だと思うんだけど・・・
また、蛇足で言わせてもらえば、出演者のギャラの件だけれども、芸能人というのは1人で仕事をしているわけではなく、売れっ子であれば売れっ子であるほどマネージャーやスタッフなどの取り巻きは多く、それらの人達も移動するだけでかなりの金がかかるし、当然スタッフ1人1人にも養うべき家族や生活があるわけであるからノーギャラというのは無理な話だと思うよ。
ギャラの金額よりも、その芸能人達が出演することにより発生する目に見えない効果が大きければ良いんじゃない
・・・・あくまでも個人的な意見ですが。
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確か、始まったのは俺が中学1年生か2年生の時だったと思うから、もう35~6年経つのかなぁ。
一番最初に黄色いTシャツの集団が募金箱を首から下げて街角に立っているのを見掛けたとき、俺は彼らを避けて10円の募金もしなかった。
その時の俺は、中学生の子供だったから100円程度の金額は大金とまではいかないまでも貴重な小遣いだったし、かといって10円程度の少額な募金をするのは恥ずかしいという気持ちや、照れくさいような気持ちもあって、募金を呼びかけていた集団に近づかないように避けてしまった。
しかし、それから数日後だったのか数週間後だったのか忘れてしまったが24時間テレビが放送され、はじめて黄色いTシャツの集団が、この番組の募金活動をしているボランティアだったことを知り、集まった募金で寝たきり老人をお風呂へ入れる「お風呂カー」を送ったり、身体の不自由な人達の支援に役立てることを知った。
そして何よりも、
世の中には身体の不自由な人達がどんなに大変な思いをしているのか
それなのに、なぜか健常者よりも前向きな姿勢で生きている姿
生きたいのに、難病に冒されて志し半ばで無念の死を遂げている人達など
自分の知らない世界を知り衝撃を受けると同時に、募金活動をしていた人達を避けて、たった100円の募金も出来なかった自分を強く恥じた。
その罪滅ぼしというわけではないが、高校生になった俺は自ら黄色いTシャツの集団となり、高校生活の夏休みは毎年ボランティア活動をやらせてもらっていた。
しかし、朝から夕方まで街角に立ち募金を呼びかけても、募金箱の底が見える程度にしか募金は集まらず、心の中で
「俺の目の前を歩いていく人達1人1人が、たったの10円で良いから全員募金をしていってくれたら、どれだけの募金が集まるだろう」
と思ったことを忘れられない。
そして、最近になってインターネット上で次のような内容の書き込みを目にした。
その内容というのは、
24時間テレビに出演している芸能人はボランティアではなくギャラをもらっている
ギャラや制作費などを合わせると集まった募金以上の費用が発生している
そんなテレビ番組を制作するなら、その分の費用を企業が寄付すればいいじゃないか
などというものだった。
確かにそれも1つの意見だと思うが、俺の意見はチョット違っていた。
あくまでも俺の考えだけれども、大企業が大金を寄付しただけでは、本当の目的は半分も達成されないって思うんだ。
どうしても目に見える部分で番組の制作費や募金額などの数字の方に目がいってしまうんだろうけど、本当に大切なことはテレビの前にいる人達の内面的な部分に変化を与えること・・・。
つまり、一人ひとりの心の中に眠っていた
「思いやりの心」を目覚めさせること
が最大の目的なんじゃないかと思うんだよね。
「思いやりの心」って「愛」だよね。
多くの人達の心に化学反応と連鎖反応を起こして世の中を愛で満たす・・・つまり愛は地球を救うってことじゃないのかなぁ。
そういった意味では、制作費や集まった募金の金額では計り知れない価値がある番組だと思うんだけど・・・
また、蛇足で言わせてもらえば、出演者のギャラの件だけれども、芸能人というのは1人で仕事をしているわけではなく、売れっ子であれば売れっ子であるほどマネージャーやスタッフなどの取り巻きは多く、それらの人達も移動するだけでかなりの金がかかるし、当然スタッフ1人1人にも養うべき家族や生活があるわけであるからノーギャラというのは無理な話だと思うよ。
ギャラの金額よりも、その芸能人達が出演することにより発生する目に見えない効果が大きければ良いんじゃない
・・・・あくまでも個人的な意見ですが。
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慈愛 互助の精神、 募金以外にも あのテレビはいろんなことを考えさせられますよね。
タレントの出演料は KEIZIさんの言う通りだと思います。
(出演料を寄付とか 考えた事もなかったですが)
募金も大切ですが、私はそれ以外の部分で、人の心へ訴えて内面的な変化を与えることの方が100倍大切だと思っています。
募金は、その変化の過程を目に見える数字や形にしたバロメーターの一つなのかもしれませんね。