あれから2か月近く。
やっと天葉が動いて来た…という感じです。
一応根も苔に潜り込んで伸びています。
もう2年近く経つというのに、出た葉は小さいものがわずか2枚足らず…遅いにも程があるノロマさです。しかしようやっと「地に足がついた」感触を受けます。
まあ本来金牡丹はこういう感じなのでしょう。個体それぞれ微妙に差はありますが、金牡丹を割仔から育てるのは至難の業です。富貴蘭初心者にはお勧め出来ないですね。
金牡丹マニアとしてはこのあたり、眼力を養いつつあります。苦節5年。金牡丹を毎日観察して来た甲斐があってか、水やり、肥料、日照の加減など金牡丹に最適なラインを見極めることに慣れて来ました。
そしてこれからもこの修行は続きます。ひたすら最高峰の金牡丹を求めて。日本の美、金牡丹を継承する若者として。