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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

義父が逝く

2021-01-03 21:30:47 | 日々是好日
昨日、夫の父親が亡くなった。
突然だったけど、もう危ないとは暫く前から言われていた。
義父はもうしばらく前から施設にお世話になっていた。

男3兄弟の長男である夫は、突然の訃報に悲しみに沈む間もなく、対応に追われた。
遠く離れているので、施設と葬儀屋、兄弟、次から次へと電話し、夜になった。
私は飛行機のチケットをエクスペディアで取ったけど、慌てて復路の日(まだ未定)を
間違えて、慌てて取り消したり、結局電話でオペレーターの人と話して落ち着いた。
慌てて取るものじゃないと肝に命じた。オペレーターの人は、1月2日だというのに、本当に親切に対応してくれて、こんなに上質なオペレーターは日本でしかあり得ないと改めて思った。

そして今朝夜明け前に夫は出かけて行った。
私たち家族は、コロナなので行かないことにした。
3兄弟で父親を弔う。

こんな時、兄弟は多いに限る。
3人寄れば文殊の知恵。
私自身、父が亡くなった時、心細くて兄弟がせめてあと1人いたら良かったのにと強く思った。だから本当はもう1人子供が産みたかったんだけど。

うちは出張とかある仕事ではないので、いつもはウザいくらいに思っている夫がいない夜というのは、こんなに寂しいものなのかと初めて知る。
子供の頃、父がたまに飲みに出ていない土曜の夜を想い出す。
テレビの日本昔ばなしの歌を聴きながら、ちょっと何だか心細い土曜の夜。

義理の父に会ったのは、実に2回くらいで、最後に会って別れたあとで、私は大泣きしたのだったけど、殆ど知る時間がなかったけど、めちゃくちゃ明るい人だったんだって。娘がラテン系みたいに明るいのは多分おじいちゃん似なんだね。

今頃、兄弟思い出に浸って飲み明かしているのか、連絡はない。

正月も終わる。