4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

溺れる人魚たち

2013-03-14 08:10:25 | 私の読書日記
ジュリー オリンジャーという作家の処女短編集「溺れる人魚たち」(原題 How to Breathe Underwater)を読んだ。

言わずもがな??私は“ガーリー”と思われるものが大好き。ファッションでもスウィーツでも、映画でも。
ガーリーなものを見ると気分があがるあがる。


9篇すべての話に共通するのは、主人公が皆ティーンエイジャーであること。

なので、全編を通して描かれているのは、思春期の少女たちが感じる息苦しさ。

多感な時期だから感じること、感じざるを得ないこと。残酷さ、幼さ、諦観、希望。


そして、どの話もそれぞれにユニークで、ページを捲ったら最後まで読まないと、この後どうなるのか予測がつかないところも面白く。


読み終わっちゃってちょっと残念。新作に期待。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。