最近読んだ本、立て続けに読みたい本を図書館に予約したら、ドバドバっと一気に貸し出しがきて、
でも読む本が沢山ある状態にホクホクした幸せを感じる私、
夏の2泊3日の旅行には、久しぶりに江國香織を携えた。
旅館の素敵なお庭の目の前を清流が流れていて、小がもが流されながらヨチヨチ泳いでる。
そんな光景を見ながらの読書に江國香織のエッセイは最適だった。
「物語のなかとそと」江國香織
若い頃から大好きな作家だったけど、ここ10年は流石に飽きてきていて、でもこの人の書くエッセイはやっぱり好き。
果物とお風呂漬けの生活も。
旦那さんとのひっそりした日常を読むのも好きだったけど、離婚したらしい話はとても切なかった。
ずっと知ってる夫婦が離婚してしまったように感じた。そっか、そっか、そうだったのか、となぜ??って気持ちと。
それから宮部みゆきを立て続けに「希望荘」「昨日がなければ明日もない」の杉村三郎シリーズ。
「悲嘆の門」(タイトルが素敵よね)は上中で今下巻を読み途中。ちょっと現実味から逸れてるので、どうなるの??と訝りながら
読んでいる。
藤原正彦の「国家と教養」
子供たちがもうちょっと大きくなったら読ませたいのと、近代史のそうだったの??が書かれていて、無知な私としては
なぜ日本が真珠湾攻撃することになったのかや、ハルノートの存在、221事件や515事件、なぜ満州へ侵略しに行ったのか、
当時の国民の気持ちなど、もっと本当のことを知りたくなった。
本の中でもある社長の言葉として出てくるけど、「人間にとって最も大切なのは、人と付き合い、本を読み、旅をすることだ」
とか、東京女学館の校長先生だった人の言葉で「私が生徒にどうしても伝えたいのは三つのこと。読書と登山と古典音楽の愉しさです」
などノートにメモして早速登山に行こうと思った。