目にとまった、群馬県内の病院関連の記事。
■ 患者情報など データ計1万5305件盗難 伊勢崎市民病院
(2016/8/14 上毛新聞)
群馬県の伊勢崎市民病院は13日、患者147人の氏名や年齢、病名などが記載された用紙と、1万5158件の手術情報が入ったハードディスク(HDD)が盗難に遭ったと発表した。手術データの分析を委託している業者の女性社員(27)が、用紙とHDDが入ったかばんを、埼玉県上尾市内の社宅駐車場に止めた車に置いたままにしていた。12日に盗難に気付き、同県警上尾署に被害届を出した。情報の不正利用などは確認されていない。
同病院によると、用紙には今月8~19日に同病院で手術を受けたり、受ける予定の全患者の氏名と年齢、性別、血液型、病名などが書かれていた。HDDには、2013年4月から16年7月に同病院が実施した全ての手術に関する個人情報が入っていた。
用紙、HDDともに住所や電話番号の記載はなく、HDD内の情報はパスワードで保護されている。同病院は今後、該当患者に説明し、謝罪する予定。
同病院は手術室の効率的な運営を図るため、14年7月からこの業者に手術データの分析を委託。業務は院内で行い、個人情報の持ち出しは禁止し、処理が終わった用紙は破棄、HDDを持ち出す場合は内容を消去するよう指導しているが、女性社員は無断で持ち出していた。業者は「社の教育と本人の認識が不足していた」と話した。
同病院の小林幹男病院長は「患者や家族に多大なご迷惑をかけ、心から陳謝したい」とコメント。再発防止に向け、個人情報の委託業務を再確認し、業者側に契約条項の順守を求めるとしている。
同市の五十嵐清隆市長は「大変遺憾であるとともに申し訳ない。今後このようなことのないよう全職員に指示したい」とコメントした。
こういう事件、困ります。
誰が責任を取るのでしょうか? ・・・ふつうに考えれば業者かな?
同じ病院での別の記事;
■ 手術ミスで斜視 男性に358万円賠償 伊勢崎市が議案
(2016/6/4:上毛新聞)
群馬県の伊勢崎市民病院で内視鏡手術を受けた、埼玉県本庄市の60代男性に後遺障害が生じたとして、伊勢崎市は3日、男性に損害賠償金約358万円を支払う方針を市議会議会運営委員会に示した。
群馬県内の病院の“初診料”の記事。
初診料は、
・桐生厚生総合病院:2160円
・伊勢崎市民病院:1620円
・前橋赤十字病院:5400円
・群馬大学附属病院:5400円
■ 群馬大と前橋赤十字病院で値上げ 初診5400円、再診2700円
(2016年3月30日:東京新聞)
4月からの診療報酬の改定などに伴い、大病院では新たな定額負担の仕組みが導入される。県内でも群馬大学病院と前橋赤十字病院(ともに前橋市)で、他の医療機関からの紹介状なしで受診した患者が負担する特別料金を、初診で5400円(現行3240円)、再診で2700円(同540円)にそれぞれ値上げする。
診察の費用とは別にかかるので注意が必要だ。救急車で搬送された重症患者などは対象外となる。
国は、軽症患者が大病院ではなく、まずはかかりつけ医となる診療所や中小病院へ受診するよう促すため、「特定機能病院」や一般病床五百床以上の「地域医療支援病院」を対象に、選定療養にかかる特別料金として最低額で初診五千四百円、再診二千七百円を設定するよう義務づけた。高度な医療を担う大病院と、中小規模の病院の役割分担を進める狙い。
肝臓手術を受けた患者の死亡事故が相次いだ群大病院は昨年六月、県内で唯一だった特定機能病院の承認が取り消された。地域医療支援病院でもないが、同病院は「地域の大規模病院として制度の趣旨に準じて対応した」と説明する。
県内では桐生厚生総合病院と伊勢崎市民病院が、ともに四月から五百床未満に病床数を縮小する予定のため、桐生は初診で二千百六十円、伊勢崎は千六百二十円(いずれも税込み)と現行と同じ特別料金に据え置く。両病院とも再診では徴収していない。
ただ、現行制度でも二百床以上の病院は地方厚生局に届け出れば、紹介状がない場合の特別料金を徴収できる。各病院の判断に任されており、厚生労働省の担当者は、四月からの見直しに合わせて今より値上げするか、新たに徴収を始める病院が「出てくる可能性はある」と話す。
二百床以上の県内病院は他に約二十カ所ある。関東信越厚生局群馬事務所は取材に、「現在各病院からの届け出を処理しており、取りまとめる状況にない」と説明している。
■ 患者情報など データ計1万5305件盗難 伊勢崎市民病院
(2016/8/14 上毛新聞)
群馬県の伊勢崎市民病院は13日、患者147人の氏名や年齢、病名などが記載された用紙と、1万5158件の手術情報が入ったハードディスク(HDD)が盗難に遭ったと発表した。手術データの分析を委託している業者の女性社員(27)が、用紙とHDDが入ったかばんを、埼玉県上尾市内の社宅駐車場に止めた車に置いたままにしていた。12日に盗難に気付き、同県警上尾署に被害届を出した。情報の不正利用などは確認されていない。
同病院によると、用紙には今月8~19日に同病院で手術を受けたり、受ける予定の全患者の氏名と年齢、性別、血液型、病名などが書かれていた。HDDには、2013年4月から16年7月に同病院が実施した全ての手術に関する個人情報が入っていた。
用紙、HDDともに住所や電話番号の記載はなく、HDD内の情報はパスワードで保護されている。同病院は今後、該当患者に説明し、謝罪する予定。
同病院は手術室の効率的な運営を図るため、14年7月からこの業者に手術データの分析を委託。業務は院内で行い、個人情報の持ち出しは禁止し、処理が終わった用紙は破棄、HDDを持ち出す場合は内容を消去するよう指導しているが、女性社員は無断で持ち出していた。業者は「社の教育と本人の認識が不足していた」と話した。
同病院の小林幹男病院長は「患者や家族に多大なご迷惑をかけ、心から陳謝したい」とコメント。再発防止に向け、個人情報の委託業務を再確認し、業者側に契約条項の順守を求めるとしている。
同市の五十嵐清隆市長は「大変遺憾であるとともに申し訳ない。今後このようなことのないよう全職員に指示したい」とコメントした。
こういう事件、困ります。
誰が責任を取るのでしょうか? ・・・ふつうに考えれば業者かな?
同じ病院での別の記事;
■ 手術ミスで斜視 男性に358万円賠償 伊勢崎市が議案
(2016/6/4:上毛新聞)
群馬県の伊勢崎市民病院で内視鏡手術を受けた、埼玉県本庄市の60代男性に後遺障害が生じたとして、伊勢崎市は3日、男性に損害賠償金約358万円を支払う方針を市議会議会運営委員会に示した。
群馬県内の病院の“初診料”の記事。
初診料は、
・桐生厚生総合病院:2160円
・伊勢崎市民病院:1620円
・前橋赤十字病院:5400円
・群馬大学附属病院:5400円
■ 群馬大と前橋赤十字病院で値上げ 初診5400円、再診2700円
(2016年3月30日:東京新聞)
4月からの診療報酬の改定などに伴い、大病院では新たな定額負担の仕組みが導入される。県内でも群馬大学病院と前橋赤十字病院(ともに前橋市)で、他の医療機関からの紹介状なしで受診した患者が負担する特別料金を、初診で5400円(現行3240円)、再診で2700円(同540円)にそれぞれ値上げする。
診察の費用とは別にかかるので注意が必要だ。救急車で搬送された重症患者などは対象外となる。
国は、軽症患者が大病院ではなく、まずはかかりつけ医となる診療所や中小病院へ受診するよう促すため、「特定機能病院」や一般病床五百床以上の「地域医療支援病院」を対象に、選定療養にかかる特別料金として最低額で初診五千四百円、再診二千七百円を設定するよう義務づけた。高度な医療を担う大病院と、中小規模の病院の役割分担を進める狙い。
肝臓手術を受けた患者の死亡事故が相次いだ群大病院は昨年六月、県内で唯一だった特定機能病院の承認が取り消された。地域医療支援病院でもないが、同病院は「地域の大規模病院として制度の趣旨に準じて対応した」と説明する。
県内では桐生厚生総合病院と伊勢崎市民病院が、ともに四月から五百床未満に病床数を縮小する予定のため、桐生は初診で二千百六十円、伊勢崎は千六百二十円(いずれも税込み)と現行と同じ特別料金に据え置く。両病院とも再診では徴収していない。
ただ、現行制度でも二百床以上の病院は地方厚生局に届け出れば、紹介状がない場合の特別料金を徴収できる。各病院の判断に任されており、厚生労働省の担当者は、四月からの見直しに合わせて今より値上げするか、新たに徴収を始める病院が「出てくる可能性はある」と話す。
二百床以上の県内病院は他に約二十カ所ある。関東信越厚生局群馬事務所は取材に、「現在各病院からの届け出を処理しており、取りまとめる状況にない」と説明している。