徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

全豪オープン決勝「フェデラー vs マレー」

2010年02月01日 06時57分01秒 | テニス
 WOWWOWで見ました。
 2010年の決勝は、王者フェデラー(スイス、28歳)vs 挑戦者マレー(イギリス、21歳)。

 フェデラーは押しも押されぬ世界ランク1位を独走するマルチプレーヤ-。ウィンブルドン6回優勝の歴代タイ記録保持者であり、現役にもかかわらず伝説化しつつあるビッグネームです。
 一方世界ランク5位のマレーは、イギリスから登場した若手のホープ。

 このカード、前から見たかったんです。
 正当派フェデラーとくせ者マレー。
 昨年のウィンブルドンでも決勝で当たりそうでしたが、マレーが惜しくも準決勝で負けてしまい、実現せず。
 実はマレーは何回もフェデラーに勝ったことがあるんですね。

 さて、マレーのグランドスラム初優勝なるか、と注目の一戦でしたが・・・結果は3-0のフェデラー圧勝に終わりました。
 がっぷり四つの見応えあるゲームを期待していたので、少し残念。
 第1セットこそマレーが押していましたが、安定感のあるフェデラーが立ちはだかりました。

 グランドストローク戦が中心で、ネットプレーはほとんどありません。
 腰を気にするマレーのサーブは切れが今ひとつで、成功率も低い。
 ストローク戦でもマレーは押されがち。
 マレーが勇気を振り絞って打ったショットで攻めるけど、フェデラーはそれをしのぎ、ちょっと球筋が甘くなると攻めに転じてポイントを稼ぐ。
 そのくらいの差がありました。

 なにしろ、フェデラーの動きは自然体で練習でもしているかのよう。
 難しいショットも難なく決める彼の真骨頂です。
 自分のミスショットにもクールな表情で、ひとしきり悔しがるマレーと好対照でした。
 マレーが勝つとしたら、フェデラーがよほど不調か、マレーがひと皮剥けてふだん以上のプレーを維持するか、かな。

 昨今、衰えてきたと評されがちなフェデラーの健在ぶりを見せつけられたゲームでした。

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