息吹山を右手に望みながら関ヶ原を過ぎると米原。米原から暫く走ると彦根です。
彦根の井伊直弼氏といつかは向き合わないといけないな、と、思いつつ、先延ばしにしていたことには訳があります。
私の夫の祖先は水戸藩であり、桜田門外の変に関わりがあります。
当時の流れからすると、色々な見方があるのでしょうが、これを書き出すと長くなるので止めておきます。
ともかく、彦根に足を踏み入れることを躊躇していたわけですが、直系の夫はそんなことは気にせず彦根を何度か訪れています。つまり、私だけの問題でもあったわけです。
彦根城の袂に歴史資料館があります。私が到着した時間が丁度ひこにゃん登場の時間と重なり、どうせ来たのだからひこにゃんに会う事にしました。
ひこにゃん登場の前に、ひこにゃんについての説明があり、それによると、
「ひこにゃんは、身体が弱いのであまり動きません。疲れやすいので直ぐにお休みします。音楽もありません。」
「ひこにゃんは、一切声をだしません。この芝生から出ませんので、皆様は、この中に入らないでくださいね。」
なるほど、やってきたひこにゃんは、静静と歩いてこちらに向かい、蝉しぐれの中、ポーズを取り、少し動くと静止します。
観覧者は、高ぶる声を出すことなく、やはり静静と「ひこにゃん、可愛い。。。」と、呟きます。
子供もオバサンも多いのに、ひこにゃん登場を静かに見守る人々。。。
歴史資料館の重厚な建物の屋根を見上げるとしっかりと井伊家の紋。それを背景に静静とパフォーマンスするひこにゃんに、井伊家に入るための禊ぎができたようなカタルシスが起き、ひこにゃんに受容されたような気分になり、ちょこっと重たい気分だったのが軽やかになり、彦根城天守閣まで上ることが出来ました。
井伊家の審美眼甲冑の美しさに息を飲み、井伊直弼の茶人としてのセンスは抜群であることも理解でき、能舞台の見所に座り、井伊家の洗練された品の良さに、暫し心を奪われておりました。
彦根城天主の山を降りると井伊直弼が生まれ育った楽々園があり、程好い広さの庭園があります。
るろうに剣心の映画に登場する白壁は、楽々園であることも教えていただき、無事に彦根城を歩くことができました。
楽々園と駐車場の間に井伊直弼の銅像があり、もちろんそこに手を合わせ、彦根を後にしました。
結果的に、ひこにゃんのゆるさに助けられた様な。。。そんな彦根巡りでありました。
☆☆ ☆☆
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私の夫の祖先は水戸藩であり、桜田門外の変に関わりがあります。
当時の流れからすると、色々な見方があるのでしょうが、これを書き出すと長くなるので止めておきます。
ともかく、彦根に足を踏み入れることを躊躇していたわけですが、直系の夫はそんなことは気にせず彦根を何度か訪れています。つまり、私だけの問題でもあったわけです。
彦根城の袂に歴史資料館があります。私が到着した時間が丁度ひこにゃん登場の時間と重なり、どうせ来たのだからひこにゃんに会う事にしました。
ひこにゃん登場の前に、ひこにゃんについての説明があり、それによると、
「ひこにゃんは、身体が弱いのであまり動きません。疲れやすいので直ぐにお休みします。音楽もありません。」
「ひこにゃんは、一切声をだしません。この芝生から出ませんので、皆様は、この中に入らないでくださいね。」
なるほど、やってきたひこにゃんは、静静と歩いてこちらに向かい、蝉しぐれの中、ポーズを取り、少し動くと静止します。
観覧者は、高ぶる声を出すことなく、やはり静静と「ひこにゃん、可愛い。。。」と、呟きます。
子供もオバサンも多いのに、ひこにゃん登場を静かに見守る人々。。。
歴史資料館の重厚な建物の屋根を見上げるとしっかりと井伊家の紋。それを背景に静静とパフォーマンスするひこにゃんに、井伊家に入るための禊ぎができたようなカタルシスが起き、ひこにゃんに受容されたような気分になり、ちょこっと重たい気分だったのが軽やかになり、彦根城天守閣まで上ることが出来ました。
井伊家の審美眼甲冑の美しさに息を飲み、井伊直弼の茶人としてのセンスは抜群であることも理解でき、能舞台の見所に座り、井伊家の洗練された品の良さに、暫し心を奪われておりました。
彦根城天主の山を降りると井伊直弼が生まれ育った楽々園があり、程好い広さの庭園があります。
るろうに剣心の映画に登場する白壁は、楽々園であることも教えていただき、無事に彦根城を歩くことができました。
楽々園と駐車場の間に井伊直弼の銅像があり、もちろんそこに手を合わせ、彦根を後にしました。
結果的に、ひこにゃんのゆるさに助けられた様な。。。そんな彦根巡りでありました。
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