不二家のペコちゃん

ペコちゃん＆ポコちゃん

　不二家が期限切れ原材料使用問題で店は１１日からクローズしたままです。
全国に直営店が９６店、ＦＣ店が７０７店で合計８０３店があったそうです。　なんとも店が開いてないのはさびしいものですが、しかしこの事件は、企業としての真のモラルを問うべき事件であり、企業としての最も恥ずべき姿であると思います。
　言葉が不適切ではあるかもしれませんが、物心ついてペコちゃんがわかる幼い世代から、お年寄りまであらゆる世代の人たち、オーバーに言うと日本人にとって、そのささやかな夢を裏切った事件だと言っても過言ではないと思うのです。


　　店前にあるペコちゃんの人形に触ったことのない人はいるでしょうか？

　　ミルキーを口にしたことのない人はいるのでしょうか？

　　「ミルキーはママの味」ではなかったのでしょうか？

　　目を閉じて、口の中にミルキーを入れられたら、誰もがその味をわかるのではないでしょうか？


　僕にとって、子供の頃はミルキーの味、ネクターの味、大人になってから（というよりついこの間まで）はレアチーズケーキの大ファンでした。
　近くにあった不二家がなくなり寂しかったのですが、家にあるペコちゃんの人形たちも今までとは違い寂し気に見えたりします。
　そのペコちゃんたちに、なんとなく明かりをつけてみたくなったので・・・。

　普段は関心なかったある時期にスタンプを集めると、クリスタル・ペコちゃん人形がもらえるキャンペーンがあって、一生懸命食べてもらったのがこの人形たちです。

　　　

 

 

　　　　　　　

Ｐｅｋｏ　＆　Ｐｏｋｏ　　　　　　　　　Ｐｅｋｏ　＆　Ｄｏｇ
なかよしペコちゃんとポコちゃん　　　　　　ペコちゃんとドッグ

Ｐｅｋｏ　＆　Ｐｒｅｓｅｎｔ
パーティに行くペコちゃん

 

　　　　　　　

Ｐｅｋｏ　＆　Ｃａｋｅ　　　　　Ｐｅｋｏ　＆　Ｗｅｄｄｉｎｇ Ｃａｋｅ
ケーキを作るペコちゃん　　　　　ペコちゃんとウェディングケーキ

 

　あとで調べてみたのですが、不二家の社名は、創業家である藤井家の「藤」と日本のシンボルである「富士山」、そして「二つと無い存在に」（不二）との意からつけられたそうです。
　さらに不二家のシンボルマークであるファミリーマークのFには、不二家のイニシャルのほか、ファミリア（親しみやすい）、フラワー（花）、ファンタジー（夢）、フレッシュ（新鮮）、ファンシー（高級な・かわいらしい）の５つの意味が含まれていたそうです。

　企業理念と企業責任、“初心忘れるべからず”だと思いますねぇ・・・。


　　それでもやっぱり不二家のレアチーズケーキが食べたい～








　ｐｓ：そんな最中、皮肉にもこんなこともあるんですね

　　　　　　　　ペコちゃんグッズ急騰「販売中止なら入手困難」