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奇跡は空からやってくる
■監督 ゲイリー・ウィニック
■脚本 スザンナ・グラント、キャリー・カークパトリック
■キャスト ダコタ・ファニング (声)ジュリア・ロバーツ、スティーヴ・ブシェミ、ジョン・クリース、キャシー・ベイツ、ロバート・レッドフォード
□オフィシャルサイト 『シャーロットのおくりもの』
田舎町の農家で11匹の子ブタが生まれる。 母ブタのお乳は10個しかなく、一番小さな1匹が命を奪われそうになる。 それを見かねた少女ファーン(ダコタ・ファニング)は、その子ブタにウィルバーと名付け自ら母親代わりとなる。 やがてウィルバーはほかの動物たちとも友だちになり、とりわけ優しいクモのシャーロット(声:ジュリア・ロバーツ)と仲良くなる。 シャーロットは、クリスマスのハムになってしまうことを恐れるウィルバーに、言葉の贈り物をするのだった。
おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★☆
全世界で4,500万部を越えるてロングセラーを続けるE.B.ホワイトによる児童書。 動物のボイスキャストもホント豪華です。
シャーロットには、出産後初の映画出演となるジュリア・ロバーツ。 他にもネズミにスティーヴ・ブシェミ、牛にキャシー・ベイツ、馬にロバート・レッドフォードらが命を吹き込んでいる。
ダコタ・ファニングは相変わらず上手い
アニマルものとくれば、先の馬と一緒だった『夢駆ける馬ドリーマー』の余韻が強い。
なんとなくベイブの匂いのする映画にも見えたが、原作の膨らみが出ているのかどうかは定かではない。 だけど、多少のファンタジックな内容は別として、アニマルものはやはり涙腺が弱くなってしまう。 何故なんだろうなぁ(笑)
この映画で一番の感動を与えてくれたのは、出産後初の映画出演となるクモのシャーロットの吹替を担当したジュリア・ロバーツだろう。 久しぶりに彼女の温かい懐の深い演技(声優として)を感じた。 クモというだけに少し引き気味になってしまうところだが、彼女の説得力のある、そして包容力のある声にそんなこともすっかり忘れて聞き入っていた
それにしても30頭ちかくの子豚を使って撮ったのは、本当に大変な作業だったと想像する。 僅かの間に子ブタは成長してしまうため仕方がないのだそうな・・・。 ベイブのときも同様の裏話を聞いた記憶がある。
もちろん最新CGも導入しているのだが、あえて生アニマルでいけるところはいったことは感心できる。 その他の動物についてもよく調教されている。 彼らの出演料も結構かかっているはずだ(笑)
ダコタ以外の役者については、そんなに出演料がかかっていないと思うが、意外や意外、アニマルものは金がかかる もちろん動物の吹替を担当しているボイスキャストもそこそこだと思われるが(笑)、例えば、クモ担当のジュリア・ロバーツを筆頭に、ネズミにスティーヴ・ブシェミ、牛にキャシー・ベイツ(これ本人出演でもOKかも
)、そして馬には名優ロバート・レッドフォードが。
声優としての彼らのギャランティはいくらぐらいのものか知りたいところだ(笑)
それにしても、ダコタ・ファニング、
過去に『I am Sam アイ・アム・サム』でショーン・ペン、『マイ・ボディガード』でデンゼル・ワシントン、『宇宙戦争』でトム・クルーズ、『ハイド・アンド・シーク 暗闇でかくれんぼ』でロバート・デ=ニーロ、『夢駆ける馬ドリーマー』でカート・ラッセル、そして『シャーロットのおくりもの』で豚、と大物俳優と共演続き。 一杯栄養を蓄えて、これから益々楽しみな小さくて大きな女優さんですね~
ちなみにダコタ・ファニングの次回作品は『ハウンドドッグ』
しかしこの新作映画、サンダンス映画祭で物議を醸しているそうな。
「アメリカ南部を舞台に、悩み多き少女(ダコタ)がエルビス・プレスリーの音楽を通じて成長するという青春映画なのだが、問題となっているのは少女が年上の男子にレイプされるシーン。 キリスト教系の映画評論家は、12歳のダコタにこの役を演じさせたのは児童虐待に他ならないと批判し、ボイコットを呼びかけた。 また、出演を薦めたダコタの親に対してもバッシングを行っている。 批判に対し、ダコタは「これはレイプ映画じゃありません」と反論。ちなみに問題のシーンは1分未満で、肌の露出はなく、ダコタの顔と手のアップのみだという。」 (Yahooニュースより抜粋)
TBさせて頂きました^^・
子どもと一緒に観に行きましたので、吹替版で鑑賞しました。なかなか良かったですよ。ジュリア・ローバーツの声は聞けなくて残念でしたが。
ダコタの新作の話ですが、12才のダコタの発言にビックリしました。「これはレイプ映画ではありません」だなんて、大人ですね~
>子どもと一緒に観に行きましたので、吹替版で鑑賞しました。なかなか良かったですよ。ジュリア・ローバーツの声は聞けなくて残念でしたが。
お子さんとご一緒ならやはり吹替版ですよね^^
お子さん、楽しままれていましたか^^
字幕にも小さな子供さんを連れているお母さんが居ました。マナーやエチケットは考えていないようでしたが(笑)
>ダコタの新作の話ですが、12才のダコタの発言にビックリしました。「これはレイプ映画ではありません」だなんて、大人ですね~
賞が欲しいとのことですが、狙いにいくものではなく後で評価されて獲って欲しいですよね! 十分これからそういう機会に恵まれる女優さんだと思うので!
「ほかの事で何か言われるのは構わないけど、
私の母ことまで言うのはひどいと思う。
単なる攻撃でフェアーじゃないわ。
彼らは映画を見ていないのよ」
とコメントしているようです。
『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンも
「映画のテーマは、
不完全な家族だって完璧な家族と同じくらい
愛し合えるってことなのよ」と出演作を紹介。
アメリカの子役は、
映画を熟知していますね。
TBありがとうございます
とにかく声優をしたキャストたちが豪華で
とても楽しめました☆ブシェミはとくに好き
皆ハマってましたよね。
ダコタちゃん、次回作はレイプされちゃう役に挑戦で
かなり批判の声もあるみたいです。。。が
今後も楽しみです。。。。
間違った子役の行く末にならないことを祈ってます(笑)
cyazさんの字間違えちゃって、失礼しました。。。。
>「ほかの事で何か言われるのは構わないけど、私の母ことまで言うのはひどいと思う。単なる攻撃でフェアーじゃないわ。彼らは映画を見ていないのよ」とコメントしているようです。
小さいながら大人社会の中でしっかりとその素質を発揮していますね(笑) マスコミに負けたらやってられませんからね・・・ショウビズ界は(笑)
>『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンも「映画のテーマは、不完全な家族だって完璧な家族と同じくらい愛し合えるってことなのよ」と出演作を紹介。
彼女もまた小さな大女優の一歩を間違いなく歩んでいますね! あんなに小さいのにあんなにナチュラルな演技が出来るなんてビックリです^^
>アメリカの子役は、映画を熟知していますね。
肌で、そして体で体現したものは例え子供と言えども侮れないものです(笑)
>ブシェミはとくに好き 皆ハマってましたよね。
僕も好きですね^^ でも彼、やはりあの顔が欲しい(笑)
>間違った子役の行く末にならないことを祈ってます(笑)
そうですね! でも一発屋でないので彼女は大丈夫だと思いますが(笑) D.B.のようにはならないように(爆)?!
名前、時々僕も自分で間違うときありますから(笑)
シャーロット…と、カタカナに変えました。
よろしくお願いします。
そしてこんなに子供向けの映画をご覧下さりありがとうございます。
私自身、この映画で当時はアニメですが、幼少時に劇場鑑賞デビューしてるもんでかなり思い入れがありました。
原作はもっとあっさりしてるし、ファーン少女のエピソードには重点はあまりおかれていません。
とても映画的な演出…ちょっと感動系ストーリーに仕上がってましたが、まあかえってよかったーとおっしゃる方も多いのは事実です。
吹き替え版のヴォイスキャストの方々もまあまあ良かったです。
確かに全員がヴォイスキャストでなかったら、物すごいギャラでしょうね~。笑
おひさしぶりですね^^
>原作はもっとあっさりしてるし、ファーン少女のエピソードには重点はあまりおかれていません。
原作は恥ずかしながら未読です(汗)
>吹き替え版のヴォイスキャストの方々もまあまあ良かったです。
そうですか! 興味はありましたが吹替版は子供さんたちが多そうですから(笑)
>確かに全員がヴォイスキャストでなかったら、物すごいギャラでしょうね~。笑
ですよね(笑) 『カーズ』あたりでも思いましたが(笑)
私もアニマルものは涙腺が弱くなるタイプです 笑!
ウィルバーがめちゃめちゃ愛くるしくて、私も抱っこしたい!と思いました。
シャーロットがウィルバーに「私と友達になってくれてありがとう」と言ったシーンでは号泣でした。
お互いに同じ事を思っていたんだなぁと。。。
そして、今更なのですが、
人間の為に命を犠牲にしてくれている生き物達に「感謝」を込めて、
「いただきます」「ごちそうさまでした」を言おうと思った映画でした。