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トライアスロンのトレーニング、レース、機材、その他色々

日産スタジアム・サイクリングフェスティバル2018

2018-09-22 | レース


 去年に引き続き、日産スタジアム・サイクリングフェスティバルに参加。去年はチーム・キングの部だったけれど、今回はソロ2時間。ところで去年は大会名にアンカーが冠されていたけど、今回はアンカーが外れ、関与も薄くなった(アンカーの試乗車がなくなったり)。
 優勝を目指して臨んだけど、結果は5位入賞と、表彰台に登ることも出来ず。

 ソロ2時間は午後の部なので、11時過ぎに会場入り。試走がてらコースを3週回ってアップ。ほとんどそのままスタート前列に陣取る。
 スタート後1週目は、プロ選手のコントロールによるローリングスタート。アンカーの石橋選手のすぐ後ろを走る。乗っているバイクがアンカーだし、一応アンカーのファンなので(直前のチーム改編に思うところはあるけど)嬉しい。

 プロ選手のコントロールが外れるとチーム複数員で参加している選手と、更に同じチームの人でチーム戦の部で参加している人たちが後ろから合流してきてコントロールを始める。なかなか良い速度で走っているが、やはりそれなりの選手たちが出場していることから、細いコースもあり縦長の集団でしばらくレースは展開。集団のけん引はチーム参加者に任せ、僕はそこそこの位置をキープして様子見。それでも、カーブからの立ち上がりがあんまり得意でないせいで苦労する。ふるい落としの方法が限られるためか、立ち上がりのダッシュはかなり速い。
 ただ、このレースは初心者からそこそこの上級者まで参加している上、コースが全体的に細く路面も悪く、急カーブが多いことで結構カオス。午後には上がっていたが、午前中は雨が降っていたせいで落車が多かったらしい。集団がのんびり走っている人を抜く際にもカーブで膨らんだりしないか結構気を使う。

 開始1時間ほど経つと、チーム参加者で集団を引いていた選手にも脚が売り切れて脱落する選手が発生。また、ソロ参加者(いや、ソロのレースなのだけど)の中で脚がある選手が散発的に強力なけん引を始めた。そんな中、集団一桁番手で落車が発生。集団が割れる。
 中切れが発生するが、ソロ参加者の引きが強く、落車直後の選手が中切れを埋めきれず。勝ち逃げになるなと思い、めいいっぱい踏んで自分でも中切れを埋めにかかるが、取り残された選手も脚がなくなっており、追走集団を形成できず、一人で逃げを追う羽目に。一気に詰め切ることが出来なかったため、逃げ集団も5人以下だったのでいずれ速度が緩むかと期待し、巡航はそこそこのペースで走っている集団に乗せてもらって脚を温存し、カーブや登りで詰めるというプランで30分程頑張るが、逃げの勢いがあり、完全に逃してしまった。

 レース残り30分、どうしようかと考えていたところ、チーム参加者で脚のありそうな人が追いついてきて、協調しましょうと声がかかった。渡りに船である。自分が追っているのは、あなたと同じチームの人ですよ、と一応伝えたが、特に気にしないようだったので協調成立。1分交代くらいで回す。直に、単独で抜いて行こうとした全身タイツの選手がいたので後ろに着き、協調を持ちかけると成立。そのまま三者で残りを走りきった。



 結局、順位は5位で表彰台は逃したものの、自分の実力ならこんなものかなと納得できる程度。応援に来てくれていた妻も喜んでくれる順位だった。しかしながら、チーム参加者が脅威だったとは言え、レース運びが消極的過ぎたのは反省点。そもそも、あんまりレースが出てないので自分の実力がどの程度か分かっていないのもあるが。

 ところで、優勝はソロ参加でレースの中盤に強力な引きをしていた選手。スプリントみたいなダイナミックな引きをしていた。あれだけ前を引いて勝つのだから、大したものだと感心した。
 終盤に協調を持ちかけてくれた選手のチームは、チーム優勝。良い選手と協調できて助かったなと感謝。反省点はあっても楽しいレースでした。



 ところで、レース前にサドルが高すぎるんではないかと、1週間ほどかけてローラー台で調整しながら1cmちょっと下げたが、良い感じ。サドルが高い方が膝と股の関節の角度的に力が出しやすいと思っていたが、一方下死点付近で脚が伸びきってしまい、悪いアンクリングが出ていたのかもしれない。

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