Cycle Log

トライアスロンのトレーニング、レース、機材、その他色々

キズパワーパッド

2016-03-23 | サプリメント等

 怪我をしてから、キズパワーパッドのお世話になっているけど、とても便利。キズパワーパッドは、湿潤療法に基づいた絆創膏といったものだが、普通の絆創膏との比較をしてみる。ちなみに、湿潤療法は傷が早くきれいに治るという触れ込みだが、その点については同程度の傷を2つ作らなければ比較不能なので、なんともいえない。
 医者には、怪我をした膝に包帯をぐるぐる巻かれたが、いろいろ不便なのでキズパワーパッドに張り替えた。その上で、医者にまた診てもらったが特に怒られることもなく、新しいパッドを当ててもらった後に、なんだったらキズパワーパッドに張り替えてください、みたいなことを言われたので、医者でもある程度信頼している品なのかもしれない。

 メリット
・痛みがやわらぐ。指の関節に擦り傷を負ったが、キズパワーパッドを貼るとちょっとした痛み止め効果があった。
・防水性が高い。ぴっちり貼れば、風呂に入っても水が入らない。
・付け心地が良い。多少厚みがありかつ衣類に引っかからないので、保護機能がありかつ邪魔にならない。

 デメリット
・高価い。普通の絆創膏の2倍くらい。
・寿命が短い。浸出液のせいでふやけて、やがて液が漏れてくる。程度にもよるけど、3日が限界か。衛生のためにも、こまめに張り替えた方が良い。

 以上、並べてみたけど、ある程度の傷なら(処置後なら)とりあえずこれを貼っておけば、傷を忘れて日常生活を送れるという安心感がある。一方で、小さかったりあまり痛みのない怪我なら普通の絆創膏で事足りると思う。

H28.4.7追記
 4週間ほどキズパワーパッドを使って。
 怪我から、2週間目の通院時に、キズパワーパッドを使っていることについて注意を受けた。曰く、汗から雑菌が繁殖して化膿する可能性があるとのこと。軟膏とガーゼ、包帯の組み合わせの方が化膿が起きにくいとのことである。
 3週間目の通院時は、かなり傷が小さくなってきたこともあり、むしろ医者からキズパワーパッドを勧められた。これなら、シャワーも浴びられますよと(普通の絆創膏では蒸れるのであまり勧められないらしい)。怪我の程度によっては、キズパワーパッドは医者公認らしい。傷も早く綺麗に治るとのこと。
 医者の話について、今回の自分なりのまとめでは、直径3cm以上の大きな怪我は包帯とガーゼ、それ以下はキズパワーパッド良いのではないだろうか。大きな傷ほど、自分の汗からの雑菌も含めて化膿しやすく、湿気がこもりにくい包帯とガーゼが良い。小さな怪我であれば、(人体の抵抗力により)雑菌が繁殖しにくいのでキズパワーパッドのような完全に近い防湿機能が役に立つと。なお、雑菌が繁殖すると身体の治癒力の一部が雑菌退治のために使われるので、結果として傷の治りが遅くなるようである。
 なお、最後に注意を促しておきたいのは、キズパワーパッドの注意書きにあるように、傷から膿が出たらすぐに傷を洗って新しいキズパワーパッドに貼り直す必要があることである。僕の場合、3日放置すればキズパワーパッドの中に黄色い膿が発生していたので、2日ごとに交換していた。何よりも傷口を清潔に保つことが大事である。
BAND-AID(バンドエイド) キズパワーパッド 大きめサイズ 12枚入り
クリエーター情報なし
ジョンソン・エンド・ジョンソン

BAND-AID(バンドエイド) キズパワーパッド ひじ・ひざ用 3枚
クリエーター情報なし
ジョンソン・エンド・ジョンソン

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BICYCLE21を買ってみた。

2016-03-21 | 書評
 たまに、自転車屋で見かける(そしてAmazonにレコメンドされる)BICYCLE21を買ってみた。きっかけは、リオ五輪に出場確実になった、ブリヂストン・アンカーの内間康平選手が表紙&特集されているからだ。
 表紙に毎回「V」が並ぶ男くさい雑誌で、インターハイとか実業団レースとかを狙うかなりニッチな層に向けた雑誌である。実際、読んでみると内容も硬派、表現も「ばく進」とか「アンカー戦士」とか男くさい(笑)。マイナーパーツの広告が並び、(テレビにも映らない)日本のプロロードレースの記事が掲載され(ヨーロッパレースの記事はない)、フレームやパーツのインプレ記事はほとんどない。とはいえ、日本のプロロードレース界や自転車交通事情など、重要なことを真面目に書いている。
 市村雅敏元選手のパーツインプレとか、栗村修先生の連載など、バイシクルクラブやサイクルスポーツが物足りなくなってきたくらいの人には、おいしい記事が結構ある。特に、日本のプロロードレース界に興味を持つ人には良さそう(僕も、ブリヂストン・アンカーを応援しているのでちょっとかじっているのだ)。
 思ったより読みやすいので、しばらく購読してみようかなあと。
 
BICYCLE21 2016年 04 月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
芸文社

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先々週と先週のトレーニング

2016-03-21 | トレーニング
 落車とかあったせいで、トレーニング日記も更新が止まってしまった。
 7 Mon 完全休養日
 8 Tue GTローラー30min 筋トレ
 9 Wed GTローラー30min タバタプロトコル
 10 Thu GTローラー15min
 11 Fri 完全休養日
 12 Sut チーム練50kmくらい? 落車DNF
 13 Sun 完全休養日
 14 Mon 完全休養日
 15 Tue 筋トレ(脚上げ腹筋、プランク、腕立て伏せ)
 16 Wed 筋トレ(脚上げ腹筋、プランク、腕立て伏せ)
 17 Tue 筋トレ(脚上げ腹筋、プランク、腕立て伏せ)
 18 Fri 完全休養日
 19 Sut 筋トレ(脚上げ腹筋、プランク、腕立て伏せ)
 20 Sun 筋トレ(脚上げ腹筋、プランク、腕立て伏せ)

 落車してから、右膝がほとんど曲げられない(曲がらない)ので、脚に関係ない箇所の筋トレばかりをやっている。有酸素運動をやっていないので太るかと思ったが、まだ大丈夫そう。あまりロードバイクに関係ない上半身の筋肉がついてきた(腹筋が割れてきた(笑))。『シャカリキ』に、主人公がさらに速くなるために上半身を鍛える話があったが、実際はどうなのかなあと。他にやれることもないし、やれるだけやってみるかなあというスタンス。
 とはいえ、ツールド八ヶ岳には出られそうにないのがつくづく残念である。入賞狙えそうだったし(一応、去年12位だ)、栗村修先生がゲストに来るのになあと。

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今さらのRIS9、あるいはブリヂストン・アンカーについて

2016-03-20 | 機材等


 新型のRS9が発売されようというタイミングだが、今更(僕が乗っている)RIS9について語ってみようと思う。言わずもがなのことだけれど、ロードバイクのフレームの選び方というのは、その人のロードバイクに対する考え方が如実に出てくるものであり、面白いものである。
 何故、RIS9を選んだかと言えば、大きな理由はRIS9が発売されたタイミングで先代のRHM9が事故で壊れてしまったからである。RHM9にはなんの不満もなく、RIS9のデザインも気に入ったので(特にストレートフォークが良かった)モデルチェンジのかたちで買い換えた。
 そのRHM9だが、僕の初のロードバイクである。RHM9を選んだ理由はロードバイクという未知の乗り物に乗るに当たって、信頼できそうなメーカーでかつせっかくだから良いものをということで、ブリヂストン・アンカーのフラグシップを選んだのだったと思う。それに、RHM9はフレーム単価で25万円、アルテグラベースの完成車で42万円ほどだったから、性能に対しコストパフォーマンスが高かった。レーシングフレームの割にロングライドばかりしていたが、ロードバイクとは何かを教えてくれた良い相棒だったと思う。
 RHM9からRIS9に乗り換えた時は、コンポもパーツも乗せ換えだったので純粋にフレームの比較をできるシチュエーションだったが、乗り心地も踏み味も丸くなったなという印象だった。
 さて、他のメーカーと比較した際のアンカーのバイクの特徴は第一に頑丈さと信頼性だと思う。定評通りだが、やはりどこに行っても聞く話である。某ショップの方曰く、固定ローラーはどうしてもカーボンフレームにダメージを与えるものだが、アンカーはカーボンが厚いのでダメージが出にくいとのこと。また、ブリヂストン・アンカーのショールームであるバイクフォーラム青山に元選手の清水都貴選手のRIS9についてのコメントが展示されたことがあったが、レースも練習もRIS9の1台で1年間通して乗れたとのこと。もちろん、所属選手のコメントなのである程度間引いて受け取る必要があるだろうが、少なくともメーカーとして頑丈性や信頼性をアピールしたいという意図が読み取れる。
 当然のことだが、RIS9はその現役当時において世界最強バイクではなかったし、作り手からしてそういう作り方はしていなかっただろう。高弾性カーボンによる高剛性化やエアロフォルム化の波に乗らず、(世界最強ではない)日本人選手が海外レースで戦うために、高速域での安定とレースの最後まで足を残せる踏み味を狙って作られたフレームだからだ。そういう意味では、RIS9はブリヂストン・アンカー・プロサイクリングチームの選手たちの協力のもとで同選手たちのために作られた特殊なフレームだと言うことができるかもしれない。特に、当時ブリヂストン・アンカーでエースを務めていた清水都貴元選手の意見が多く取り入れられていたことは想像に難くない。クライマー寄りのオールラウンダーだった同選手の、中盤までチームのアシストを受けながら脚を貯め、後半の登りの勝負どころでアタックをかけることが多かった走りには非常にマッチしたフレームだったのだと思う。一言で言えば、RIS9は清水都貴スペシャルなのだ。
 その言に沿えば、新型RS9は一応、新エースである内間康平スペシャルになろうかと思う。実際、アタックを繰り返し逃げ切りを目指す(あんまり脚を残すことを考えてなさそうな)同選手の走りに、高剛性高効率化を図ったフレームは合っていそうである。とはいえ、内間選手のブリヂストン・アンカーの在籍年数が比較的短いことや、井上和郎選手のブログから同選手の好みの方向に作られていると分かることから、かなり井上テイストが混じったフレームなのではないかとも思う。

 RS9の評判は上々だ(もっとも、アンカーの広告を載せている雑誌やブリヂストン・アンカーの選手のインプレッションだが)。ハンガーとフレームの前三角を高剛性化して、リアホイール揺れを抑えるという独特の設計思想はいかにもアンカーらしくて面白い(RHM9にはドラゴンクローヘッドという高剛性化のための変な形のヘッドチューブがあった)。それに、せっかくアンカーを2代乗り継いできたので乗り換えるなら選んでみたいものだが、今のところミドルグレードのようなデザインの地味さがちょっと面白くない。そのうち、リオ五輪限定カラーとかが出れば面白いのだけど(内間選手がリオ五輪で乗るはずなのだ)。あまり喧伝はされないが、RIS9は2014世界選手権の日本人唯一の完走フレームである。RS9の実績が出るまでは、RIS9にもうしばらくお世話になろうと思う。
 上記をまとめれば、アンカーのバイクは、その頑丈さと信頼性、乗りやすさとともに、世界を目指す日本人のロマンがあるように思う。これがRIS9に乗る理由である。


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MIVROチーム合宿?

2016-03-12 | その他

 本日から、3日間のチーム合宿。チームの中でも、店長を含む精鋭7人と僕が朝早くから橋本に集結。チームはまずはトレインを組み、山を越え谷を越え南伊豆を目指す。僕はチーム走のテクニックを磨きつつ、3日間の完走を目指す……という苦しくも楽しい合宿の様子を書きたかったのだが、僕は小田原を過ぎたあたりで、下り気味の道を走っていたところ、パニックブレーキを行ってしまったためにロードバイクから前方に投げ出され転倒。
 そんなわけで、今回は落車してから帰るまでの話。
 転倒後、すぐに車道から退避。体の状態を調べると、全身に擦り傷があるが特に右膝の肉がえぐれている。幸い、タイツを履いていたので傷口は汚れていない。こんなときのために常備していたキズパワーパッドを貼るが覆いきれないので、やはり常備していたダクトテープ(自転車の補修などに便利)でキズパワーパッドを傷口に固定した。右脚はほとんど曲がらない。一方、ロードバイクはブラケットやサドルが擦り切れてしまっているが、フレームやコンポーネント、ホイールに目に見えるダメージはない。
 少し待つと店長が呼んでくれたタクシーが到着。ありがたいことにプリウスアルファだったので、ホイールを外せばトランクにロードバイクを入れることができた。タクシーで小田原駅へ。とは言え、輪行袋がないことには輪行ができない。近くのロードバイクショップを探し、片足ペダル状態で輪行袋を買いに行った。
 輪行袋を入手し、小田急と横浜線で橋本へ。橋本で車を回収。そのまま、地元の整形外科へ。車を止め、整形外科をグーグルマップで探していると、当て布が血みどろになりまくっているためか、歩いていた人が病院の場所を教えてくれた。それくらい、右膝の血が止まらず血みどろ状態。
 その、見るからに血みどろ状態が功を奏した(?)のかすぐに病院で処置してもらえた。傷口を洗浄し、レントゲンを撮り(骨に異常はなかった)、11針縫い(傷の状態がえぐれてて汚い状態だったので肉を少し削いだとのこと、僕は血の気が引いた)、抗生物質を点滴してもらい、抗生物質と痛み止めの処方箋をもらった。で、なんとか帰宅。

 去年も同じような怪我をしたけど、ロードバイクに乗れるようになるまで1ヶ月、完全に元に戻るまで3ヶ月くらいかかったかなあと。すでに登録していたJCBFの一戦目は無理。ツールド八ヶ岳も出れるかどうかで、順位は狙えそうにないなあと、残念である。(妻にも泣かれてしまった)ま、いくらでも大事になりえたので、不幸中の幸いだろうか。

 そんなわけで、このブログはしばらくはトレーニング日記というよりもリハビリ日記に近い様相を呈そうである。
 本日の教訓は、落車してもなんとかなる装備を出来るだけ持ち走ることかなあと。落車しないには越したことはないんだけどねい。

今回便利だったもの
キズパワーパッド
ダクトテープ
保険証
OGKのストレッチサコッシュバッグ(ツールボトルに入るサイズのサコッシュ)

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MIVROチーム練習

2016-03-06 | チーム練習
 本日は雨かと思い昨日のうちに走り込んでいたが、結局雨は降らず2日連続で乗り込むことに。

 まずは軽く大垂水峠越え。
 その後アップダウンのある道を走り、甲武トンネルへ。甲武トンネルの登り口からは15分走×2。15分で甲武トンネルを目指すが、たどり着けなければその場でUターン。一回目は、十数秒遅れ?、二回目は1分半遅れで結局甲武ホテルまで行き、折り返し。脚が疲れてくると、斜度がほとんどない坂でもとにかく進まない、ダンシングしても。

 その後はコンビニ休憩を挟み、藤野のやまなみ温泉で8.3kmほどの小周回を3周。最後はひたすら脚がなくなり、ハンガーノック気味。

 周回後、店長とチームのエース格の方から指摘。僕の走り(特にトレイン)は、ラインの急な変更が多かったり、加減速にうまくついて行ってなかったり、先頭交代のために前に出るときも横に出すぎているそうな。うっ、図星な心当たりが。ずっと野良ライダーをやって、路面の良いところを選んで走ったり(マンホール等を避けたり)自分の走りやすいところを走っていたからなあ。チームで走るからには、チームが走りやすい走り方を覚えないとなあと。今まで速く走ることばかりを考えて走っていたけど、いざそこそこ走れるようになると、かえって課題ばかりが見つかってくる。難しい。

 その他いろいろ
・サドルを前下がり気味に。腰が落ち着かないが、ダンシングのように体重がペダルに乗せやすい。特に、疲れてきたほど走りやすい気がする。若干、巡航に向かないようなきもするけど。

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今週のトレーニング

2016-03-06 | トレーニング
月 完全休養日
火 筋トレ
水 GTローラー30分 タバタプロトコル
木 GTローラー30分
金 完全休養日
土 奥多摩行き 150km 1600mくらい
日 MIVROチーム練習 120km

 週の始まりは絶不調。新しく、GTローラーを使ったトレーニングを始めたが、三本ローラーとも固定ローラーとも違う不見応えで、ペダルを踏み込める感じがする。

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今週の体重測定

2016-03-06 | コンディション
H28.3.5 Sut トレーニング後
体重73.8kg
体脂肪率9.9%
BMI22.8
基礎代謝量1877kcal
脚点111

 トレーニング後のため、体重低め。

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奥多摩湖~風張峠~武蔵五日市

2016-03-05 | トレーニング
 暖かくなってきたこともあり、ツールド八ヶ岳のシミュレーションを兼ねたトレーニングとして、奥多摩へ。登りを淡々とこなしたかったのだ。それと、どれだけシマノWH9000-C50-TUが登れるか試したかった。
 8時15分に出発。
 ウェアは、先日買ったパールイズミのプレミアムアンダーロングスリーブの上に、サマージャージとビブショーツ、それにパールイズミのニーウォーマー。寒いかとも思ったが、走ってみたらちょうどいい。特にプレミアムアンダーロングスリーブはぴっちりフィットして邪魔にならないし、保温と防寒の両方にある程度対応してくれる。

 多摩川沿いをひたすら走る。明日が雨の予報のためか、サイクリストが多い。立川で青梅街道に出た。青梅街道の路面は少し荒れているが、ホイールとタイヤがいなしてくれて、尻に振動は伝えるが突き上げがなく結構快適。それに、普段使いのC24と比べると踏んで進むので引き足を使わなくていい感じ。C24だと、踏むだけじゃしなってなかなか進んでくれないので、引き足も使ってうまく回してやらなくてはならない。
 青梅から奥多摩湖までの道は、アウターのみで登れる。多少きつい坂はダンシングで。ホイールの剛性が高いのでダンシングで体重をかけるとグイグイ登ってくれる。最近トレーニングに取り入れているスクワットのおかげか、ダンシングを繰り返してもハムストリングが垂れない。どちらかと言えば、シッティングで登る練習をしに来たはずなのだけど。時折見える、谷川の流れが美しい。一方、奥多摩のそこここで道路工事をしている。なるほど、3月だしな。
 今年初の奥多摩湖。いつ来ても景色がいいので写真撮影。ところで、奥多摩を走る時は、ほとんど青梅から登って武蔵五日市に降りている。これは、青梅側の方がスピードバンプが多く、車も多いので下るのが怖いのだ。結構無茶な走りをしている車もおり、たまに事故が起きてるし。



 奥多摩湖から奥多摩周遊道路までの道は、ゆるやかな登り基調のワインディングで速く走るにはちょっとテクニックがいる。山から吹き降ろす風が強くなってきた。僕自身の体重が重めのせいか、ハイリムハイトのC50でも、ハンドリングが気になるほどではない。
 奥多摩周遊道路に突入。今日のハイライト。駐車場を過ぎたあたりの橋からタイムの計測を開始。何年か前、奥多摩周遊道路を走るヒルクライムレースに出たことがある。そのときも確か、橋のあたりがスタートだったと思う。そのレースの結果は、50人中25位くらいだったはずだ。
 奥多摩周遊道路は、昔は有料道路だったこともあり道幅が広く(というか路側帯が広い)、路面が綺麗で走りやすい。たまに、道の周りの林で猿が飛び回っている。頂上までは13km弱。序盤は緩いアップダウン、中盤がきつめで、終盤は少しだけゆるやか。平均斜度は、8%ほどだろうか。斜度の割に長い登りで、走りやすさもあり僕は好んで走っている。来るのと帰るのが大変なのだけど。
 今日はあまり脚が回らず、70~80rpmを中心にケイデンスを維持。普段より重いギアを踏めているが、ここまで登ってくるのにダンシングが多かったので脚の筋肉が固まり気味か。ダンシングをし過ぎるとシッティングの高ケイデンスに必要な筋肉まで疲れてしまう感じがする。だから、普段は前半シッティング後半ダンシングで登ることが多い。実力が上がったためか、コースを短く感じた。
 月夜見第一駐車場で一旦脚を止め、景色を楽しみ写真を撮る。登りはもう少し続き、月夜見第二駐車場と風張駐車場があるが、景色は月夜見第一駐車場が良いので、ここをゴールとしている。ヒルクライムレースでもここがゴールだった。
 28分50秒。初計測なので、今後の自分のコンディションの参考用。ただ、ツールド八ヶ岳は、1時間超のレースなので、シミュレーションとしては短すぎか。



 残りの登りを消化し、東京都の最高地点(道路では)の風張峠を通過し、都民の森の駐車場へ。2年前は、登山客ばかりだったが、去年くらいからバイクラックが設置されたり、売店にサイクリストの方どうぞ(チューブもあるよ)と張り紙が貼られたりしたおかげで、最近ではサイクリストの溜まり場に、今日も沢山いる。たしか、12月の末に来たときは冬期閉鎖中だったけど。バイクラックにはかなり良い自転車もひっかけられていて目の保養になるが、僕のRIS9も捨てたものじゃないのである。



 あとはひたすら下り。40kmほどのスピードで下りまくるので当然寒くなる。というわけで、持参したカペルミュールのクリアレインジャケットを羽織る。名前の通り、雨用だが風も防いでくれ防寒性も良い。ベンチレーションホールがあり着心地も良く、折りたたむとコンパクトで収納用の袋も付属している。とはいえ、35km以上で走るとさすがにちょっとばたつき、抵抗を感じる。
 C50はカーボンホイールなのでブレーキによる速度調整の感触はとても良いが、さすがにアルミリムと比べると制動力が劣る。それに、ブラインドコーナーが多く、車も当然走っているので、慎重めに下る。

 武蔵五日市まで下りきったあとは、淡々と踏み家路へ。シッティングの脚はほとんど売り切れていたが、ダンシングの感触は相変わらずとてもいい。
 途中、多摩川サイクルゲートのあたりでチーム員のT氏と遭遇、少し立ち話をした。まだ初心者ではあるが、いろいろ努力している、今のMIVROの練習に顔を出せるだけでも大したものだと思う。来週は大磯クリテリウムに出場するということで、ぜひ頑張ってほしいな。

 16時15分。家に着く頃には、ほとんどハンガーノックに。良いトレーニングになった、あとは回復。
 もう一度同じルートを今度はC24で走ってみて、速かった方のホイールで、ツールド八ヶ岳に出場するかな。ま、雨ならC50はないけど。
 C50も登れます。

(パールイズミ)PEARL IZUMI 108 プレミアムアンダーロングスリーブ 108 1 ブラック M
クリエーター情報なし
PEARL IZUMI

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