怪我をしてから、キズパワーパッドのお世話になっているけど、とても便利。キズパワーパッドは、湿潤療法に基づいた絆創膏といったものだが、普通の絆創膏との比較をしてみる。ちなみに、湿潤療法は傷が早くきれいに治るという触れ込みだが、その点については同程度の傷を2つ作らなければ比較不能なので、なんともいえない。
医者には、怪我をした膝に包帯をぐるぐる巻かれたが、いろいろ不便なのでキズパワーパッドに張り替えた。その上で、医者にまた診てもらったが特に怒られることもなく、新しいパッドを当ててもらった後に、なんだったらキズパワーパッドに張り替えてください、みたいなことを言われたので、医者でもある程度信頼している品なのかもしれない。
メリット
・痛みがやわらぐ。指の関節に擦り傷を負ったが、キズパワーパッドを貼るとちょっとした痛み止め効果があった。
・防水性が高い。ぴっちり貼れば、風呂に入っても水が入らない。
・付け心地が良い。多少厚みがありかつ衣類に引っかからないので、保護機能がありかつ邪魔にならない。
デメリット
・高価い。普通の絆創膏の2倍くらい。
・寿命が短い。浸出液のせいでふやけて、やがて液が漏れてくる。程度にもよるけど、3日が限界か。衛生のためにも、こまめに張り替えた方が良い。
以上、並べてみたけど、ある程度の傷なら(処置後なら)とりあえずこれを貼っておけば、傷を忘れて日常生活を送れるという安心感がある。一方で、小さかったりあまり痛みのない怪我なら普通の絆創膏で事足りると思う。
H28.4.7追記
4週間ほどキズパワーパッドを使って。
怪我から、2週間目の通院時に、キズパワーパッドを使っていることについて注意を受けた。曰く、汗から雑菌が繁殖して化膿する可能性があるとのこと。軟膏とガーゼ、包帯の組み合わせの方が化膿が起きにくいとのことである。
3週間目の通院時は、かなり傷が小さくなってきたこともあり、むしろ医者からキズパワーパッドを勧められた。これなら、シャワーも浴びられますよと(普通の絆創膏では蒸れるのであまり勧められないらしい)。怪我の程度によっては、キズパワーパッドは医者公認らしい。傷も早く綺麗に治るとのこと。
医者の話について、今回の自分なりのまとめでは、直径3cm以上の大きな怪我は包帯とガーゼ、それ以下はキズパワーパッド良いのではないだろうか。大きな傷ほど、自分の汗からの雑菌も含めて化膿しやすく、湿気がこもりにくい包帯とガーゼが良い。小さな怪我であれば、(人体の抵抗力により)雑菌が繁殖しにくいのでキズパワーパッドのような完全に近い防湿機能が役に立つと。なお、雑菌が繁殖すると身体の治癒力の一部が雑菌退治のために使われるので、結果として傷の治りが遅くなるようである。
なお、最後に注意を促しておきたいのは、キズパワーパッドの注意書きにあるように、傷から膿が出たらすぐに傷を洗って新しいキズパワーパッドに貼り直す必要があることである。僕の場合、3日放置すればキズパワーパッドの中に黄色い膿が発生していたので、2日ごとに交換していた。何よりも傷口を清潔に保つことが大事である。
BAND-AID(バンドエイド) キズパワーパッド 大きめサイズ 12枚入り | |
クリエーター情報なし | |
ジョンソン・エンド・ジョンソン |
BAND-AID(バンドエイド) キズパワーパッド ひじ・ひざ用 3枚 | |
クリエーター情報なし | |
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