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自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

Z2トレーニングのメリット(2)

2025-02-27 11:34:29 | トレーニング
 さらに、高強度トレーニングの後に「Z2トレーニング」を行うことで、筋肉の疲労回復が促進されます。軽度から中程度の運動が血流を促進し、筋肉への酸素供給と老廃物の除去が効率的に行われるからです。アクティブリカバリーとしての Z2トレーニングは、休息日のアクティブリカバリーとしても適していて、軽度の運動が筋肉の回復を助けるといわれているのです。高強度のトレーニングと組みわせることで、そのメリットは大きくなるのですが、個人的には高強度のトレーニングをすると「Z2トレーニング」処ではなくなるというのが実情です。ただ、漫然と休むのではなく少しでも身体を動かすことは重要だと思ってはいるのです。

 安定したエネルギー供給も見込めます。 脂肪燃焼が効率化されることで、長時間の運動中に安定したエネルギー供給が可能となるというのです。高強度の運動だけでは、糖質だけが消費されるばかりで、脂肪燃焼はほとんど期待できません。短時間の高強度運動は糖質がエネルギーになっているからです。糖質のエネルギーから脂質代謝のエネルギーへ切り替わるには時間がかかるのです。

 また、Z2トレーニングにより、ミトコンドリアの数と機能が改善され、エネルギー生産効率が高まるという説もあります。先の記事にも書きましたが、ミトコンドリアは細胞内でエネルギーを生産する小器官です。
 Z2領域でのサイクリングは脂肪燃焼に効果があることは間違いないのですが、ここ1・2年のSTRAVAのデータを見ても、私の実走サイクリングは「Z2」ではなく「Z1」がほとんどです。特に距離が長く成ればなるほどその傾向が強くなります。FTP120の私には「Z2」は90~100Wの領域になるのですが、3~4時間をこの領域で走り続けることが難しいからでしょう。歳を重ねたことで最大心拍数も下がって来ているので、無理をすると脚が止まってしまうのです。せめて、2時間は「Z2」で走りたいと望んでいます。

 その為にも、冬場のローラー台トレーニングで、Z2トレーニングをしようとしているのですが、ローラー台の上に1時間も座っていると、股間の血流が滞り、麻痺して来るのです。痛みがある訳ではありませんが、どうにも不快でなかなか1時間を超えるトレーニングが出来ないでいるのです。ただ、Z2トレーニングは身体への負荷が少ないので、筋肉疲労でモチベーションが落ちることがないのは大きなメリットのひとつだと思っています。
 Z2トレーニングは負荷が少ない反面、トレーニング時間は長くしなければ効果は期待できないのです。理想は2時間以上なのですが、流石にローラー台の上で2時間は試練になります。とりあえず、30分毎に休憩を入れてでも最低1時間以上のトレーニングを週4~5回はやってみようと思っています。
 




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