エアロロードの特徴はヘッドチューブ周りに現れることが多いようです。ヘッドチューブが薄く横から見ると幅広になるケースが多いのです。これはハンドルを加えてのCAD値を低減するのが目的ですが、ヘッドチューブの形状が特殊になるため、特にハンドル周りには注意が必要です。エアロロードはケーブル内装のステム一体型の専用ハンドルが多く、ステム長やハンドル幅の組み合わせが限られる傾向にあるからです。
CANYONのAERO CFRは2種類のハンドルが用意されています。ひとつはオリジナルの可変ハンドルCP0018です。ハンドルの幅が替えられる優れものです。もうひとつが、新たに加わったフレア形状のドロップ(Pace Arero Drops=ペースエアロドロップ)ハンドルです。このエアロドロップは、ブラケットの部分で350㎜のハンドル幅、18度のフレア角が与えられているのです(クラシックのブラケット部はXXS~Sで370㎜、Mサイズ以上390㎜の幅。フレア角は4度)。ただ、このハンドルは相当に扱いづらいのか、ファンデルプールもクラシックタイプを使っているようです。今回発表されたコルナゴのY1RsのハンドルバーはY字の特殊な形状をしているため、自分にあったサイズを選ぶこと自体が難しいのでは感じています。
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