CYCLINGFAN!!

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CAAD12考(2)フレーム

2015-10-13 05:08:21 | ロードバイク
 CAAD12はCAAD10と比較してもフレーム構造がかなり異なっています。まず目につくのがリアのトライアングルです。特にチェーンステイの感じが変わっています。シートステイはアワーグラスからの変更ほどではありませんが、CAAD10よりスマートにシェイプアップされた感じがします。SUPERSIX EVOにより近くなった感じでしょうか?この新しくなった”SPEED SAVEリアトライアングル”によって、ペダリング時の剛性はそのままに垂直方向のしなりを50%もアップしたそうです。CAAD10比で50%ですから、この影響は大きいと思います。実際に試乗した感じでも、CAAD10に比べても快適性が向上していることが良く分りました。
 トップチューブとダウンチューブは楕円形状からやや五角形に近い形状に変わっています。また、ヘッドチューブもアワーグラス形状へと変更されています。シートチューブはSUPERSIX EVOほどではありませんが、細身になっているようです。
 特に大きな変更点としては、フロントフォークとシートポストが上げられます。フロントフォークはバリスティックカーボン製で新しいSUPERSIX EVOと全く同じ形状になりました。但し、Black Ink以外はノーマルモッドです。
 シートポストは27.2mm径から25.4mm径へと細くなりました。これはSynapseと同じで、ポストのしなりで振動を吸収しようというcannondale独自の試みです。16年モデルからSUPERSIX EVOでもこの径のシートポストになります。但し、気をつけなければならないことがあります。CAAD12のシートポストは素材がモデル毎に異なります。105モデルはC3 Alloy、ULTEGRAモデルはC2 UD Carbon、Black InkはSAVE Carbonとなります。
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