「R.ジョン・ライトさんの作品、その13」 はこれです。さて、何だか分かりますか?。さすがにこれじゃ分かりませんよね(笑)。
実は前回紹介した ティガー で、てっきりR.ジョン・ライトさんのポケット・プー・シリーズはコンプリートしたと思っていました。この本、 『Charaters of R.John Wright』 にも、他のアイテムの写真は出ていませんでしたからね。
ところが、よくよく読んでみたら、後から書き加えられたと思われる小さな囲みで、以下のようなことが書いてありました。
“A lithograph backdrop for the pocket series (1998 to 1999) 19 inches by 24 inches,not shown, was produced in anunnumbered limited edition of 1000.The full-color lotogtaph in mounted on a folding board”
ええええっ!、そんなアイテムがあったんだ。一応限定番号なしで1000個が製作されたとは書いてあるけど、2000年頃までの全作品を網羅しているはずのこの本にも写真が出ていないし、最後のプライス・ガイドの一覧表にも掲載されていないし、果たして本当に実在しているかどうかさえ見当が付きませんでした。が、しかし……地道に(しつこく?)探し回った結果、ついにアメリカのコレクターからこれをゲットすることに成功しました。
箱を開けてみるとこんな感じ。観音開きになっていたので、開いてみたら……
……ジャ~ン、これが中身!。(多分)本邦初公開!!。クマのプーさんの舞台になった、『100エーカーの森』です。
私と同世代、この石井桃子さんの翻訳に親しんだ皆さんには『百町森』という名前の方が馴染みがあるかもしれませんね。
確かに限定番号はどこにもありません。本当はどの程度の数が作られたものかな?。何となく1000個は製作されていないような気がします。
早速、クリストファー・ロビンやプーさん、森の仲間達と一緒に並べてみることにしました。御覧のようにかなりのビッグサイズで、開いた状態では縦が48cm、横が86cmもありました。残念ながら我が家のコレクション用ガラス・ケースには入りません。もっと大きなガラス・ケース、買おうかな?。
これで “ポケット・プー・シリーズ” は全部揃いました。しかし、我が家のR.ジョン・ライト・コレクションの話は、まだまだまだ……続きますからね。