カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

旅のきろく~秋田・盛岡

2022-10-23 | タビのこと

八甲田山~森吉山 の山以外の旅の記録を少しだけ。


八甲田山を後にし、向かったのは盛岡駅(画像は新青森駅)

10/15(土)新青森駅17:22⇒盛岡駅18:10(新幹線 定価¥6,250)

酸ヶ湯温泉が満室だったため盛岡駅周辺に泊まることにしたけど、ちょうど全国旅行割と重なったせいか?
いつもは選べるのに選択肢がなく、たった一ヶ所空いていた狭いビジホに滑り込み予約。
周辺で夕飯を食べるところを探すのも、土曜日だしうろうろするのもアレなので事前予約しておいた店に。



行ってみると繁華街から離れたビルの裏手にある個人のおうちの2階でした。
魚屋さん経営で、メニューはお任せのみですが、8品でなんとたったの¥2300!
魚屋さんなので当たり前ですがどれもこれも鮮度良く、煮付けも素材の味を生かした薄味で美味しい
”どんこ”なんて義母が作ってくれたの以来だし、牡蠣と高野豆腐という組み合わせも初めて、鰺フライはふわっふわ。
これで一人前、凄いボリュームでしたが残すわけにもいかず食べ過ぎました・・・大変美味しかったです♪

◎富八商店(小さい店なので予約しないと厳しいかも)


10/16(日)盛岡5:20⇒角館6:28(田沢湖線 定価¥1,170)角館6:33⇒阿仁合7:48(ワンデーパス¥1,500)

盛岡駅をまだ暗い中出発、のどかな景色の中電車は走り、阿仁合駅へ。駅舎は新しいようでとてもきれいでした。
朝早かったため、土産物コーナーや喫茶店はまだ空いていませんでしたが
ベンチもあり待ち時間もゆったり過ごせました。
角館~阿仁合駅間は無人駅が多かったので、ここが一番大きいような気がします。



阿仁合15:28⇒阿仁マタギ駅15:53 (ワンデーパス内)

森吉山下山後はどこか温泉の宿に泊まりたくて、乗換駅の角館で探したけど温泉宿は空いていない。
盛岡つなぎ温泉は行ってるし、乳頭温泉まで行くとチェックイン時間が遅すぎる、
さて? そこでヒットしたのが”打当温泉” 
そうか、阿仁と言えばマタギ、そして阿仁マタギ駅に一つだけの宿「マタギの湯」へ

森吉山からダイレクトに阿仁マタギ駅への登山道もあったみたいなのですが、情報があまりに少ない
前述したように、人の少ない登山道はクマとスズメバチが怖いので歩きたくない私。
ましてや病院もないような山奥では・・・と言ったらダンナ様にネガティブすぎると言われましたが、
あのスズメバチに刺された後の激しすぎる痛み、一度体験してみて~・笑




泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉、温度が高いので加水しているようですがとても良いお湯でした。
隣接のマタギ資料館では、スマホで音声ガイドが聞けるのが良かった。
マタギのこと、今までイメージでしか知らなかったけどよく理解できました。

マタギの湯


10/17(月)阿仁マタギ駅9:41⇒角館10:33(¥960)角館10:54⇒盛岡11:47(新幹線 定価¥2,860)

最終日はぽつぽつ雨


阿仁マタギ駅では”かかしコンテスト”が開催されていたようです。
この駅も無人駅、角館で乗り換えて盛岡へ向かいます。

最終日も天気ならどこか登ろうかと思ったのですが、あいにくの雨。
雨ならば・・・行きたいところはひとつ、岩手と言えばいち早く世界進出を果たし
海外でも高い評価を得ている日本酒の蔵元”あさ開”酒造
見学もできるというので予約して行きました。

盛岡駅から松尾前BSまでの直通バスは1時間に一本程度しかないので、とりあえず”盛岡バスセンター”まで行きます。


私がまだ20代の頃、ダンナ様の実家に行くときに寄ったバスセンターはタイムスリップしたようなレトロさで、
当時は「え!」って思ったけど、年を重ねるごとにあの昭和レトロの貴重さが好きになり、
立て直すのはもったいないなぁ・・・と思っていました。
10月4日に新しくなったばかりのようで、オシャレすぎる空間に変わっていました。



福田パンで簡単な昼食をとり、徒歩で「鉈屋町(なたやちょう)」へ
この辺りは盛岡城下を通る奥州街道に沿って発展した町らしいです(詳しくはこちら
平成の名水百選に選定された大慈清水の井戸が町の真ん中にあり、
今も生活用水として使われています、さすが水がきれい!



このエリアに「もりおか町家物語」という施設が出来ていたのですが、
岩手県北バス(いわてけんぽくバス)といえば、の現役のボンネットバスが駐車場に停まっていたのでそちらにつられ、
中にいた運転手さんとダンナが岩手県人同士の話で盛り上がって時間がなくなり、中には入れず・笑

「あさ開酒造」はここから徒歩3分のところ



「手造り工程」と、新鋭設備による「近代工程」の違いが見学できます(要予約)

4階建ての「昭和旭蔵」建物がすごく大きくて見上げてしまったのですが、
見学してその理由が分かりました。



この先端だけ見えているのは発酵タンクの口
なんとこの4階から1階までの高さのタンクなのだそうです!
ひとつのタンクの大きさは・・・聞いたけどメモってないので忘れましたが何本できるんだっけ?
こんな大きなタンクをどうやってここに運んだのか?タンクを作ってから建物を建てたのか?
ここで組み立てたのか?がすごく気になりました・笑



見学後は3種類の試飲ができます。
フランスで賞を取ったという純米大吟醸も(300円で)頂けます。
ここでしか飲めないという、直接瓶詰してくれる搾りたてを購入しザックに入れて帰りました♪


復路:盛岡駅16:50⇒新幹線はやぶさ⇒東京19:04(定価¥15,010 ) 往路:東京⇒新青森(定価¥17,670)


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ということで3日間有効のフリーパスを使った山旅の交通費
JRのみ・一人当たり、定価だと¥43,720 かかるところ東日本パスで¥22,150 でした(^^♪
JR東日本さん、またこんな素敵なフリーパスお願いしまーす。







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