カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

美ヶ原高原・王ヶ頭へ

2023-06-05 | ヤマのこと

2023.6.2(金)~6.3(土) 長野県の美ヶ原高原へ


美ヶ原は今回で3度目
過去二回は雪の時期に来ていて、そういえば雪のない時に来たことなかったなぁ・・・
一度雪のない時期に来てみたいと、たまたま空いていた日を予約したのが今年の冬のこと。



そうしたらまだ5月末だというのに台風発生
天気予報見ながらヤキモキしてたけど、ホテルからの最終案内電話でも特に注意もないし大丈夫そう。
前回同様、松本駅からの送迎バスで”王ヶ頭ホテル”に到着



金曜日はまあまあな降りっぷりでしたが、ホテルに入ってしまえば風の音すら聞こえない。
しっかりした造りのホテルはこういう時に違いがよく解る。



今回の部屋は東館(一番お安いトコね)  
ベッドにリニュアルされたとのことで雰囲気は良いですが若干狭さを感じるかな。




雨でも館内はゆっくりできるスペースがたくさんあるので退屈などしない。
早速お風呂に入ってのびのび~ 貸切露天風呂もこの時期は窓が解放されてて気持ち良い
(天気が良ければ真っ白な部分に美しの塔方面が見える)

お風呂に入ってちょっとゆっくしりたらもう食事の時間



私の王ヶ頭ホテルでの楽しみは食事。
美味しいものを頂くのが目的のこの旅ですから(全然歩いてないけど(^^)



季節が違えばお料理ももちろん違う
野菜はシャキシャキ、どのメニューもひとつひとつが丁寧で眼にも美味しいお料理たちにお酒が進みます。
岩魚の塩焼きはこうして温かいまま運ばれてくる。



どのお料理も全部美味しいんだけど、今回いちばん美味しく感じたのが
”信州サーモンのタルタルと焼霜マグロ”の冷菜
うっとりする美味しさでした♪ (他のお料理はこちら



夜、またしても天候に恵まれず、で満天の星空は拝めず。
館内、色んなタイプの椅子があるのでそれぞれ座ってみたり星空スライド見たりして夜はふけて・・・

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夜中に目が覚めた時、松本市内の夜景が見えていたからもしかして天気回復が早いかも?
と思いながら朝、部屋のカーテンを開けると・・・んんん?
鉄塔の間から山が見えているよ?



急いで外に出てみると雨は止んで、うっすらと山々が見えた。



歩いても20分ほどですが、宿の方のガイドが聞きたいので朝食前のホテルイベントに参加
バスで王ヶ鼻手前まで行き、先へ進むと、




おおー



見えましたよ、北アルプス。
起きた時よりもさらに雲が切れて穂高も槍ヶ岳もくっきりと。
過去2回とも全く見えなかったのに、こんな雨の時に見えるなんて。



王ヶ鼻からは百名山のうち40座くらいは見えるらしいですよ。
そんなド快晴の日にあたる運は・・・そもそも持ってない。



宿の方に見下ろす松本市内の位置などを案内していただいたのが面白かった。
岩の先端は断崖絶壁



富士山方面は雲の中、かろうじて八ヶ岳が見える程度でしたが、
まさか北アルプスが拝めるほどに晴れるとは思ってもいなかったので、とても嬉しい朝。



雨上がりに開き始めたズミを見ながら




ホテルに戻って朝食




朝食は前回と同じでしたが、全部美味しいから全部頂いて・・・お腹が苦しすぎ~




出発の時間まで美ヶ原を歩きに行きましょう、
もう雨は降らない予報になりました。




水とカメラだけ持ってGO



そういえば、この辺りには花が全然なかった。
シロバナヘビイチゴしか咲いてない・・・夏に来ないと高山植物には会えないみたいで残念。



穏やかな朝





牛さんたちものびのびしてます



てくてく40分くらい歩いて”牛伏山”まで



雲ったり晴れたりで、残念ながら山頂に着いた時は真っ白



時間もないのでさっと眺めて終了
”ふる里館”が開いているのが初めてだったので、店内を見学して、



以前泊った”山本小屋”の脇を通り”塩くれ場”へ
ちょうど牛さんたちが塩をなめているところを見ることが出来ました。

牛肉、大好きなんだけどこうして生きている牛さんを見ると人間ってひどいことしてるよね・・・
命を頂くことに感謝しなければ、と改めて思いました。



美ヶ原高原で、ちょっぴり早い夏山気分を味わった一泊二日の旅でした。


たぬきケーキ編に続く。





【行程】バスタ新宿ー松本バスターミナル(復路も同じ)
    ホテル送迎松本駅13:45ー王ヶ頭ホテル15:30 王ヶ頭ホテル11:15ー松本駅12:30
    


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