2024.11.7(木)山梨県の源次郎岳へ
毎年恒例の大菩薩エリアの紅葉狩り
紅葉が良いと評判の源次郎岳へ、今年こそは、と出かけました
いつものように一本早く到着する中央線で甲斐大和駅に到着するも
あとから来た人たちはバス一台では乗り切れず、50分後?の2台目まで待ってとの案内
定時には発車できず急ぎの人は立ちで乗車の状態、途中倒木もあったりで上日川峠へ10分ほど遅れて到着
(去年と同様のごたごた 一台では乗り切れないのが解っていてもドライバー不足なのか何なのか?昔はスムーズに2台出たのにね?)
この秋一番の冷え込みだったらしく、さすがに空気が冷たい
この時間帯、日川尾根方面へ歩き始めたのは私たちのみ
緩い下りからスタートはいつもとは違う感じ
木々の間から大菩薩湖を見ながら進む
ところどころ鮮やかな赤いカエデと、やっと冠雪した富士山の頭を見ながら
何度か林道に出たり入ったり
静かな森を歩いていく
そういえば今年は落葉松の紅葉 見れなかったな
中日川峠からは今日初めての登り、急坂直登、右側の斜面は鬱蒼としていて薄暗い
登り始めたら!!足元に熊の落し物、しかも新しい・・・
熊鈴じゃらんじゃらん鳴らし、早く通り抜けたくて急坂をいつもの倍くらいの速さの気持ちで登った・笑
明るい尾根に乗ってほっとひと息
汚れた道標、よく見ると青い鳥が描かれていて可愛いのね
1627m峰あたりには仮の名称 寺窪沢の頭
前方に白いものが?と思ったら
NTT日川中継所でした
陽当たりが良いので一休み、周囲を見渡すと
わー
さっきまで富士山の頭しか見えなかったのに、ここで見れるのね
う~ん、良い眺め
向こうの尾根の薄色部分は牛雁ピークかな?谷側も優しい色に染まっていて
ずっと変化のない尾根歩きだったので、ここにきて胸がスーッ
通過点ではもったいない、ここからの富士山目指してきても満足できそうな気持ちよさでした
下日川峠あたり?のゲートにぶつかったらくるっと向きを変え
またゆるゆると進むと
ブナの大木ゾーンに入り
三俣分岐点についたら
紅葉が本気出してきた!
ここで撮影中の男性 今日初めての人に会う
この先の馬の背を降りて行くと源次郎岳だよ、と教えてもらう
ここまではゆるゆるハイキングでしたが、そうだった、山登りにきたんだったと思い出すような道
やせた尾根、落ち葉で滑る急坂、よそ見してると危ない道を降ってまた登って降ったら
前方が明るくなり
そこが源次郎岳1477mでした
大菩薩峠の尾根ばかりに目が行ってたけど、ここも山梨百名山のひとつなんですね
山頂からは
奥秩父 国師ヶ岳方面
雲の向こうに八ヶ岳
南アルプス方面
源次郎岳からの富士山は木に挟まれてるから、NTT中継所の方が好きだったな
山頂は広くてポカポカ暖かい
だれ~も来ない静かな山頂でランチを済ませ
また来た道を戻ります
山頂に向かって降っていくというのは、我が家にとってはちょっとめずらしい山頂でした
落ち葉で滑る急坂も 帰りは登りになるので歩きやすい
登り返す途中、大菩薩嶺の稜線が見えた
”甲州アルプス”と書かれた青いテープが風になびく中、登り返して
先程の撮影ポイントへ
素晴らしい紅葉の源次郎岳の尾根、大満足♪
分岐からは嵯峨塩方面へ降ります
岩に”神”の文字
山の神様に手を合わせて
林道にぶつかり、古くて読みづらい道標を確認して降ります
降りる途中も紅葉はまだまだ続く
落ち葉に埋もれてちょっと不明瞭な場所もあったけど、天気が良いから明るくて見つけやすい
嵯峨塩鉱泉が見えてきたら
ひょいっとバスの通る車道に降りました
14時21分のバスに乗るつもりでちょっと急ぎ気味で降りてきたけど早すぎた
嵯峨塩鉱泉の日帰り入浴は休止中らしいので、ここで30分待つのもなぁ~
と天目山温泉まで歩くことに
この沢沿いの車道の紅葉もきれいなので、天気の良い日は苦じゃないですね
車道途中から今日最後の富士山を眺めて、天目山温泉で温まって最終バスに乗って駅まで戻りました
やっぱり紅葉見物は晴れの日に限るね♪
【行程】往路=新宿5:44ー八王子6:30/6:35ー甲斐大和7:39 バス8:10ー上日川峠新宿8:51
復路=天目山温泉16:16ー16:30 甲斐大和16:40ー高尾17:40ー新宿
【歩行】上日川峠9:30⇒NTT日川中継所10:45~10:55⇒三俣分岐点11:35⇒源次郎岳12:00~12:25⇒三俣分岐12:45⇒嵯峨塩登山口13:40⇒天目山温泉14:40
☆累積標高差=登り270m 下り651m
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ホントにここ数年、鮮やかな赤の紅葉にはなかなかお目にかかれなくなりましたね。
涸沢カールの紅葉見ても(どなたかの写真で)
昔のような美しさをあまり見かけなくなった気がするのですが。
紅葉する前に枯れてチリチリになっているのもありますしね。
嵯峨塩館のお湯はそんなに良かったんですね、
電話して確認すればよかったかな。
直接宿に行ってみるのはなんとなく敷居が高くてやめちゃいましたけど。
あの時間帯に入って16時過ぎのバスを待つのも
難しかったかもしれません、
休日は15時台のバスがありますが、平日は16時台しかないので。
そういえば今日、山行のバスの中で聞いた話によると、
11月の三連休、甲斐大和駅からのバスは5台でたとか。
5台目の最後は10時頃の発車だったらしいですよ?
11時に上日川峠についてどこを歩けるのでしょう??
人数集まればタクシーの方が早いけど、タクシーのドライバーもいないんですかね、
ますます休日には行けないなぁ、と思いました( ;∀;)
源次郎岳、確かにモミジが多く、紅葉が良いですね。
2015年の今頃歩いた時にはとてもきれいな赤色のモミジに会えましたが、最近は温暖化だし、今年は台風も多かったせいか塩害もあるのか、どこへ行ってもなかなかきれいな赤色に会えないですね。
ゴン太さんも書いているけれど、嵯峨塩館のお風呂はすごく風情があってよいお風呂です。一人宿泊とかはできないから、自分だと日帰り入浴しかできないんですけど、それさえもできなくなってしまったのですかね。
検索すると最新化どうか分かりませんが甲州市のページだとまだ日帰り入浴可能って書いてありました。ちなみに日帰り入浴可能時間は短くて15時まででした。宿泊客のためだと思います。1時間くらい入浴する予定だと山歩いて14時頃までに下山って、あのあたりだとなかなか難しいので、日帰り入浴可能時間が終わった後に訪れた、という可能性ももしかするとあるかもしれませんね。
知識も文才も無いのでpalletさんやスロさんみたいな素敵なSTORYは書けないですが、
そう言っていただけると書いた甲斐がありました、ありがとうございます。
山復活はいつですか~?山記事の更新を楽しみに待ってま~す。
ゴン太さんとはお知り合いだったんですね(^^
昨年紅葉が終わってから源次郎岳の紅葉が良い、というのを知って、
今年は牛ノ寝ではなくこちらを歩こうと狙っていました。
ゴン太さんのレポはもちろん拝見しました、
そしてビックリなのが熊の落し物の場所、もしかして同じ辺りではないかと?
8年前と同じ熊(笑)?それとも熊の生息地?
いつも謎に思うのですが、わざわざ登山道に落としていくのは理由があるんですかね?
広大な山の中、他にも場所があると思うのですが・笑
源次郎の山頂、以前は開けていなかったんですね。
その辺の歴史は調べていないのですが、この日は風もなくて気持ちの良い山頂でした。
山頂から塩山へ降りるルートはあまり歩かれていないようなので、ビビリな私はやめました。
嵯峨塩館は電話確認はしていませんが、Pにも載ってないですし、
お世話になってるサイト”ゆるーと”さんで休止中となっていたので多分・・・
宿泊も曜日的な制限があるみたいですね。
この日は久しぶりに晴天で嬉しかったです。
土日は大混雑な大菩薩もこっちなら空いていますね。
ただ、小菅の湯のバスが大月行だけになってしまい、時刻表的にもあちらに降りるのはかなり厳しくなってしまったので、
来年もこっちにしようかな・・・と思いながら帰りました。
>しばらく山から遠ざかっているので... への返信です。
私もpalletさんと同じで、cyu2さんのレポ読んでいると、自分も歩いたような気になってしまいます。
「cyu2さんの後ろをそっとくっついて歩いているような気持ち」…こういう上手な表現ができるといいのですが、どうも私は語彙不足でおかしなコメントやへんてこなココログで要領を得ないレポになっちゃってます(笑)。
お礼を言われるようなことをした覚えがないのですが、私のこと覚えていてくれてうれしいです。(^^)/
「ああ、今頃の山の中はこんなふうになっているんだったなぁ」と
cyu2さんの後ろをそっとくっついて歩いているような気持ちで
レポを読ませていただきました、ありがとうございました。
ああ、楽しかった♪
ついでにここをお借りして申し訳ないのですが、ゴン太さん ↑ へ。
すっかりご無沙汰しておりますが、お元気そうで何よりです。
その節はありがとうございました(^^)/
私は、この週末は土曜日にちょっと都合が悪くて、出かけられず、惜しいことをしました(笑)。やはり紅葉狩りは晴天の青空のもとですよね。
山頂が伐採されて、個人的にはちょっとがっくりだったのですが、富士山、見えるんですね。昔から見えていたジャンクションに戻るときに見える富士山が私もとても好きです。
嵯峨塩鉱泉は、何度か源次郎の帰りに安価でお湯に寄らせてもらっていたのですが、今は日帰り中止というのを初めて知りました。
とでもいいお湯なので、なんとか再開してほしいです。