大学1年の英語はギッシングの本が教材でした。
私はそれまでギッシングを知らなかったのですが、教授が「夏目漱石を知らないようなものだ。」と言っていたのを何となく覚えています。
別の本でこの「ヘンリ・ライクロフトの私記」を知り、購入したものです。
岩波文庫のワイド版ですが、これはもうなくなってしまったようですね。
字も大きくて読みやすかったのですが。
特に難しい内容ではないのですが、この本も途中まで読んでは挫折し続けていました。
春夏秋冬と季節に合わせて、私生活が描写されています。
ふと気がついて、今の季節の冬の部分から読み始めると、すぐに読了できました。
季節感も重要なのですね。
春になったらその章を読もうと思って、取っておきます。
toko
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