
リサイクル工場のダンピングヤードです 手前に磁石が付いたショベルカー
大きな鉄類をゴミの山から引き上げます 写真では写っていませんが
ブルドーザーの運転の腕前の凄さにビックリです 前面に爪付のカゴがある
ドーザーショベルタイプのブルドーザーなのですが押す・分ける・ばらす
バックしながら次の軌道コースを取りながら、ショベルを上げ下ろしをして
バックし終えるとすぐに前進、目標のゴミを仕分けしております
一日にトラック300台~400台受け入れて、一台当たりの作業時間3~4分
機械で大きく押す・分けるをしながら同時に人が各ヤードごとの品目に
仕分けしていました、今回の荷物で多かったのがブルーシートと金属ゴミ
10㎡の軽量のブルーシートはホームセンターでも定番の商品ですが
たしかに現場が終われば破れ・汚れがあり使い捨てとされるタイプです
雨よけ・養生として使われた軽量タイプのブルーシートを1人の作業員の方が
黙々と引き出して行きます ブルドーザーが仕分けの補助に入ります
絡んでいたり・上にゴミが乗っかっていれば、引き出すのも時間が掛かります
見ている内に20枚近くのブルーシートが選別されて置場に山となりました
他の作業員の方は塩ビの配管・箪笥の引き出しのような木の箱を仕分け
青ビニール袋に入っているゴミを出しております、クッションフロア材でしょうか?
シート状の端材や合板の薄板・セメントの袋・ガラ袋なゴミも作業員の方が
5~6人であっという間に分けて行きます 重労働ですが速い!
説明によりますとポイントはダンピングヤードの広さだそうです
機械と人間が混在して作業出来るプロフェッショナルな作業員と
広い場所にゴミを大きく広げて作業をするのが作業効率を上げるそうです
人が分別するには時間が掛かる細かな他品目の混在ゴミは、この後
ブルドーザーが隅にあるヤードに押していき、その後は機械で分別となります
ホコリがどうしても舞い上がるダンピングヤードはマイク・イヤホンでの
指示作業となります、赤いヘルメットの方がリーダーで、全体の動きを把握
全体を見ているのがこちらの制御室です モニターに各工程が映っています
ダンピングヤードのモニターは一番左です 上にあるのがラインの表示
赤いランプが点いているのが正常だそうです 沢山点いているので
赤い線に見えます 機械のラインは入れてから通り終えるのに20分間
このスピードで分別リサイクル率が平成21年度91%とはトップ企業は凄い!
※ 一般のリサイクル工場や区・市町村の処理施設では40~50%位です
残りの10%は埋め立て処分となりますが、処分場のスペース問題も
考えますと、年間の工場見学が4000組で市町村の申込みが多いのも頷けます
ブログ村に参加しております クリックしていただけるとカウントされて
順位が上がり ブログ更新の励みとなります よろしくお願い致します
↓