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(引っ越して来ました)

PC-8801mkⅡSR復活

2021年10月12日 | デジタル・インターネット
これは、以前から所有していた88SR。
電源を入れ、しばらくすると勝手にリセットが掛かり、まともに動作しなかった機械です。
今回、かなりダメージのある機体をオークションで入手したのですが、あまりにも状態が
悪いので、部品取りもどうかなぁと思っていましたが、折角入手したのでSR復活を試みて
みます。

 

この機体、多分ゴミ置き場のようなところでぞんざいな扱われをされたらしく、全体が汚れて
いるのはもちろんのこと、マシン後部(RS-232Cポート付近)が盛大に凹んでおります。
(それに気づいたのは落札してからでしたが。だから誰も入札しなかったんですかね?)
早速メインボードを取出してみます。

 

その時気づいたのは変な配線及びサブ基盤(というほどのものでもありませんが。)が
のっかっています。おそらく修理されたか、リビジョンの違いでしょうか。
RS-232Cポート及びオーディオ出力ポートはかなりのダメージですが、おそらく使わない
と思われますので、きちんと組立できるように修正。オーディオ出力コネクタは取り外します。
電解コンデンサは寿命と思われる上に、SRは6個しかありませんので、思い切って交換して
おきます。(あと、このマシンの電源を使います。)



無事組立完了し、電源ON。無事電源が入り、FDを読みに行きます。画面がおかしかったので
DIP-SWを確認して再度起動。FDを読んで無事ソフトが起動。このメインボード、なんとか無事の
ようです。

 

ここで、このSRが復旧したときの為にと購入していたFDD DRIVE SWAPPERを取り付けてみます。
現状、FDでの運用は現実的でなく、たまにしか使わない状況。(でもどうしても使うときはある。)
そこで、通常はHxCエミュレータ、必要なときは内蔵FDとスイッチ一つで切替られるのは理想です。



取り付けてみると内蔵FDDの番号が逆になってます。これはスロットに取り付けたボードのジャンパ
で切替出来ました。
次にHxC(Rev C)を取り付ける為に電源分岐ケーブルを使って取付。これは互換機用の分岐ケーブル
でOKです。
そして最後の問題は2ドライブエミュレートでしたが、他のマシンにつないだ時はドライブ2の10ピン
をJP1の3番目に入れてましたが、このままではシングルドライブ。
色々やってJP3の2-3をジャンパすると何の問題もなく2ドライブエミュレートできることを確認。

 

思った以上に快適です。一部のグラフィック画面に濃い縦縞が入るのが気になりましたが、ディスプレイ
の設定をいじることにより、目立たなくなりました。
というわけで、SRほぼ復活。しばらく楽しませてくれそうです。


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