dai の weblog 趣味日記

私のアキバ系趣味日記
(引っ越して来ました)

PC-386GE

2018年04月20日 | 日記
PC-8801のイメージファイル作成に運用しているPC-286VJですが、先日急に
Bドライブが不調になりました。状況はディスクが読めない、イジェクトしづらいというも
のです。大容量HDDを扱う為、286マシンで無理やりMS-DOS6.2を使っている
状況ですが、ハイメモリも使いたいし、手ごろな386マシンは無いかと探した所、発見し
ました。早速落札、落札代金と送料が同じくらいの価格です。



何で386マシンなのかというと、MS-DOSでしか運用しない上に、486マシンは
PC-9801BX4を所持しています。(AMD5X86に乗せ換えたり、メモリはフル
実装状態だったりと、パワーアップはほぼ完了済。)で、あえて386マシンです。

  

まずは分解。外側は派手によごれてましたが、中は比較的綺麗です。電源も無事なところから、
あまりハードには使われていなかった模様。(写真はピンボケで良くわかりませんが。)
バックアップ電池も綺麗です。養生の為とりあえず撤去。液漏れも何も無いようですので線を
伸ばしてそのまま使います。



メインボードに2FD,3FDの切替ジャンパがあります。3FDにするにはこのジャンパ
を設定すれば良い様です。
適当なFDが有れば、FD途中の変換基盤の後ろは普通の34ピンと電源のみですので接続が
可能かと思われます。(286VJには付いていません。)

 

大問題だったのがFDの不良です。レバーを押しても押し込まれない状況。なんとか押し込んで
FDを読ませるとまったく読み取り出来ません。分解してみるとグリスが固まってストッパーが
動かない状況でした。念入りに固まったグリスをふき取り、いつもの油を給脂します。
ヘッドも同時に清掃。瞬く間に綿棒は真っ黒。念入りに掃除します。

残念なことに肝心なFDは駄目でした。仕方なく286VJのFDを同じように清掃、給脂して
取り付けることにします。

 

折角メインボード脱着までしたので、これもジョイスティック端子増設の為、配線をします。
9ピンのオス端子はAT互換機用のシリアルケーブルを流用。

   

組み上げて動作確認。で、起動しません。CPUボードの取り付けがきちんとされていないと
正常に起動しません。何度かボード類を脱着の末、無事起動。

後部スロットにはCバスのSCSIボード(緑電子 MDC-925L)とメモリボード(6M)
を装着。
ところがここで問題。MOは毎回きちんと認識されるのですが、HDDは全パーティション認識
されない事が多く発生。その度にリセット。時間が掛かります。)
SCSIカードのせいなのか、大容量HDD(20G)を3IDで使うモードのせいなのかわかり
ませんがもう少し使い込んで原因を探るしかなさそうです。

メモリ関係はやはり386マシンなので楽です。コンベンショナルの空きも増えました。
HDDが認識されれば快適に使えます。インストールしてあるソフトも無事起動。



余談ですがEPSON機のキーボードは秀逸です。キータッチはやわらかめですがしっかりと打て
ます。
とりあえず今まで使ったPC-286VJは退役。又復活する日が来るかな?。

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