さて、いよいよ1号機に取り掛かります。
この機械、私が約30年前にはじめて購入したマシンで、大変思い入れのある機械です。
先日電源をATX化しましたが、動作が芳しくなく、いろいろと不具合があるのであちこち
手をいれてみます。
まずは現状、クロックは15Mhzに改造(改造を施してから約30年、良く動く良いマシン
です。)デフォルトの内蔵メモリ2M拡張(これは購入時から)スロットにはメモリ10
M、(X-SIMM10というボード)SCSIカード(SHARP純正)MIDIボード(SACOM製
SX-68M)HAL研のファインスキャナーボード、で全スロット埋まっています。
外付けハードですがHDD代わりのSCSI接続CFカードリーダー、128MBのMOが読めなく
なった代わりのHDD、640MBのMO、CD-ROMとなっています。(上においてある3.5
インチのFDDは未接続。)あと、MIDIボードからLA音源(CM-32L)、DEMPAの音声ミック
スケーブルで後ろのLINEOUTとMIDIをミックスしてスピーカーへ接続しています。(かな
りのローテクですね)外付けのハードは連動タップ(メインマシンの電気が入ると自動的
に他の部分がONになるタップ)を使っています。
この状態で電源を入れるとかろうじて電源が入り、CFリーダーからHuman68kが起動します
がなんにせよ動作が不安定、恐らくは前回取り付けたATX電源の不具合だろうと思われます。
よく言われている事ですがPROは電源が弱く(スロットに給電されている電流が少ないらし
い。)一部のハード、ソフトで”PROは除く”という表記をされているものが存在しますが、
私の経験上スロットに差すハード以外ではほぼ動作しない事はありませんでした。今でも
安定して動くすごくいい機械だと思っています。
ちなみに上の電源の写真が元々付いていた電源。コンデンサが破裂寸前です。これはどう
もPRO初期型の電源の様で、後期型よりも少し品質が良いらしい。ただこれを修理して使う
のは少しハードルが高いので残念ながら廃棄します。
電源換装ですがATX化に関しては前回作成したケーブルがありますのでそのまま流用します。
ただ、電源はなんらかのマシンから取り外した怪しい中古電源(中華メーカーの名前が書い
てある)しか無いので、仕方なくそれを繋ぎます。(ダメな場合はあとでいい電源と交換す
る事にします。)電源を接続、他ボード類も刺しなおし、電源ON。前回の怪現象が嘘のよう
に起動しました。
とりあえず支障なく動きます。まずはキーボードの一部のキー(テンキー側)の効きが悪い
のですべて外して清掃です。ちなみに難しくはありませんがネジが多くて面倒。それでも一
部のキー(テンキーのCR等)が効きませんがまだ我慢できるレベルですので良しとします。
(前はテンキーの2とかが効かなくて操作に支障をきたした)
次にHARDOFFで購入していたHAL研のファインスキャナーです。これはボードが付属して
なくて、別途オークションで落札。前回は動かなかったのですが無事動作するようになりま
した。(今回ボードの差し直しを実施したときにケーブルがきちんとささっていなかったの
でそれが原因かもしれませんが。)
128MBのMOドライブの代わりに取り付けていたHDDは完全に壊れていました。これは仕
方ありませんね。これに限らず私の手元にあるSCSIのHDDはかなりの確率で動作しないでし
ょう。CF化等の早めの対応が必要のようです。
で、128MBのMOドライブです。640MBのドライブが付いているのに必要ないのではと
思われるかもしれませんが、このMO、ブートデバイスに使えるので動くと非常に重宝するの
です。(もちろんHuman68kのFormatで、HDDとして初期化する必要があります。)
分解して清掃。清掃するレンズが何か所かある様で注意しながら清掃です。さて接続してMO
挿入しようとしたら入りません。もう一回分解組み立てです。今度はMOを入れた状態で組み
立てたら上手く行きました。ところがドライブを認識しませんあれやこれややってみた結果
このMOドライブ、他の富士通ドライブと違いIDのディップSWが別にあることが判明。よう
やく認識しました。
尚、時代物のドライブの為動作(特に書き込みの時)カタカタとうるさいですが、何とか復活
しました。書き込み、起動共に良好です。
余談ですが、640MBのMOは起動時、リセット時にメディアが挿入されているとSCSIの認識
で止まります。あと、Human68kのCONFIG.SYSのBUFFERSの値を書き換える事を忘れない事。
自分はBUFFERS=30 2048にしています。これで640MBのMOの読み書きOKです。(これは
あくまでも自分の環境ですが。)
実は作業の最中にもいろいろトラブルが起きました。マウスが動かないので確認するとクロック
アップ改造部分の5MHZのオシレータの配線が外れていたり、内臓時計が動かないので可変コン
デンサをいじってみたりしたのですが、解決せず。まあこれは我慢することにします。
トラブルは色々ありましたがようやく1号機復活です。サブマシンとしてしばらくは遊んでみよ
うと思います。
この機械、私が約30年前にはじめて購入したマシンで、大変思い入れのある機械です。
先日電源をATX化しましたが、動作が芳しくなく、いろいろと不具合があるのであちこち
手をいれてみます。
まずは現状、クロックは15Mhzに改造(改造を施してから約30年、良く動く良いマシン
です。)デフォルトの内蔵メモリ2M拡張(これは購入時から)スロットにはメモリ10
M、(X-SIMM10というボード)SCSIカード(SHARP純正)MIDIボード(SACOM製
SX-68M)HAL研のファインスキャナーボード、で全スロット埋まっています。
外付けハードですがHDD代わりのSCSI接続CFカードリーダー、128MBのMOが読めなく
なった代わりのHDD、640MBのMO、CD-ROMとなっています。(上においてある3.5
インチのFDDは未接続。)あと、MIDIボードからLA音源(CM-32L)、DEMPAの音声ミック
スケーブルで後ろのLINEOUTとMIDIをミックスしてスピーカーへ接続しています。(かな
りのローテクですね)外付けのハードは連動タップ(メインマシンの電気が入ると自動的
に他の部分がONになるタップ)を使っています。
この状態で電源を入れるとかろうじて電源が入り、CFリーダーからHuman68kが起動します
がなんにせよ動作が不安定、恐らくは前回取り付けたATX電源の不具合だろうと思われます。
よく言われている事ですがPROは電源が弱く(スロットに給電されている電流が少ないらし
い。)一部のハード、ソフトで”PROは除く”という表記をされているものが存在しますが、
私の経験上スロットに差すハード以外ではほぼ動作しない事はありませんでした。今でも
安定して動くすごくいい機械だと思っています。
ちなみに上の電源の写真が元々付いていた電源。コンデンサが破裂寸前です。これはどう
もPRO初期型の電源の様で、後期型よりも少し品質が良いらしい。ただこれを修理して使う
のは少しハードルが高いので残念ながら廃棄します。
電源換装ですがATX化に関しては前回作成したケーブルがありますのでそのまま流用します。
ただ、電源はなんらかのマシンから取り外した怪しい中古電源(中華メーカーの名前が書い
てある)しか無いので、仕方なくそれを繋ぎます。(ダメな場合はあとでいい電源と交換す
る事にします。)電源を接続、他ボード類も刺しなおし、電源ON。前回の怪現象が嘘のよう
に起動しました。
とりあえず支障なく動きます。まずはキーボードの一部のキー(テンキー側)の効きが悪い
のですべて外して清掃です。ちなみに難しくはありませんがネジが多くて面倒。それでも一
部のキー(テンキーのCR等)が効きませんがまだ我慢できるレベルですので良しとします。
(前はテンキーの2とかが効かなくて操作に支障をきたした)
次にHARDOFFで購入していたHAL研のファインスキャナーです。これはボードが付属して
なくて、別途オークションで落札。前回は動かなかったのですが無事動作するようになりま
した。(今回ボードの差し直しを実施したときにケーブルがきちんとささっていなかったの
でそれが原因かもしれませんが。)
128MBのMOドライブの代わりに取り付けていたHDDは完全に壊れていました。これは仕
方ありませんね。これに限らず私の手元にあるSCSIのHDDはかなりの確率で動作しないでし
ょう。CF化等の早めの対応が必要のようです。
で、128MBのMOドライブです。640MBのドライブが付いているのに必要ないのではと
思われるかもしれませんが、このMO、ブートデバイスに使えるので動くと非常に重宝するの
です。(もちろんHuman68kのFormatで、HDDとして初期化する必要があります。)
分解して清掃。清掃するレンズが何か所かある様で注意しながら清掃です。さて接続してMO
挿入しようとしたら入りません。もう一回分解組み立てです。今度はMOを入れた状態で組み
立てたら上手く行きました。ところがドライブを認識しませんあれやこれややってみた結果
このMOドライブ、他の富士通ドライブと違いIDのディップSWが別にあることが判明。よう
やく認識しました。
尚、時代物のドライブの為動作(特に書き込みの時)カタカタとうるさいですが、何とか復活
しました。書き込み、起動共に良好です。
余談ですが、640MBのMOは起動時、リセット時にメディアが挿入されているとSCSIの認識
で止まります。あと、Human68kのCONFIG.SYSのBUFFERSの値を書き換える事を忘れない事。
自分はBUFFERS=30 2048にしています。これで640MBのMOの読み書きOKです。(これは
あくまでも自分の環境ですが。)
実は作業の最中にもいろいろトラブルが起きました。マウスが動かないので確認するとクロック
アップ改造部分の5MHZのオシレータの配線が外れていたり、内臓時計が動かないので可変コン
デンサをいじってみたりしたのですが、解決せず。まあこれは我慢することにします。
トラブルは色々ありましたがようやく1号機復活です。サブマシンとしてしばらくは遊んでみよ
うと思います。
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