KEROKERO下記商会さんから、最近差し上げた連発ゴム銃UGR-5Eのトリガーが破損したと連絡がありました。まだそれほど使っていないそうです。
このタイプはコスト、工数を減らすために気にはなっていたのですが、今まで合板製だったものを平板製に変更したのです。
会社で現役だった頃コストダウンはよくやりましたが、いろいろな性能試験をしてから切り替えたものですが、今回はいいだろうというだけの判断でやってしまったのが間違いでした。経験が生かされませんでした、反省しています。
▼KEROKERO商会さんからの写真。
手持ちに2丁あったので調べてみると、以前に作ったのは合板製でした。早速平板製のものはφ2.5の竹軸を挿入して補強しました。
▼写真左上は平板製、左下は合板製。 写真右は平板製に竹軸で貫通補強したもの。
こういう破損したときの情報は、今後のゴム銃作りに参考になるので非常に助かります。KEROKERO商会さんありがとうございました。
今までも、情報を得るためにゴム銃を差し上げるときは、なるべく”壊れたら持ってきてね”というようにしています。
いろいろやっていると皆同じようなやり方になってくるんですね。
専用の治具を作っているとはさすがです。
その通りです。平板から切り出す場合、私は、自作の「T形治具定規」で貫通穴をあける面とその反対側に貫通穴に対して直角線を引き、丸鋸で切断しています。ボール盤でかなり正確に「貫通穴」あるいは「寸止め穴」をあけることができます。
私はこういう作業は好きです。
壊れたものを直すのは特に好きです。
壊すのもよくあります。
作業工程よくわかりました。単板を使うことがないので使うことはないかもしれませんが参考になります。
ダボ爺さん
たまには今回のような加工も楽しいですね。
私の方法もエスコペタさんとまったく同じです。
平板から作る場合、切り出す前にまず貫通穴をあける面を直角に切断してから穴明けすると、穴あけがしやすいと思います。
私の修理の手順は、
1:破損箇所を「瞬間接着剤」で充分に接着する。
2:1mm 径位の細いピンバイスでガイド穴をあける
3:使用する竹串の太さに見合った穴をピンバイスまたは卓上ボール盤で固定して穴あける。
4:あけた穴、竹串に接着剤を塗布して差し込む。
5:ナイフで余分な竹串を切り取り、ヤスリ、ペーパーで仕上げる。
これまでの破損の経験則からトリガーやリアフックの形状を板に写した時、木目(板目)の状況から、ここは破損の可能性があると思われる箇所は切り出す前に卓上ボール盤で固定して貫通穴をあけ竹串、接着剤で補強をしてから切り出しています。
トリガーの貫通穴ですが、ピンバイスでやろうとしましたが無理なので卓上ボール盤で固定して穴あけしました。
このトリガーを糸ノコなしで作るとはさすがです。
お手数をお掛けしてスミマセンでした。
輪ゴムの力の衝撃は思っているよりすごいのですね。
やはり手を抜いてはいけませんね。
いい反省になりました。
やむなく合板で作り直しましたが糸鋸を使わない私にとっては曲線の凹は時間かかりました。鋸で荒い加工をし、彫刻刀とカッターナイフ、紙ヤスリで成型しました。
破損箇所ですが直接指の力が掛からない所なので回転羽根が打ち付けられ割れたものと思われます。
重要なところは手を抜いてはいけませんね。
反省しています。
こういう壊れ方をよく経験します。
トリガーとかトリガーガードとか
どうしても破損するところですね。